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 BS01+の本体背面に取り付けられている、排熱ファンの回転音が耳障りになってきたので、ファンコントローラを作ってみました。

 BS01には本体後部の排熱ファンと、ヘッドの冷却ファンがついていて、どちらもBS01+への電源供給と同時に回転します。



 2個とも同じNidec UltraFlo Ultra Silent 40mm 4010 Fan (U40X12MLZ7-52)というファンが使われています。

 プリント動作時はステッピングモータドライバICがかなり発熱するので排熱は必要ですが、スタンバイ時はマイコン基板の発熱がほとんどないので、ファンを止めて静音化したいところです。



 そこでマイコン基板の空き端子(セカンドエクストルーダ用ステッピングモータドライバ基板取り付け端子)にセットできる、ファンコントローラを作ってみました。画像右はBS01+に取り付けられているステッピングモータドライバ基板です。


ステッピングモータドライバ基板の端子配列

 ステッピングモータドライバ基板に供給するVMOT(+12V)、2B、2A、VDD(+5V)、GND端子を使っています。

 ファンコントローラは、温度センサーLM35で検知した出力電圧と、トリマポットで設定したファンが回り始める電圧を、PICマイコンのコンパレータで比較してファンのオン・オフを制御します。



 出来上がったファンコントローラをマイコン基板にセットした様子です。ファンモータはマイコン基板のステッピングモータをつなぐ4ピン端子の2ピンにつないでいます。

 基板には温度センサの検出電圧チェックピンと、温度設定電圧確認用のチェックピンを設けてあり、ファン動作確認用LEDも取り付けてあります。



 ファンが回り始める温度を30℃に設定してみました。LM35は+10mV/℃なので電圧がそのまま温度に読み換えられて便利です。



 こちらは温度センサの検出電圧すなわち25℃を指しています。設定温度より低いので排気ファンは停止しています。これでスタンバイ時のBS01+はとても静かになりました。

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