胸部Ｘ線写真では見えない

　今日は曇りで、気温は昨日よりもやや低めだった。
　外来患者さんは、それ程多くはなく、特定健診のオワリが近づき、こっちがやや混む。
　合間に、健診の胸部Ｘ線でチェックの入った方のその後をみていると、胸部ＣＴでは、最初に気になった部分ではなく、肺動脈の裏側に異常陰影が見つかっていた。
　そこで、初めの胸部Ｘ線写真と後の胸部ＣＴを見比べると、肺動脈の裏側では、普通の胸部Ｘ線写真で、それを見つけるのは、まず、至難の部位であった。
　こんな様に、普通の胸部Ｘ線写真では、見えない部分があることを、今更ながらの学習。
　でも、全ての健診を、胸部ＣＴにすると、やはり、やり過ぎになってしまいそうなジレンマ～・・・

※ 官公庁、数合わせは得意技！