ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

午前五時

2006-02-05 22:03:49 | Weblog
 久方ぶりに、未明の電話。少し明るく、雪もやんでおり、まあ、覚めかけていたこともあり、今回はタクシーでなく自分で運転出勤。
 この週末は安心していたのだけれど、ハズレ、想定外ですね。
 日陰の路上は所々、凍結の名残りがあり、注意。
 病棟に行くと、当直の研修医が大体動脈から採血中。
 患者さんは程なく、やや回復。
 もちろん、私が行ったからではなく、その方に回復する力があったからです。
 薬や酸素吸入、これらをしても受け入れる余力のある身体でないと持たない。
 研修医に聞くと、この夜は外来に20名余り来て、多くはインフルエンザとまだ多い。 
 この患者さんへの指示をどうするべきか、聞こうかとも考えたのだが、眠そうできっと頭が回らないだろうと、私が指示した。 
 夜間に20余名も来たら、まあ殆ど眠れてないね。まとまってくるのではなく、パラパラとそれぞれの都合で来るから、まとめて休む暇はないだろう。
 勤務医の肩をもてば、だから勤務医数の減っていく一つの理由になろう。
 夜間の20余名全員に、全力では対処できない。毎日そんなことしたら、医師の心筋梗塞とくも膜下出血が倍増しそう。まあ、単純平均からみると、この中で緊急性のある方達は25%以下かな。
 色んな事情で夜に来るのだろうけどネ。
 
幹部もいい顔ばかりしないで、もっと本気になってよ。
 ・・このようなことをいうと、「それでは、どうすればいいのか」と言いそう。
 夜間人員が少ないと、必要なら増やす。これで人件費が足りないなら、どこかから都合する。 
 すると、「人は増やせない。人件費もない」という。
 ずっと前から、この堂々巡りから出ようとしない。
 何を一番大事と考えているかで決まりだ。
 これくらい単純に割り切らないと進展しないよ。

※ 東レ・テニス決勝戦、デメンチェワvsヒンギス。私も復活ヒンギスに期待したのだけど、デメンチェワが先手先手と勝ってしまった。今度のフランス大会(土のコートで球速が遅い)に期待。
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