ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

入らない

2006-01-06 21:03:00 | Weblog
 昨日に続いて上手くいかない。
 今夕、鎖骨下静脈穿刺を研修医とやったのです。
 患者さんは小太りタイプで、一見して難しそう。でも、これも修練と、勿論、患者さんには研修医がはじめにやらせて頂きますと断ってはじめました。
 案の定、研修医は入口で右往左往という感じで、静脈に届きません。 
 暫くして、私がガイド針で静脈を探り当て、また、研修医に引き継いだのです。
 しかし、カテーテルを入れる太い針が上手く静脈に命中しないのです。
 やむなく、交代して私が太い針を鎖骨下静脈に刺し、カテーテルを送り込んでいくが入っていかないのです。
 若干焦って、数回試みるも入らず。
 多分、ガイドの針は入るけど、入れ替えようとするときに柔らかい管が曲がってしまうのではないかと考えられます。
 そうは、思っても入らないことには次に進めません。
 時間が経過して、指先がしびれてきてしまいました。 
 患者さんに「後5分だけ辛抱して」と頼んで繰り返す。
 しかし、ダメ。研修医の前で、細い針はOKと半分までは、先輩を見せることが出来ましたが、実用カテーテルが入らなくては不可、零点です。
 いいとこを見せられなかった。
 患者さんには「結局は私が下手なんです」と率直に謝り、近いうちにもう一度やらせてくださいと頼んで終了。
 手足の血管が細くて、日々の点滴に耐えられないのです。
 患者さんには言えないけど、太ったりして手足の血管の細くて何処にあるのか分からない方達は、注射が必要なとき互いに苦労する。肥満は自分に対する肉体的犯罪といってもいいかな。

※ 昨日今日と上手くない。お払いと新年お参り(初詣はまだです)が必要?
まあ、こんなときもあるけどね。
コメント
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