ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

白い巨塔 18

2005-01-05 22:33:08 | Weblog
 始めに上司の挨拶を語ろう。上の上は言った。視野を広く持とう。そうだよね、私達はつい目の前の患者だけに目がいって視野がドンドン狭くなってしまう。今日の話はこれだけ、あとは忘れた。
 
 テーマ、裁判にはでたことは無いが調書は今までにも数回取られたことがある。こっちが弱みを見せると相手はググッと押し込んでくる。ここで押しだされると、相撲の押し出しで負けのような事態が待っています。裁判官は広く深い知識と判断を要求されるけど、その前の調書は警官と検事の作文(ポリチャンには何の恨みもないよ)。ここで誘導されると、何となく相手の結論に導かれてしまう。長いと疲れてどうでもよくなってくる、ここが彼らの作戦の一つなんでしょうね。まあ、話さず黙秘は作戦にのらない一つの手でしょうけど、私は黙秘などする理由もないし、じっとだまっているなんて耐えられないよ。財前クンを始め、医療関係者はこんなのには大体弱いよ。日頃強がっていても、入れ知恵されてないとすぐに落ちてしまいそうな感じ。財前担当検事はどうだったろうね。財前君は顧問弁護士に言われたことしか言わなかっただろうね、きっと記憶力も十分だろうから。この場面もつくって欲しかったよ。知らないとつい、相手の中に入ってしまいそう、相手の土俵で相撲を取っても勝てない。よく柳原クンが落ちなかったものだ、感心。
 別に私は悪知恵を付けようとしているのではありません。自分を見失わないようにしようと言っているだけです。見失わなければそれなりの回答が必ず出来ます。

 そう、昨日人工呼吸器につながれていた方は未明に自力脱出してしまいました。即ち、自分で気管に入っている管を抜いてしまったのです。今朝まで待てなかったのでしょう。その後は自分の力で呼吸していました。助かる人は自分の力で助かるのです。医師などは手助けするだけです。
 白い巨塔にまつわる話は今日で一応終えよう。でも、財前君や里見君たちには時々意見を聞いてみたい。
 でも、大河内君の意見は聞かなくても分かっているよ。
コメント
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