過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

「みんなのおうちカレー」を読む

2014-11-16 08:34:21 | 食に関わる情報本
おうちカレーの写真とレシピ、エッセイが20セット、集められたアンソロジーを読みました。
テレビや新聞でお名前をみる20人の方が、ご自分のカレーを作り、カレーやカレーのある風景についての思いを語られている本です。
カレーって不思議…こんなに違うのに、でもカレーだって解る(笑)。それが面白くて、本屋で買い求めた本です。

■みんなのおうちカレー、㈱柴田書店、2014年
美味しそうな写真よりも魅力的だったのは、エッセイだった。
父の背をこせないカレーの思い出。
丁寧にスパイスを並べているときに、ちゃんと暮らしていると安心する気持ち。
自分の原点を捜すような気持ち。
昭和味のカレー(野菜煮込みにカレー粉にうどん粉、と書かれていて…惚れた)から、どろどろと粉っぽさを抜いて、懐かしい気持ちに美味しさを添えてやるカレー・ライスを作る和食職人。

食は、時を越えるパスポートであり、自分を振り返るマイル・ストーン。胸が篤くなる一冊だった。


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4 コメント

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Unknown (ほ助)
2014-11-16 12:35:23
こういう企画の本好き
著名人の食器棚拝見とか
朝食だったり
カレーもありだな~~
見てみたい
レシピも載ってるののよね?
Unknown (晴子)
2014-11-17 01:29:31
過労死予備群さん、こんにちは♪(*^▽^*)ノ
ふふ、ほ助さんに同感!
私もこういう本、大好きですっ♪
ところで、たしかこれ、もうひとつお弁当か何かの
シリーズ本、ありませんでした?
(うろ覚えなので、まちがいだったらごめんなさい!)
私、そっちのお弁当の本、確か持っていたような気が
します。(*^~^*)ゝ

ところで、カレーはそのご家族の歴史を雄弁に
語りますよね♪(*^▽^*)b
さらさら派だったり、どろっとじゃないとダメ!だったり。
具も、チキン、野菜、ビーフ、あえてたまねぎだけ、とか。
ちなみに、予備群さんはどんなカレーがお好きですか?
私は中程度さらさらの豚のうすぎりがはいったカレーが
一番なつかしいです(*´∀`*)b
(おばあちゃんカレー、とよく呼んでおりましたw)

応援ぽちぽちー☆ヾ(*´∀`*)ノ゛
ほ助さんへ:レシピありです。 (過労死予備群)
2014-11-17 17:58:41
ほ助さん、こんばんは。
柴田書店のこちらの本は、レシピありです。

一人で複数のレシピを書かれている方もおいでです。少なくとも1人最低一つは、レシピありでした。
レシピの書き方にも、個人差があって、ほほえましいです。
「クウネル」や「天然生活」の特集で、キッチンの収納があると、読み込んでしまいます。面白いですね、考え方が表れていて。
晴子さんへ:PARCO出版かしら? (過労死予備群)
2014-11-17 18:10:55
晴子さん、こんばんは。
うふふ、私もお二方同様、こういう本、大好きです。

お弁当もあるとなると、そちらはPARCO出版の「アンソロジー」シリーズではないかと思います。
時代をさかのぼって、そのテーマで書かれたアンソロジーを集めて編纂したシリーズで、著者筆頭には阿川佐和子さんが、でているかと存じます。

PARCO出版のは、お弁当、カレーライス、おやつ、に続いて、秋にビールがでたそうです(笑)。
この「アンソロジーお弁当」は、心が篤くなる、いい本でした。私も持っています。
こちらのお弁当には、レシピはありませんでした。

柴田書店は、最近、とてもいい料理本を出しています。昨日も、まるで旅行記のような形で編まれた、世界の郷土菓子に関する本を見つけました。わくわく、しています。

本当に。カレーは家庭の歴史を語りますね。
私は大人世帯の中の一番ちび、として育ったので、大人カレーから取り分けられたカレーに、卵の黄身をおとして、マイルドに整えられたカレーに馴染んで育ちました(笑)。
大人カレーは、父の好みに合わせて作ると、玉葱、ジャガイモ、人参、豚の角切り肉が入っていて、ウースターシャソースと胡椒が効いた、ちょい辛めのカレーでした。
洋食好きだった祖母が作るのは、玉葱と牛の薄切りのおしゃれなカレーでした。
ふふ、語れるのが怖いところですね。

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