いつまで待たせるんだ！

　と言う方、「順番で診療しています。」
　「具合が悪くて来てるんだから、待たせるな！」
　「もし、ご意見がございましたら投書用紙もありますから書いて出してください。」
　別の処置室から診察室に戻るときに、未診療で待たせていた患者さんと私との会話。
　その方は私が戻って、次の方だった。待っている間に肩がこったと言う。
　分かると思うけど、ほんとに具合の悪い方はじっと黙って順番を待っている。
　さすがにもっと悪い方は、スタッフにその旨を言って、順番を早くしてもらっている。
　待たせたのは、勿論多かったし、途中に腰椎穿刺をする方がいて、この方を最後に回すと遅くなり過ぎるので、準備出来次第実施したから。
　しかも、研修医にやらせたから。更に運悪くこの研修医は今日は高熱で不調だった。いつも元気なのに何か活きが悪そうで聞くと不調、“インフルエンザ”？
　いつもなら、はじめうまくいかなくてもすぐにはギブしないのに、今日はギブが早く、気合いも不十分を感じた。
　途中交代して検査終了。
　こんなそんなで外来終了が遅くなり、折角の数多新人とのご対面は出来なかった。
　その上、書くのもやだけど、ある具合の悪い方、某科も某科も自分とこではないと院内キャッチボールで、「もうイイ、私が診る。」とやってしまった。
　患者側から、質問されたらありのままを言う、当ったり前だ。
　取り繕ってもしょうがない。

　夜は明後日の宿題準備。

※　「文に書いて下さいますとお考えもまとめられると思います。」と言い添える。