ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

診断に困ったときは?

2011-04-21 22:33:47 | Weblog
 ・・・“全身CT”に最後の期待。
 先週受診され、1週間経っても、良くならず、代わり映えしないという患者さん。
 身体所見や血液検査等では、的を絞りきれず、やや節操に欠けるが、全身スクリーニングを全身CTに委ねる。
 話を聞く問診と、身体を診察して異常を追求していくのだが、所見が甘くしか取れず、追い詰められず、脳細胞も浅くしか回らない。
 こんな時は、致し方なく苦し紛れの全身CT(首から体幹、胸腹部)と身体の中心の全身レントゲンのようなもので、今まで何を診察してたのと言われそうな自虐もあるが、これで的がみつかれば良いというか、見つからなければ、それ以下の病気と考えられると自分を慰めて検査の話と実行。
 結果、骨盤部(骨盤に囲まれた部分)に病変があり、これが主因と診断。
 自分を慰める言葉、『この方は、小太りで腹部触診では何もよく分からなかったから致し方ないだろう。』
 確かに腹部に脂肪の多い方、症状が強くないと触診所見はよく分からないとしておこう。
 この患者さんはこれで次に進めるが先は長そう。

 折角の体験の機会だったが、研修医は来なかった。まあ、忙しかったことにしておこう。

※ 原発、言うこと聞かないと“罰則”かもと説明不十分で展開が短絡速過ぎ。
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