ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

講演会イメージ

2009-07-11 23:42:58 | Weblog
 出勤は止め、明日にでも行く。
 秋の勉強会・講演のイメージを少々作る。
 インフルエンザの話をと言われ、「私の基本的考え方、厚労省と違うけど、それで良いなら。」と返事をすると「いい」。
 “結果、やばくなっても知らんぞ。”でも、自分では間違ってはいないと考えている。
 教科書のような順番だと、まじめだけどちっとも面白くない。
 導入に、何の話題を入れるべきか、締めは?
 締めはやるべき対処、“治療”で目覚めてもらおう。
 資料を探していると、毎年の季節性インフルエンザ、日本の患者さんは実数ではないが、定点報告からの概数では1000万人前後はいるみたい。
 だったら、時々新聞に載っている新型インフル患者総計はたいした数ではない。
 まあ、いつもは流行らない夏に向かってもいることだけは学習しとこう。
 一つには、今まで夏期は少なくなるからと確認検査を適当にはしょっていて、埋もれて調べていなかっただけかも。
 そうでない場合は、新型インフルは夏にも少し強いのかも。
 イメージの後は、弛緩。

 高校野球控え選手送迎バスが横転事故、運転手スピード出し過ぎでなんて可哀想。
 例え免許取得後、1年位でも制限速度で丁寧に運転してたら、高速でひっくり返ったりしない。
 別のバスのレギュラー組と一緒に出発して、遅れていたというのなら、レギュラー組のバスはぶっ飛ばしていたハズ。
 先輩に遅れてはいけないと、きっと心中必死だったんだろうけど、福知山線事故運転手の心中に通じるものがありそう。

※ サミット、1975年(昭和50)G6で始まったことを知った。
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皇后陛下 in カナダ

2009-07-10 23:11:49 | Weblog
 夜のニュース、皇后陛下がカナダのこども病院で、「揺籃(ゆりかご)のうた」(日本の子守歌)を歌う。
 何気なく見ていたが、“感”入ってしまった。やさしく静かに歌って、「・・・Sleep well tonight(今夜はよく眠ってくださいね)」、誰がここまで考えたの。
 皇后陛下の人柄が浮かび上がった時間と空間。
 とても偉そうには言えないけど、“A”首相にも教えてあげて。
 今日の一日はこれで終わった。

 入院患者さんは減ったが、コントロールがうまく行かない。
 治療目標と現実のギャップ、患者さんの希望と実態、究極は決まっている。主治医が目標を下げたら、もう上げられそうもないジレンマにもがく。
 迷いは見せられない感じ、見せたらどうなってしまう?

※ 主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)の有用性は何か?
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黒いハト

2009-07-09 22:47:41 | Weblog
 自民党鳩山邦夫前総務相、「国会にはハトが2羽飛んでいる。黒いハトと白いハトだ。私が白いハトの鳩山邦夫だ。」
 ここまで言えるのは、兄弟肉親だから。
 第三者が言うと、マズイ。
 考えると、思い出すハトはグレーが殆どで、“灰色”、極めて現実的。
 献金の理屈はよく分からないけど、今の日本の制度では個人献金が多くても、少なくても、その影響は表には出てこない程度。 
 日本では個人献金は禁止。でも、政治家の資金管理団体へならOKと、いつもの形式を整えて中味は“ザル”、パチンコ換金と同類。
 100%は誰も期待してないから、程々の納得の程度。
 やっぱり、数年前から“故人”を任せっきりだったでは、管理責任から、ちょっと格好がつかない。これ以上偉そうには言えない。

 新患外来の人数は多くなかったが、始めと終わりに手間。
 始めに他院の某医師が受診。その方の見立てと実際にギャップがあって、他の医師の言うがままを信じてしまってはいけない事を学んだ。
 終わりの方、またも他院の見立てと今日の診断のギャップ、患者さんには言い難い部分もあって、苦しい説明。
 前者の場合は、見立てたのが本人だから率直に言えるが、後者は困る。
 全て率直に言えると楽だけど、そうもいかない。
 外からは、“キズのなめあい”に見えそう。
 私も“灰色”のハト。

※ 堀江被告らに14億円賠償命令、まだ“ライブ”。
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原付バイク横転

2009-07-08 22:42:18 | Weblog
 帰ろうと病院前の道を曲がろうとした時の病院前丁字路、病院前から出て、直線道路に向かって右折で入ろうとしていた原付バイクが直進してきた原付とぶつかりそうになり、互いに急ブレーキ。
 衝突はしなかったが、右折寸前バイクは横転、ここで気づいた。
 直進車は止まって運転手は無傷。横転バイク運転手も転んだだけに見えていたら、ヘルメットが一個多い。
 “ん、メット多すぎ?”と思ったら、横転バイクの向こう側に少女(に見えた)が泣いている。行くべきかと向き直したら、自分で立ちあがって肩を押さえて泣き、運転手が声を掛けている。
 転倒時に横に投げ出され、右肩打撲のよう。
 近寄って聞いても、きっと痛くて泣いて診断は無理そう。
 運転手、“父?”が聞いているし、緊急性はなさそうだし、病院受診の判断は任せられると考え、そのまま。
 ちょっと冷たいかもだけど、泣きじゃくる子供の的確な診断は難しいし、直後の激痛の暫くを過ぎたら、程度分かってくるだろう。
 直線に向かって、右折で入ろうとしたバイク、直進優先状況で、一時停止・左右確認を十分せずに突っ込み、更に、スクーター風原付バイクの運転席前に、頭にメットを乗せただけの子供を足に挟み込んで立たせて、バイクのスピードと自分の運転を過信した親は“有罪”相当。
 子供は可哀想、直進バイクはとばっちり気の毒。
 いい加減で良い部分も一杯あるけど、向こうが優先道路なら、自分が安全確認をしなければならないのが今回の絶対ポイント。
 
 予約外来、某患者さんが昼食に食べてとサンドイッチ。バタークリームサンドは重たかったが感謝。

※ 中国主席、サミットよりもウィグル優先帰国、留守番いない?
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七夕

2009-07-07 22:01:57 | Weblog
 七夕の御利益あらたか、午後3時開始予定が3時45分“鎖骨下静脈穿刺”始める。
 4時半から会議があって、私が司会で出席必須。
 スタッフには「4時20分までで無理なら止め、カテラン針(麻酔用細く長い探索針)で静脈に当たるまで、CV(鎖骨下静脈カテーテル)セットは開けないで。」と言って、若いのがスタート。
今日は一年下の研修医が見学したいと患者さんの頭元に詰めて、秘かな圧力。
 消毒に隙間が出来るが、はじめから小言は萎縮かと、小姑は気に入らんかったが、ここは耐えて黙って口出し無し、見逃し続けさせる。
 麻酔針で探るが、この方の鎖骨下静脈は深い。前入った時も、深く難しい。
 看護師二人、医師二人の8つの目に見つめられて、何とか静脈血逆流を見る。
 しかし、カテーテルを進めると入らない。再度、金属針で探り、十分な逆流を確認、「それだけ引けたら大丈夫だよ。」と声を掛けて、カテーテル挿入。
 カテーテル挿入後、再々度注射器を付けて血液逆流を確かめてOK。
 糸で固定するときに、太めの針で皮膚を刺し、その針穴から糸を通して縫うという、横着簡略節約方法を行う。
 『雑、コクナ!』と心中思ったが、今回言うのは止めた。
 いつも以上に固定し終わりと思ったら、最後の消毒で?
 イソジン(ポピドンヨード)で刺入部の消毒をする(手技がきちんと出来てたら、この消毒は入らない。)が、乾く前に拭き取り、結局消毒は無駄。
 「無駄だよ!」と言ったけど分かった?成長した?
 「研修医が見ててプレッシャー、後輩の前でドジ出来ない。適度の緊張で良かったんじゃない。」
 「今日、うまくできたのは○○(側に付いてた若い看護師さんの名前)さんの御陰です。」と吹いたけど反応無く、“シ~ン”通じなかった。
 「失礼しました。」と自ら締めて終わり、難しい方、無事に終わって御苦労さん。
 4時25分で30分の会議に間に合う。

※ クレジットマスターなんて技があると、ネットでカード使えない。
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腹腔穿刺も不十分

2009-07-06 22:51:09 | Weblog
 朝のうちは、雨が残り、病院内は蒸し暑い。
 今日はドック健診担当だったが、来院者は少なく、普通の外来も少なそう。
 昼前に研修医と腹腔穿刺をしたが、排液が悪い。暫くして見に来ても出が悪く、刺し直しても今一つ出ない。超音波エコーで、腹腔を探ると前回よりも隙間が狭い。
 腹を手で触ると十分に腹水はありそうなのに何で?
 無理強いは危険も出てくるので、明日腹部CT検査をして考えることにした。
 明日は、先週の“鎖骨下静脈穿刺・判断ミス症例”の再施行を予定。もちろんその時の若いのと一緒にやる。でないと、互いに成長しない。
 体型的には難しい部類、でも血の流れている血管は必ずある。

 昨夜のテニス・ウィンブルドン決勝戦は4時間以上もやってたみたい。
 自分は眠くなって、1時間半位で寝たが、その後も十分いいゲームだった。
 4時間以上だから、深夜2時は耐えられない、翌日仕事のある人にとっては残念。

※ ウォークマンは7月で30周年、そんなに経ってもう中年。
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日曜休日は緩んでOK

2009-07-05 22:57:00 | Weblog
 昨日洗車した時、窓ガラスにレインエックス(雨弾き効果剤)を塗り忘れてたので塗る。塗らなくてもいいかも、でも、いつ頃からか塗って撥水効果を見てると塗らないと何か忘れた感じに染まらされている。
 ワックス掛けの時だけ、年に数回。
 今日は電話もなく、仕事用暑中見舞いの裏面を作成。
 その間、昨日の勉強会内容を思い出し、学ぶべき所(エアロゾルによる感染経路等)があったと少し復習。
 それから後は結構緩んだ日曜日、昨日の洗車のせいか、背中が張る。
 
 夜、テニス・ウィンブルドン決勝戦を見ていて、試合中にニューボールに替えたり、ラケットも定期的に替えたりで、これは自動車の“F1”と似て、実用車とレーシングカーの差。
 違うのは、途中で靴を履き替えない辺。
 まあ、フェデラーは今、最高にうまい。

※ 外国人“オタク”多くても、誰も傷つけない。
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予定外突然出勤

2009-07-04 23:19:25 | Weblog
 午前中に洗車をし、午後から勉強会に行こうと早めの昼食時、病院から電話。
 今日は何もなかったハズなのに、若いのから、「喀血の方が急患で来て、・・・」と報告。
 まあ、この言い方は見にいった方が良いだろうねっと、予定外出勤。
 もしかしたら、勉強会は行けなくなるかも、仕方ない。
 着くと、気管支鏡の準備中で平生よりも休日の方が色々追われて準備が早い。
 普段もこの位の速度を期待したい。
 気管支内検索で出血源はよく分からず、見込み止血処置。
 もし、止まってなかったら、もっと手間取って、勉強会は無理だった。
 気管支鏡終了を待って、病院を出る。予定より、40分の遅れ。
 急いだ時ほど、なんやかや。ホームへ急ぐと電車は駅を離れる所で一台遅れ。 
 次の電車は前の駅で、お客さんの荷物がドアに挟まって出発が3分遅れていますと構内放送でまた遅れ。
 混んでてつり革、前の方がリュックを背負い、私の腹部を押す。
 背のリュックは後の人に遠慮させるってこと、分かってない。
 電車内でトイレを済ませて時間を稼ごうと考え、トイレ車両に行くと“使用中”の表示。しかし、目的の駅に着くまでずっと“使用中”のまま。
 だったら、故障で使えませんとか表示してくれって、着いて行かねば。
 何とか、3分遅れ位で会場着、入ると参加者少ない。そんなに人気なかったのか。
 折角だから、後半に質問をする。会場からの質問は私だけだった。
 いつも感じるけど、ふと疑問に思ったことなど何で聞かないのか分からん?

※ 北朝鮮ミサイル7発(1発=2億位)も打ったら、更に金無くなりそう。
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失敗の原因は判断ミス

2009-07-03 21:59:58 | Weblog
 昨日の失敗は夢うつつで反省、夢に出るほど深かった。
 時間的無理なら撤退と始めは考えていたのに、つい無理をして墓穴に自ら入るという“判断ミス”。
 5時から始める緊急性は何もなかった。
 こんなことが“うつつ”に出てくるのなら、出来るなら自分が主役で再施行できるかな。自分が主役なら、側で心中の不安を抑えながら見守る憂鬱は避けられる。
 先月分のレセプトチェック、日中の隙間時間に完遂。
 夕方は、またも残り始めた宿題を八割終える。
 次週の腹腔穿刺は6日の月曜予定と変更(今までは火曜)。
 研修医を捜してやらせるか、久方ぶりに自分でやって、イメージと“気”を上げておくか、まあ、どっちでも良さそう。

 今日は新患担当ではなかったが、新患患者さんは昨日よりも更に少なく、こんなに少ないと収入減、ヤバイゾッて位。
 新型インフル患者さん、とうとう当院にも巡って来たみたい、でも、個人的には関心が薄れてしまっているのを感じた。

※ “A”首相と故人献金、もうどうでもって感じてしまいそう。
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鎖骨下は一勝一敗

2009-07-02 23:08:08 | Weblog
 今日のノルマは若いのとの二連続鎖骨下静脈穿刺。
 新患外来で手間取ると、尾を引くと気になっていたが、天気予報の通り、10時前後から、外は強烈な雨。
 これで、病院へ行こうと考えていた軽症患者さん、“今、出るのは止めよう。”と新患患者さん数、後半伸びず少なめ。研修医も物足りなかったかもだけど、たまにはいいか。
 若いのも午後に余裕あって、二件あるので早めに始めたかったけど、スタッフの関係で開始は結局15時過ぎ、これが後にたたる。
 まず、一人目で事前に超音波エコーを当てると、静脈らしい影が映り、比較的楽に出来そうな感じで開始。
 麻酔の探索針ですぐに静脈に当たり、太めカテーテル針に変えて刺すが“ん?”
 探れども、霧中。もう一度、麻酔の細い針で探索しOKで、カテーテル針に。
 然るに、またもや霧中で、モヤモヤの施行が続き、4時近い。
 「代わる?」と声を掛け、先輩の意地を見せて、一件目終了。
 ここで若いのには、他病棟の仕事が入り、二件目までに間が空き、開始が更に遅れる。
 二件目は5時頃に始まり、この患者さんは体型的にも難しそうで重たい予感。
 事前の超音波エコーでも、静脈は見にくく、予感の始まり。
 若いのも慎重に始めたが、血管には全くかすりもせず、時間だけが過ぎる。
 6時近くになって交代。確かにこの方、静脈が深く難しい。探索針の皮膚への刺入角度は皮膚に対して60度以上の感じで、そのまま行くと動脈や肺を突き刺しそうな不安を覚える。
 それでもなんとか静脈に命中。しかし、カテーテル針に替えた時、微妙にずれたようで、静脈に刺さらない。仕方なく、もう一度細い探索針に替えて探るが、今度はこれでも、霧中に入り込み、探れども不明。
 どこかでずれてしまったようだが、迷路の出口が見えず、これ以上は患者さんと周囲へ負担を掛けすぎと挫折、“ギブアップ、残念”。
 一番始めの予定通り、もっと早く始められていたら、時間に焦らされずに余裕があった。余裕のない仕事はミステークの確立が高まる。
 確かに二件目は開始前の、物品・位置決め・イメージの確認余裕もなかった。

 結果、一勝一敗でも昨日の気力の弱い感じは消えてたのは、グーッ。 

※ 4年も前から、故人献金だったら言い訳むなしい。
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