過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

伝統のゆべし (柚餅子)をいただく

2017-01-13 23:14:00 | 日いづる国の伝統食
年越し近くの到来物に、真空パックに入った、茶色の物体がありました。
餡の塊だろうか? ドキドキ…。と悩むこと数日(笑)。意を決して、お電話しました(笑)。



茶色の爆弾が、真空パックに入っているようにしか見えない…(笑)。
パックを切ると、柚子の香りがしました。
はい! 手造りのゆべしを、頂戴したのです。

切り分けた品を食したことがあるのに、丸ごとを見て気づきませんでした(笑)。手造りの伝統のゆべしに、触れるのは初めてでした(ニッコリ)。

北関東に伝承される、胡桃入りの餅菓子のような和菓子とは違います。
珍味の柚餅子や、丸柚餅子は、柚子の中身をくりぬいて、詰め物をして、熟成、あるいは、蒸して作られます。

珍味の柚餅子は、味噌、胡桃、山椒粒を詰めて、藁苞に包み熟成させます。コク深い塩香があり、酒肴に供されます。

丸柚餅子は、蒸し菓子です。柚子の実の上部を切り取り、そこから中身をくり抜いて柚釜を作り、そこに柚子皮、餅米粉、砂糖などを混ぜたものを詰めて、蒸して仕上げます。



今回、いただいたのは丸柚餅子でした。
切り分けていきます。間に胡桃を包んでいて、柚子の香りがさらにたちます。素晴らしい弾力性と、しっとり感に驚きます。



網で、軽く炙りました。わぁあ、いい香り!
もちもち、しっとり。美味しい!
ほの甘いけれど、柚子の香る、胡桃がアクセントの、なめらかな充填感が魅力でした。

お電話で尋ねると、紅白なますに乾柿のように合わせても、美味しいとの言葉をうけました。伝統として見聞きしても、未体験の新しい知識は、未だ未だ多い! 日本に生まれ育っても、未だ学びは尽きないことに、ワクワクしたのでした(ニッコリ)。
年末年始は、学びと出会いをくれる、素敵な時期です(ニッコリ)。また精進します。


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七日は七種粥伝説が生まれた日(笑)

2017-01-13 04:42:00 | 日いづる国の伝統食
お粥炊きにワクワクしていたので、お供にも熱がこもりました(笑)。



○ルクで七草粥 →前記事★
○しらすおろし
○海老と小松菜、焼き豆腐の炊き合わせ
○芹のみぞれ和え
○明太子
○とろろ昆布
○お粥にあう御節を選んでフィニッシュ(笑)



このお粥の美しさ。よく出来ていて美味しいことに驚嘆! 柚子皮を千に切り、お好みで。



海老と小松菜、焼き豆腐を、昆布出汁、塩、日本酒とっぷり、淡口醤油は香りつけにわずかで、さっぱりと炊きあわせました。



芹のみぞれ和えは、前夜に登志子さんのblogで拝見し、この献立に加えようっと思ったのでした8ニッコリ)。



釜揚げしらす、大根おろしの、天には生姜をちょん!(笑)
あまりにも普通の副菜ですが、陽射しが明るいだけで、ご馳走に写るのが、ちょっとシャク!(笑)



just finish!(笑) おせち完売。



一膳、そのまま食べてしまいたくなる七草粥が炊けたのは、初めて。ルク、お見事なり…。



到来物の博多の明太子は、お粥にあわせても、きれいさを損なわない……深く美味しい。



いい、とろろ昆布の開けたてを。よくぞ、日本人に生まれけり!

かくして、伝説2017が作られました!
お米 一合 から作った七草粥を、二人で美味しく食べきりました。有り得ない…。
今までのお粥ですと、二人分の七草粥はお米 1/3合から1/2合で、計算されてきました。胃腸を休めるのが目的とも、お餅を足すからとも、言われています。
今回、その倍量が完食できたのです。驚きました(笑)。

以上、伝説の七草粥体験でした(笑)。



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ルクの公式webで七草粥を学ぶ(笑)

2017-01-13 04:26:00 | 日いづる国の伝統食
★おはようございます。東京でも厳しい寒波を体感する朝です。皆様、お気を付けて。
鏡開きまできましたね。時間の早さに呆れています(笑)。
料理三昧だった年越し休暇中が、遠くに感じられます。これを書きあげると、気持ちも走る日常に戻ってしまいそうぅ~(笑泣)


さて、時は正月七日のこと。今年は年始に数日ゆとりを持ったので、七草粥をちゃんと考えることができました。

今までやってきた、自分の水加減や調理の仕方とは、また違う遣り方を学ぶ機会になりました。
調理は科学です。基本となる材料と水、塩の反応は変わらなくても、介在する調理器具による「熱」の加わり方を考えることも大事と学びました。



■ルクで初!七草粥
ふっくら、艶々に感動した朝。

前夜、常の鍋炊きの水加減(=米の8倍重量の水)、昆布をひたして、休みました。昆布を抜いて炊き、別に塩茹でした七草を混ぜ、塩加減するのが常でした。

早朝、ふと思い立って、ルクの公式サイトを検索すると、思った通り!
ちゃんと七草粥レシピがありました。それも鍋指定レシピなのに苦笑しました。
昨年、到来したル・クルーゼがサイズ同じであることに運命を感じて(笑)、お米を一合に計算し直して、レシピ通りに追いました。



ル・クルーゼ22cm、ラウンド
七草パック

公式レシピとの違いは、
1)レシピの比率を反映して、お米が一合、昆布を浸けていた水は900ml
2)七草は硬さ別に刻み、塩をあてた
3)ぎゅっと絞った七草に含まれていた塩以外は、塩は足さなかった。



硬さ別に刻み、塩をあてました。写真の後で、大根を刻み足しました。



底にサリッとくっつくような感じに、ドキリッ。水はぴったりで仕上がることに驚嘆(笑)。
ふっくら、たつようなお米はすごい!
やるな、公式サイト! あ、いや、鍋(笑)。

公式サイトに載せるまで、実証された方達は大変だったろうと思います。鍋のサイズは決まっても、火力の基準って難しいからです。

調理道具によって、レシピも変わっていくことを実感しました。
これって、竈や七輪が、ガスコンロに換わった時にあったことでしょう。電子レンジも激変だったはずですが、ここまでは自分の暮らしに、最初からあったから、きづかなかったのでしょう(ニッコリ)。
愛用のストウブ鍋は、無水調理という確立された方法で、私は使えていました。
今回のル・クルーゼでお粥は、地厚の鉄鍋に近い鋳物感がありました。鉄のすき焼き鍋に蓋を用意した感じ?(笑)

それぞれの文化に、違う食があり、その後ろに調理道具の変遷もあったのだと、楽しい気づきがありました。ただ、熱を加える意図がわかれば、道具の差は越すことができそうにも思います(ニッコリ)。
また新しい楽しみが増えました。食の世界って、やっぱり面白いです!(ニッコリ)


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