ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

節分

2006-02-03 17:51:50 | Weblog
 朝のニュースで保育園の節分行事を紹介していた。
 大人の扮した鬼に追いかけられ、豆をぶつけ返してめでたしめでたし。
 ガキの頃は、色んな鬼の話を聞いたけど、酒天童子の鬼が一番恐かったかすかな記憶がある。それは、美女に扮した武士(たしか“渡辺綱”だったかな)が鬼の腕を切り取るリアルな絵本を見たからだろう。そして、切った腕をつかみ鬼に向かう姿。その後、鬼が自分の腕を取り返しに来る。
本を読んだ後、その夜は必ず戸締まりを見たものだ。
恐い話を聞いたり、見たりの夜は必ず鍵を確認したくなる習性をみんな少しは持っているでしょう。
 各地の鬼では、ニュースに出る生ハゲの鬼が恐そうだった。迫られるとびびって、ちびりそうなくらい。

 現代の鬼はどこにいるだろうか。まあ、人の姿を借りた鬼はいっぱいいるね。
 あえて、探す必要もないくらいに。自分の心中にも隠れた鬼がきっといるでしょう。

 今日は、ふと救急室に行ってみたのです。その前にきた意識障害の患者さんを、若手の医者がどう診るのかと、覗きに行ったのです。
 予想通り、一通りの血液検査、心電図、胸レントゲンをして、更に頭部CTをも検査に加えていました。
 よくいわれるように、一般の診察が足りない。検査確認して安心を数字と写真で確認し、患者さんとその家族に見せてはなす。
 間違いではないけど、時間と資源の浪費。でも、この段階は自分の予想と結果を目で確かめていきたいのだろうねと解釈しておこう。
 私が口と手を出しすぎると考えないし、出さないと検査が多いし、この間を行ったりきたりして、成長することを期待しよう。
 救急室に研修医も患者さんを診てたけど、誰かフォローしてくれてるだろうね。私でもよかったけど、でしゃばり過ぎるのも気が引けるし、あっちも遠慮が出るかな。。

 月曜に具合の悪くなった方は、かなり改善し、この週末は大丈夫そう。
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