ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

ノロウィルス

2005-01-15 23:00:57 | Weblog
 このごろ、新聞紙上などで見かけるノロウィルス。まあ、冬の腹にくる風邪の一種ですね。
 まずはじめに、このウィルスにきく特効薬は存在しないことの認識を思い出して始まる。簡単に言えば、それなり(程度に寄れば補液など)にしてほっときゃ大体は治るよ、治らないのは、自分への過信と自分を認識出来ない場合だけ。後者が例えば老人ホームの例などでしょう。これで集団発生させてしまうというのは、重々おわかりでしょうが、触って感染させる、移してしまうと言うことに対していい加減な取扱いをしているからでしょう。ですから、これを発生させてしまったところは、衛生観念と実行がなされていなかったことの実質的認証でしょう。それらの施設はそんなレベル(人も施設も)なんですね、残念ながら。いくら外見がきれいでもね。
 例えば、コレラ患者さんでも、その人の手のひらから細菌はわき出てきません。汚染物を触った後で、手についた菌を移ししてしまうのです。コレラ患者のコックさんでも、手を清潔に保てば、唾液を飛ばさなければ、その人の作った料理から感染することはあり得ません。
 まあ、知らず知らずのうちに、料理をする手で自分の身体をあちこち触っているのでしょうね。調理を始めたら余計な所は触るなっということですね。
 老人施設での集団発生、これは老人さんが歩いてまき散らすなんてことはありませんから、職員が今まで、その程度の認識だったことの証拠が露呈したことになるでしょう。
 集団発生させた施設は自らのいい加減さを恥じて、猛烈に自己反省をせねばならないでしょう。施設長が出てきてくだらないゴタクは聞きたくもないっていう感じだよ。

 今回の件に関しては、里見クンも財前クンもまた東教授も意見は一致するでしょう。
『清潔の概念をしっかり知って、実行するのはあたりまえのことだ』と。
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