大学受験用の英作文の参考書です。当塾には私なんぞよりすばらしい英語の先生が何人もおります。
本書に関しては、代々木校の福原先生に解説してもらいます。福原先生、英検1級持っていらっしゃいます。独身です。ハンサムです。いかがです?(何が?)
以下が福原先生の書評・解説です。
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はじめまして、VIVA先生と一緒に英語を担当している福原と申します。よろしくお願いします。
【入門編】
英作文の1番の上達法は 「先生に見せて、添削と解説を加えてもらうこと」 ですが、この方法を問題集の中で再現したのがこの『英作文のトレーニング・入門編』です。入門編といってもそこはZ会、ある程度の文法力と語彙力、そして日本語力がないと門前払いを食らいます。
生徒が間違える⇒先生とネイティブが突っ込みを入れる、というパターンで100題収録されています。日本語と英語の発想の違いについての解説は実に参考になりますが、それ以外の文法、語法、構文に至るまでそれこそ「かゆい所まで手が届く」網羅ぶりが読んでいてちょっと辛いかも。
これなら文法、語法の問題集を別にやった方が効率的な気がしないでもありません。問題文は全てオリジナルで、しかも実によく練られた日本文ばかりなので、本屋さんで自分との相性をチェックしてみる価値はあると思います。
【実戦編】
一方、実戦編の方は、全て大学入試問題からの収録で70題。問題文が長く複雑になった分、英語を書き始める前の戦略に重点が置かれています。
英作文の核心ともいえる 「日本文に対する分析力」 を鍛えてくれます。この時期の受験生なら入門編を飛ばしてこっちから入ってもいいでしょう。英作文の解答例を見て「なあんだ、この程度の英語なら書けるよ」と思ったことはありませんか?
この考えは禁物です。試しにその英文をもう一度日本語に訳し戻してみましょう。きっと最初の日本文とはだいぶかけ離れたものになるはずです。この日本語のギャップを埋められるかどうかが英作文の難しい所だと思います。
すぐれた問題集は数多くありますが、「日本文に対するアプローチ」「日本語と英語の発想の違い」に特に力を入れているという部分で、今回この2冊をご紹介しました。
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ということです。福原先生のブログはありませんので、ご質問や、他に取り上げて欲しい書籍などの要望は、私のブログか、当教室のHPに直接書き込んでください。
http://tokkun.net/jump.htm (当教室のHPへ)
実戦編 英作文のトレーニング Z会出版 詳 細 |
入門編 英作文のトレーニング Z会出版 詳 細 |
『[入門編] 英作文のトレーニング』石神勉
増進会出版社:240P:1020円
『[実戦編] 英作文のトレーニング』石神勉
増進会出版社:240P:1225円
たまには… 負けるな受験生!
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あまりにも忙しすぎて
読みそびれています。
いま読んでいるのは
「ベニスの商人」なんですが、
一向に進まなくて。(笑)