適当にやってるよ！

　某疾患系の相談を受けた時、｢（自分の）外来に来てもいいよ。｣と言ったら、
｢（先生は）専門なんですか？｣と聞かれ、｢（自分は）適当にやってるよ！｣と答えたら、｢それでは、他を探します。専門でなけりゃ・・・｣と言われた。
　この“適当”という、言葉が“適当＝いい加減”に聞こえてしまうからだろう。
　二方向からの意味合いがあって、“程度などが、ほどよいこと”と“やり方などが、いいかげんであること”の二種。
　この頃は、テキトー、即ち、後者のにおいが強くなってしまい、前者の程よい意に取ってくれることは極めて少なくなった。
　それなら、適切も似たような言葉だけれど、適切は固い感じがする。
　ま、その方の自由ですから、それ以上は言わなかったが、この方は、何処か他をさがされるでしょう。
　“適当”は、やわらくて、まさに程々の言葉なんだけど、この頃は、悪い方が強くなってしまった。
　これに関して、ことわざ、“悪貨は良貨を駆逐する”を当てはめてもいいかな？

　「専門でも、ピンからキリまであるよ～」と言えばよかったかな？

※ 露大統領、前提条件なしで日ロ平和条約の締結案は強気！