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制限抵抗について (kobara)
2011-09-14 10:31:23
長い間テストを繰り返されたそうですが、SFH4231使った場合、具体的には、どのていどの
制限抵抗で使えますか?教えてもらえませんか
 
 
 
電流制限抵抗について (toko)
2011-09-14 12:59:06
kobaraさんだけでなく、たぶん高出力の送信機を作りたいと考えている人は、電流制限抵抗に何オームを使ったらよいのか興味があることでしょう。

ITX2Hの回路条件でテストした時は3.3Ωの抵抗を並列に使いました。これはすべての赤外線送信機に当てはまるものではありません。SFH4231に流れる瞬間ピーク電流は3Aを超えていたと思います。テストで4Aを超える瞬間電流を流してみたこともありました。SFH4231は何個も壊しましたね。

SFH4231そのものは1A(ピーク2A)流せますが、当然高出力で使う場合、赤外発光ダイオードそのものの放熱や、電流制限抵抗の放熱を考えなければなりません。

データシートをみると1A時の順方向電圧降下が1.8Vになっています。仮に2セルのリポで1A連続で流すと、単純に計算して、電流制限抵抗は(電源電圧7.4V-順方向電圧降下1.8V)/1A=5.6Ωになります。

赤外発光ダイオードと電流制限抵抗の両方で7.4W消費電力になり、そのほとんどの熱になります。もうこれははんだごて状態ですね。

実際には以上のような使い方はしませんが、赤外線送信機の場合は、38KHzや57KHzといった変調信号のデューティ比やチャンネル数とそれらの繰り返し周波数になどよって、赤外発光ダイオードに流れる平均電流の値が変わってきます。

高出力を実現するには電池の内部抵抗や配線抵抗も無視できません。

長い記述になりましたが、SFH4231は使い方次第で超高出力が可能です。ただし通達距離を2倍に伸ばすには4倍の赤外線出力が必要です。

興味のある人はぜひSFH4231を使ってみてください。

 
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