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8月30日 常滑38日目~コーヒーの香り~

コーヒーを飲みながら友人と話をした。

外は少し青味掛かっている。

喫茶店のテレビにはいつも競艇が流れていて、常滑喫茶の趣き深いところだ。


人と話をすると自分のことがよくわかったりもする。

自分では使いこなせない言葉があったり、自分から出た言葉が相手なりに翻訳され変化したり。

相手の方が自分のことをわかっていたりもする。


それも音になって現れ、香りのように消えていく言葉のためである。


彼は今度ブラジルへ行くらしい。


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8月29日 常滑37日目~傘を杖に~

久しぶりに雨が降った。

窓の外が輝いている。

室内が窓に写る。

水平を保ったまま作品は外へと伸びて行く。

外と内が重なった空間。

また人が行き過ぎる。



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8月28日 常滑36日目~蝸牛の抜け殻~



秋への移り目に見つけた蝸牛の抜け殻を、サッシに置いて写真を撮った。

傍を再び通ったとき、そんなこと忘れていた。


ふとしたときに現れる記憶のかけらがあるのなら、

忘れゆく些細な記憶はゆるく積もることだろう。


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8月27日 常滑35日目~開かれた場~

展覧会の会場であるart&design rin’は、愛知県常滑市にある“やきもの散歩道”の中にある。

そのため企画・展示に来場する人は、幅広い。

やきもの散歩道を巡る観光客やセントレアで飛行機の待ち時間に立ち寄る人、近隣に住まう人、陶芸職人、散歩道に店を構える人たち。

他にも仕事帰りの人、夏休み中の小学生、昔の常滑を知る人などに出会えることは嬉しい。

誰にでも開かれた場としてあるこの空間、機会。

それぞれが何かを想い、ゆるやかな空気に浸って欲しいと思う。

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8月26日 常滑34日目~記憶をもらう~

展覧会の二日目、いろんな人と会話をする。

昔の常滑のこと、海で遊んだこと、おいしいご飯の話、お酒の話。

ここがかつて土管工場だったこと、変わってゆく常滑のこと。

海岸線の位置、港、灯台。

この町の記憶が会話を通して甦った。

すてきな記憶をもらった。
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8月25日 常滑33日目~眠る町~

徹夜で搬入をした。

外は紅く染まり、露が降りている。

肌寒い中、駅が見える橋の上までいく。

あのときの海のような静かな町。

眠る町を見た。

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8月24日 常滑32日目~しずかななみおと~


やわらかな海を思い起こして息を整える。

静かな波音に呼吸をあわせて行く。

手から離れるときの音が変わりその音に僕は没頭する。

遠くをみつめるように、海辺を散歩するように。
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8月23日 常滑31日目~テトラポットの椅子~

展示空間がざわざわしていた。

どうしようもなく煮詰まって海へ行く。

海は涼しく、一段と波の音がやわらかい。

静かな波音が心の深いところで聞こえていた。

雲の層を透かして差すひかりが眠気を誘う。

テトラポットでつくった椅子に腰を沈めた。

あの空間もこうなればいいのにと思い、眠る。
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8月22日 常滑30日目~ひかりがはいる~

窓を塞いで展示空間を暗くしたが、何かが違った。

思い切って塞いだ板を外す。

展示空間に再び日の光が入る。

そのままのひかり
浜辺のひかり
散歩をしたときのひかり
のどが乾いたときのひかり

来てくれた人が、展覧会場を散歩してくれたらいいと思った。
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8月21日 常滑29日目~些細なことが~

展示で息詰ったら、外の空気を吸う。

凝った思考を解す何かが外にあるような気がして、

駅の中のスーパーまで買い物がてら散歩をした。

夕方の空気が少しずつ秋を感じさせる。

こんなにも季節の移りに敏感になったことは今までにない気もする。


些細な事が作品を大きくかえていく。
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