ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

白い巨塔 7

2004-12-23 23:32:47 | Weblog
 浪速大学第一外科東教授、見た目の通り東都大学出身の純培養、日の当たる坂道を順調に上ってきた方です。最後に出身校の教授には成れなかったけど。でも、西の国立浪速大学教授と言えばやはり日当たり抜群の場所です。学問第一の教授の典型です。こんな人は自分の手を汚したことは殆ど無いでしょう。裏仕事はみんな回りがやってくれて、まずい部分を見せず、また知らないのでしょう。
 財前クンは苦学生、この苦労が東教授にはない営業の才を身につけさせたのでしょう。自分にない営業の才を助教授に見せられては東さんもたまらないでしょうね。更に手術の切れ味も鋭いとなったら立場無いよね。まあ、ドラマだけど。
 実際には、教授選の所で書いたように、学問だけでは余程でないと難しい。
 営業が主で教授になれることもあるしね。
 極端に言うと、教授には学問教授と営業教授に2種がある。実際はその人個人のそれぞれの比率が違うってことだけど。
 でも、もう教授っていうのは営業部長でもあることを認識しなければならない時代だと思うよ。
 例えば、必要ならだれにでも頭を下げてみんなの仕事をやりやすくするというように。
 未だに認識のない方もあちこちにいますけどね。
 東さんは前時代の教授、財前クンは現代にも通用しそうな教授の感じ、ただ、傲慢さに足すくわれて命取りになるけど。敵を作りすぎる。
 教授の姿勢は医局のカンファランスや医局会議を見ればすぐ分かるよ。
 教授というの言葉を“社長”や“部長”に置き換えてみると面白いかな。

 今日は病院から電話もなく久しぶりにボーッとしたかったけど、他の勉強会などのノルマに追われてブログは夜になってしまった。明日は東京に行くのでオヤスミします。
 明後日は医学生の次、研修医について語ろう。 良き X’mas eve が来ますように。
コメント
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