不随意運動疾患

　今日も、結構暖かい日で、出勤は半袖でＯＫ！
　今日の外来、いつもよりも新患患者さんが多く、手間取ってしまった。
　その中、手が震えると言って来られた方。
　診ると、震えではなく、不随意運動様に見え、脳細胞を回転させても、脳底から知識は浮かび上がってこない。
　不随意運動疾患は、もう、学生時代の授業以来で、神経内科、今は脳神経内科というのだけれど、お任せするしかなく、即、紹介状を書かせて貰った。
　突然の低頻度希少疾患は、重箱の隅で微かな記憶しかなく、如何ともし難い。
不随意運動は、運動過多症とも言われるようで、患者さんには折角相談して頂いたのだが、上記の結果となってしまった。
　脳ＭＲとかの検査もできるけれど、診断方針の定まらない検査は、無謀の極みになる。

　もうひとかた、病状に対する薬剤選択がいい加減だったと反省すべき事もあった。
　ま、この方は重症ではないから、恐縮ながら、そのうち修正で追いつけそう。

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