ときめきたいんだ永遠に

彼氏はいるけどやっぱりときめいたり恋をしたいとある女のブログ。現在過去の恋愛を振り返ってます

恋愛日記209・・・軽い中の温かさ2

2008-02-28 17:08:47 | 私と恋
「言っておくけどさ・・・私助けてなんてあんたに頼んでないよ?」



強がりな私の言い分。酷いよね・・・ごめん。でもそーゆー態度になっちゃうんだ。


「判ってるよ。ボクが勝手にあいつとケンカしただけー。もー知らないけどね」
「友達やめたの?」
「酷いんだよなぁ・・・携帯も壊されたし、ボクのことなんてオンナ連れてきて貰うだけの友達ーとか言われたし」




そりゃひでぇっ!



「ねぇ・・・このままデートしよーよ」
「は?」
「あぁ、デートとか言うとまたイヤだよね・・・じゃあ、遊びに行こうよ?」
「・・・イヤ」




イヤ・・・でも・・・イイよ・・・いや、ダメだよっ!私が好きなのはてーくんなのっ!!!





「ちょっとでも?」
「・・・コーヒー・・・」
「ん?」
「コーヒーなら飲みたい」
「!じゃあ決まり~!」



私は駅を通り越して喫茶店へ・・・あ・・・陽の家の近くだ・・・とか思いながら少し周りを見渡した。
普段駅の方へは来ない。だから・・・この近くへ来るのも久し振りだったんだ。



「ボクホットコーヒー」
「アメリカン1つ」
「ねぇねぇ、後輩くんのことだけどさ・・・見込みあんの?」
「・・・何が?」
「付き合えそう?」




付き合えるか・・・?


そう考えただけで心が熱くなる。心臓がドキドキして苦しくなる。


私だって付き合うことを想像しなかったワケじゃないから。手を繋いだりキスしたりそれに・・・・・・・・





ダメだっ!脳が想像を拒否してるっ!!!そうか・・・心臓に負担がかかりすぎるからって脳が判断を・・・・(;´Д`A




「ムリ」(恥ずかしいから)
「じゃあボクは?」
「ない」
「早っ!!!何が違うんだよー??ボクと後輩くん」
「全部」
「はぁぁぁ・・・でも陽のこと好きだったんだよね?」
「・・・」




私は陽の名前が出て固まる。好きだった?



・・・好きだった。ホントに好きだった。てーくんと何が違うんだろう?



「陽にフラれた女の子大抵ボクの所に来たよ。でも、ボクら趣味もカブってたみたいでさぁ・・・ボクも拾ってあげられなかったんだよねぇ」
「・・・何が言いたいの?」
「だからぁ・・・陽の付き合う子はボクのタイプでボクの付き合う子は陽のタイプだったって話」





・・・つまりだ・・・

私は陽の彼女になってた・・・
で、陽の彼女になる子はエースケもタイプだ・・・





モテ期到来か!?





「・・・はぁ?」



はい。お得意気付かないフリ~Ψ(*`Д´*)Ψウヘヘヘ


っつかね、ムリなのね。私はさぁ・・・意外と照れちゃうから・・・意識したら絶対落ちちゃう気がするんだ。





「じゃあ、真剣に言うよ。ボク、サツキちゃんと恋人の関係になりたい」







ヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノ
↑心の動揺





↓で、私の対応。
「バッカじゃないの?」



できるじゃないの。私のポーカーフェイス健在じゃないっ!!(*≧m≦*)




「・・・そんな即答しんでも・・・」
「軽いあんたの言葉誰が信じるの?私の「男と喋るの苦手で・・・」とか言うのと同じくらい嘘くさいよ」
「軽い・・・かぁ・・・でもボク、実際そんなに軽い男じゃないよ?軟派だと思われるけどさ、ボク彼女一筋の人間だし」




そんな男はナンパなんてしてこないと思うんだぁ≧(´▽`)≦




「ボクと付き合えばもっとボクのこと判るじゃん?ボクもサツキちゃんのこと判るじゃん?」
「でもっ」
「後輩くんが好き?そんなに好き?忘れられるって。絶対」



な・・・んだよ・・・
エースケの目がすごく真っ直ぐ私を見てた。ダメ・・・この顔は基本的に弱い。てーくんもそう。見つめられてるとポーカーフェイスが崩れて照れてしまいそう。顔も真っ赤になってしまいそう。
薄い唇の両端がキレイに上がる。



「イイ?」
「・・・私が誰とでも寝るような女でも付き合いたい?」





何故か・・・


突然私はそんなことを言っていたんだ。
それは・・・付き合うのがイヤで嫌われたくて出た言葉なのかなんなのかは判らない。けれど・・・そんなことを言っていたんだ。






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昨日に引き続いてちょっと仕事が・・・でも更新できるように頑張りますっ!
コメント下さる方、ブログランキング押して下さる方・・・ホントにありがたいです。

恋愛日記208・・・軽い中の温かさ1

2008-02-27 17:22:23 | 私と恋
カナちゃんとそんなことがあったあと、大学で私の名前を呼ぶ声を聞く。



私を名前で呼ぶのはほんの一握り・・・




「・・・あ・・・」



振り返ると、ソコにいたのは・・・エースケだった。




「・・・」
「サツキちゃーんっ!ハロー」
「・・・」
「あ、警戒しんとって?大丈夫だってぇ!っつかこの手じゃムリっしょぉー」



ヘラヘラと笑いながらエースケは不自由な左手を少しだけ揺らした。


エースケの腕は・・・包帯でぐるぐる巻き。こないだとメガネも違う。きっとメガネが壊れたときに傷つけたんだろう・・・頬の・・・目に近い部分に切り傷が残っていた。私は警戒じゃなくて・・・笑えなかったんだ。



「・・・それ・・・折れてんの?」
「あ、これー?ううん。ヒビ入ってるだけぇー」


・・・ヒビ・・・って・・・それは亀裂骨折っていうんだよっ!折れてるんだよっ!完全にイってないだけで折れてるって言うだろーっ!!(`Д´)




「メガネも・・・?」
「んー・・・壊れちゃったぁー」
「・・・ありがと」
「!!!・・・今・・・サツキちゃん謝った?!」
「名前で呼ぶなっ!名前でっ!!!」
「っつか今マジで謝ったっしょ!?」




・・・私をからかうエースケは傷だらけなのに何故か底抜けに明るかった。もともと軽い男だと思ってた。でも・・・その軽さが今はありがたい。私は笑った。




「ねぇねぇ今日何限あがりー?駅まで送って行ってよぉ」
「・・・いーよ。送っていく」



不自由な腕で満員バスはキツイだろうしね・・・私たちは駐車場へ向かう・・・





「さつきさーんっ!」






私を呼ぶ声・・・振り返らなくても判ってる。だって・・・私の心臓が締め付けられるほどに痛い。恋している痛み・・・






「見てくださいよぉーっ!」
「・・・うん。似合ってる」



心臓が痛い・・・ドキドキドキドキって聞こえる。っつか心臓が耳に移動したかと思うほどの音だ。
てーくんはすっごい笑顔で私のプレゼントしたマフラーを巻いてくれていた。私の思ったとおり・・・てーくんには明るい色の方がよく似合う。





「サツキちゃん・・・誰?」
「後輩」


てーくんがエースケを見て小さく会釈する。


「オレはサツキちゃんの彼氏候補~」
「・・・へぇ・・・」
「・・・違うって・・・てーくん誤解ー!」
「判ってますよっ!先輩が好きなのはボクだけですよね?」





て・・・・て・・・・てーくんっ!!!!!お姉さん死んでしまうわっ!その笑顔でっ!!!



計算なの!?天然なのっ!?てーくんはまた笑顔で手を振って教室へ入って行った。どうやら私にマフラーを見せに来ただけみたいだ・・・





「サツキちゃん・・・あの子のこと好き?」
「・・・別に・・・」
「ふーん・・・好きなんだ」



・・・そんなに私って判りやすくなっちゃった?!ポーカーフェイスの荒木はどこへ?!泣きたい・・・(ノ^T)




私の車に乗り込む。駅まで約30分。私は車を出発させる。




「ねぇ、オレって・・・さっきの後輩くんと系統似てるよね?」



ドキっとした。


似てる。っていうか系統そのまま同じ。多分パーツを少し取替えたって気付かないんじゃないかってぐらい・・・(そりゃ言い過ぎか)




「系統・・・はそうかもねぇ」
「後輩くんの外見が好きならオレのことも好き系?」





あぁ、そうですともっ!あんたは喋らなかったら超タイプですよっ!!!



喋らなかったらね。喋らなかったら・・・




「バカじゃない?」
「・・・そう?もしそーならさ・・・オレは痛い目みたのも完全な損にならないかなぁーって思っただけだけどー」



チクリと心が痛んだ。

エースケの横顔がね、てーくんと似ていたのもあるけれど軽いけれどすごく優しいエースケだって判ったから心が痛んだんだ。






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またまたまともに更新できませんでした・・・

仕事が何故か忙しい・・・忙しいです。ごめんなさい。

恋愛日記207・・・カナちゃんと私とナンパ師4

2008-02-21 10:11:58 | 私と恋
カラオケボックスに・・・目をギラギラさせて睨んでいる男と、ドアを必死に塞ぐ男・・・その中に・・・かよわき子羊のような女の子2人・・・え?誰のこと?!とかツッコミはよして。(-"-;)



「お前らマジで男なめるなよ?」

ジリジリと詰め寄るゆーちゃん・・・私とカナちゃんはとりあえず後ずさりした。この部屋からの出入り口は当然1つしか無くて、それをエースケが塞いでる。そしたらさ・・・そしたらさぁ・・・






2対1で勝てる方へ集中攻撃じゃん?!



私はカナちゃんの手を引っ張ってエースケに体当たりする。カナちゃんの後ろでゆーちゃんがすごい形相で追いかけてきた。長いカナちゃんの髪をひっぱる。



「痛いっ!!!」



カナちゃんの短い叫び声が聞こえて私は少し迷う。1人だったら逃げられる。でもカナちゃんを置いて行くことになっちゃう。もう無我夢中。着いてきたのは自分たちなのに今は逃げることしか考えてない。


私が迷ったのは多分一瞬だったのにカナちゃんは髪をひっぱられながらゆーちゃんの腕へと捕らえられていく。



「ちょっとっ!離してっ!!!!」
「強がってる割にはやっぱり女の子じゃん。そーんなカワイイ声あげちゃってさ」




趣味悪っ!!!なんて趣味が悪いんだこの男!AVの見過ぎか!?




どうすべきか・・・?外に出て助けを呼ぶ?


グイッ



「・・・」




私も・・・捕まった。

エースケに腕を捕まれる。体当たりしたお腹が痛むのかお腹の辺りを片手でさすりながらもう片方の手で私の腕をしっかりと掴んでた。
私はエースケを睨む。エースケだけならイケるかもしれない。力の差があるとは言っても必死になればエースケから逃げることはできそうだ・・・でも、ゆーちゃんが残ってる。カナちゃんをゆーちゃんから救い出さないと・・・





「・・・オレ・・・一瞬押さえるから・・・逃げなよ」
「・・・ぇ?」




エースケが私を抱き寄せながら小声でそう言った。




なんで?!



「元々乱暴する気なんてなかったんだよ」
「・・・エースケ・・・」
「でも、オレひ弱だからなぁ・・・一瞬だと思うんだぁ」



エースケは笑った。私に向かって笑った。私の心臓がギューって縮まって恋をしたときみたいに痛くなる。




「ゆーちゃんっ!」



エースケがそう叫びながらゆーちゃんへと向かっていく。ゆーちゃんはカナちゃんから手を離す。私はカナちゃんの手をとってドアの向こうへ走る。距離にしてほんの数歩。店員さん達を横目に私たちは走って駐車場へ戻る。よかった。私の勘は正しかった。


自分の車で来て大正解。



よかった・・・私はエンジンをかけて駐車場をゆっくりと後にする。




「サツキちゃん・・・ありがとー」
「うぅん・・・大丈夫だった?カナちゃん・・・」
「っていうか・・・ゴメンね。サツキちゃん、元々乗り気じゃなかったよね?今本気の恋してるサツキちゃんをこんなことに巻き込んでゴメンね」




本気の恋っ!!!(;´Д`)恥ずかしいからその言い方止めようぜぇ・・・(/TДT)/




「カナちゃん・・・私さ、昔はこんなこと結構平気だったんだよね」
「うん」
「でも、今日すごくすごくイヤになっちゃったんだ。私の態度気付いてくれてありがとね。」
「うん。私も真面目な恋探さなくちゃなぁ・・・」



私とカナちゃんは笑った。



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最近すごい偶然がありました。
キミちゃん(高校の後輩)が某SNSで再会することが出来たんです。(SNS上でだけどー)キミちゃんは今1児のママになってるみたいで幸せそうでしたぁ。よかったよかったぁ。

恋愛日記206・・・カナちゃんと私とナンパ師3

2008-02-20 13:58:14 | 私と恋
エースケの指示通り車を走らせると・・・




っつか・・・このカラオケですかぁ・・・(TдT)・・・そう・・・そのカラオケは陽と行ったカラオケ。防犯カメラがハリボテのところですわよー(;´Д`)




危険な気がするのは私だけ・・・?・・・ですよねぇ???だってカナちゃんはゆーちゃんとすっごいラヴラヴだもんねぇ(´ー`)┌




「ねぇ、さつきぃ~」
「・・・名前で呼ばないでくれる?なれなれしい・・・」
「うわぁ・・・噂通り冷たい女だなぁ~カナコちゃんはあーんなにゆーちゃんと仲良しなのに~」
「だから?」



冷たい女・・・

今までに何度言われてきただろう???強がりで可愛くなれない女。可愛くない女なだけだよ?意地っ張りでね。寂しい女なんだよ。



「エースっ!3時間な?」


エースケはゆーちゃんにそう言われて『はーい』と手を挙げる。あぁ、エースケよりゆーちゃんが上か・・・私はそう感じながらエースケと一緒にカウンタへ向かう。申込書に書き込むエースケ。字を見て几帳面な人間だと思った。きれいな字。



「なに?」
「いや、字・・・キレイだなって思って」
「あー・・・なんかいつもの癖で丁寧になっちゃった。オレね、時々バイトで小さい子に字教えてるんだぁ」



意外すぎる・・・(-"-;)



「親が習字教室やってるんだよー夏休みとかすっげぇこき使われるんだぁ」
「・・・そんなノリで子供言うこと聞くの?」
「あーひっでぇっ!まー・・・オレの言うことあんまり聞かないかもしれないけど終わった後遊んでやるから面倒見のイイお兄さんにはなってるかなぁ」
「・・・へぇ」




エースケは表面上のノリと中身が違うかもしれない。少しだけこの男の深いところを知りたいと思った。少しだけねっ!?




「おっせぇなぁ・・・」
「ごめんごめーんっ!205号室だってー」
「カナコちゃんは結構歌うほう?」
「うん。サツキちゃんとかなり行くよ~」



部屋に入るとカラオケボックス特有の匂い。タバコと何か混ざった匂い・・・




「このカラオケ来たことあるー?」
「・・・あるよ」
「マジでー?!じゃあ知ってるー?」
「・・・カメラがハリボテなんでしょ?」
「・・・つまんないっ!もっとノリノリで行こうよー!!」





・・・ちょっと・・・なんていうか・・・もうね、この空間がイヤだった。カナちゃんはそんな私に気付いて少し心配な顔になる。



「サツキちゃん・・・?」



カナちゃんは私の隣に来て『ゴメン、大丈夫?』と囁いた。

「・・・うん。大丈夫。」

ウソ・・・



ウソだよ。




すごい嫌悪感を感じるんだ。私はてーくんが好きでもうてーくんだけ見てるって決めたのにノコノコ一緒に遊びに来てしまった自分が嫌いなんだ。きっとほっとけば私はエースケとでも寝るのだろう。とかいう考えも大嫌い。軽い自分が嫌い。大嫌いっ!!!!



「そっちで女の子固まってないでカナコちゃん、こっちおいでよー」
「・・・あー・・・ごめん。やっぱり私帰るー」





え・・・?カナ・・・ちゃん?




「は?!3時間とったんだけど・・・」
「だってさぁ・・・2人ともつまんないもんっ!」




えええぇぇ!?



「私、サツキちゃんと2人で遊んでたほうが300倍ぐらい楽しいしー・・・2人いると・・・なんていうの?盛り下がるっ」




カナちゃんも敵に回したくない。うん。



「何言って・・・さっきあんなに・・・」
「うーん・・・単調。偉そうにして踏ん反り返ってるのが好きなのは判ったけど単調すぎる。まぁ、次別で会いたいって言ってくれるならチャンスあげてもいーよ?」




・・・カナちゃん・・・???どこまで女王なんですかぁぁぁぁ?!ガクガク{{{{(+ω+)}}}}ブルブル



「えっと・・・じゃあサツキは」
「名前で呼ぶなって言ってるでしょ!?」
「なんだよっ!2人してどんだけ女王気取りなんだよっ!?」
「じゃああんたは何?ずいぶん威張ってるけど???」





ガシャーンッ!!!






ゆーちゃんが机を蹴って上にあったグラスが落ちて割れる。



「いい加減にしろっ!!!オレをなめるなっ!!!!」




あーあ・・・キレちゃった・・・(-"-;)




「ちょっとーエースケくんどいてくれる?私とサツキちゃん帰るしー」
「え・・・ちょっとそれは・・・」
「エースっ!2人を絶対帰らせるなっ!押さえろっ!!!」





はぁ・・・



私は一つ小さくため息をついた。どーしていっつもいっつも私変なことに巻き込まれちゃうんだろう???





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親不知抜いて発熱・・・の次は胃腸風邪・・・なんだかついてない。

恋愛日記205・・・カナちゃんと私とナンパ師2

2008-02-15 11:13:04 | 私と恋
「え?名前?」
「ユウタ?ユウスケ?ユウイチロウ?」



・・・もしもーし・・・カナちゃーん???世界作ろうとしてます?2人の世界作るのー?!もしもーし・・・(;´Д`A




「教えて欲しい?」

私も思わずゆーちゃんの顔見ちゃったよ。ちょっとイタズラっぽく笑うゆーちゃん・・・カナちゃんのタイプ・・・ねぇ・・・




「・・・別に知りたくないけどっ!」



えぇぇぇ!?そーくる?!


「ぷっ・・・」




思わず吹いちゃった私。ゆーちゃんもエースケも笑ってた。あ・・・なんだこの雰囲気・・・なんか・・・今日初めて会ったのに前からのツレみたいな雰囲気・・・



「優しいに弓矢の矢。ゆうやだよ。そっちは?」
「私、加奈子。山川加奈子。」
「カナコちゃんか・・・」


「ねー!場も和んだし遊びに行こうよ?!」


エースケがそーやってまた言い出した・・・うーん・・・私はまたカナちゃんと顔を見合わせた。カナちゃんの親指は机の下でせわしく動く・・・また携帯のメール画面で私へのメッセージ。


『サツキちゃん決めていーよー(b^ー゜)私はゆーちゃん狙いだけどっ!』



・・・合コンノリかよっ!・・・あ・・・ゴメン。でも私合コン行ったことないからよくわかんな・・・((((´▽`)・・・誘ってくれる友達いないしね





「・・・いーよ。どこ行く?」




私は・・・結局・・・・軽い女のままだったんだな。





私たちは店を出る。伝票はゆーちゃんが持って行ってくれた・・・それで『イイ人('-'*)』とか思っちゃう私はやっぱりバカっつか単純。



「車どーすんの?」



私、カナちゃん・・・そしてゆーちゃん。合計3台の車・・・移動するにはちょっと大所帯すぎる。4人なのに3台だよ!?≧(´▽`)≦




「2人ともココ置いて行ってオレの車乗るってどー?」
「うーん・・・」



私は・・・まだ思考力が残っていたみたい。男を疑う心を忘れたワケじゃなかったみたい。


簡単に車に乗り込んだらヤバい・・・もし・・・もしあいつらの車に乗って戻ってきて貰えなかったら・・・とか考えた。それって怖いよねぇ(;´Д`)



「私の車乗れば?2人とも軽じゃん。私の普通車だし」



ごめん・・・そして・・・外車心配性の親が相手は傷つけても娘がケガしないようにっていう理由で買ってくれた強靱なボディを持った外車。(もちろん中古だけど)その車に乗り込んで私たちは例によってカラオケへー



・・・ってそれしかないんかいっ!(;-o-)ノ





っつかさ・・・この乗り方ちょっと変じゃない?カップル乗り合いの車っすか?!


エースケ助手席 私運転席(右ハンドル)
ゆーちゃん   カナちゃん




・・・バックミラーで確認するとカナちゃんはゆーちゃんとかなり盛り上がってた・・・っつーことは・・・私は・・・この顔だけタイプのうるさく喋るエースケと仲良くしなくちゃいけないってことね・・・・(´ー`)┌






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・・・カナちゃんは今でいうツンデレ系・・・笑

恋愛日記204・・・カナちゃんと私とナンパ師

2008-02-14 10:06:28 | 私と恋
「あぁ・・・陽・・・ね・・・」



一気に色々なことが思い出される。
多分時間が経つにつれて美化されていたんだろう。陽の笑顔が頭いっぱいに広がった。



「・・・でも・・・彼女じゃないよ私」
「えー!ウソだぁ!!だって陽と遊んだときオレ聞いたよ?彼女ができたって」
「・・・」




カ ノ ジ ョ ・ ・ ・





陽は私のことを彼女だと思っていたんだ。なんで・・・なんで私はあのとき井川と別れて陽としっかり付き合わなかったんだろう?なんであのとき「最後だから」っていう言葉を信じて井川と寝たんだろう・・・?



あの頃の自分に腹が立つ・・・



自分の軽率さに・・・今だってそれは変わってないんだけれども。





「・・・サツキちゃん?」
「・・・ん?」
「・・・大丈夫?」
「え?」



カナちゃんが心配そうな顔で私の顔を覗いてきた。え・・・もしかして・・・私のポーカーフェイスが崩れてる!?




「もー過去話どーでもいいからー・・・っつか・・・何?私が山川加奈子でサツキちゃんが荒木さつきだからってなんなのさー?!」
「いや・・・別にー。今ヒマだし、コレも縁かなーって思ったから誘ってるの」


エースケが笑顔を作る・・・

イヤだと思ってるのにときめく自分が嫌い!!




「でも実はウチら今日まだ授業あるしー・・・ねぇ?」
「そーだよねー。遊んでるヒマないよー」
「オレらもあるって!っつかそんな真面目に授業出てないでしょー?(笑)」




間違いないっ!!!




でも・・・さ。サスガの私だって学習してるよ?絶対危険だって判ってる。カナちゃんだって判ってるだろう。




「ぶっちゃけ・・・2人ともフリー?」




私はカナちゃんと顔を見合わせる。フリー・・・だよ。一応ね。2人とも・・・でも・・・私は・・・私は・・・てーくんが好きなのっ!



「エース!お前遅すぎだと思ったらナンパかよっ!」




エースケのツレがエースケを連れ戻しに来た。って・・・こっちもイケメン!!なにっ?!これなに!?すごくない!?イケメン天国!?



・・・まぁ、私のタイプじゃないけどねー(* ̄m ̄)




ツンツン



カナちゃんが私の肘を突く。


「ん?」


カナちゃんが携帯のメール作成画面を表示させたまま机の下で私に見せた。




『ゴメン・・・チョータイプ』







ちょ・・・・でもでもでも私は・・・私は・・・てーくんが好きなんだから・・・って小さくなってる自分の心の声ー!!!




「ゆーちゃん!この子ら同じ学校だよー!でもってオレの同高の元カノと陽の元カノ!」
「あー・・・陽の・・・」



陽・・・あんたどんだけ有名人だよ・・・(;´Д`A

類は友を呼ぶとかいうじゃない?でね・・・イケメンの周りはやっぱりイケメンなのかなぁ・・・とか思ったよ。うん。


陽はかっこよかった。大好きだった。確かに陽の周りはかっこいい子が多かったなぁ・・・そーいえば。その中にいたのかなぁ・・・このエースケは。





「ねぇ、陽と未だに連絡とれる?」
「・・・ないよ。連絡は取り合わないって決めたもん。でも・・・私は携帯番号変えないことを約束してるから・・・陽次第」




そう・・・私は携帯番号は変えない。陽の気が向けば連絡をくれる・・・



「えー!?マジで!?っつかそれって陽がもー一度よろしくーとか電話かけてきたら戻るかもとかそーゆーこと!?」



エースケのびっくりした顔。

私は少し笑えた。タバコを取り出して火をつける。


「まぁ、私たち複雑な関係だったからね」




そう。複雑。




切捨てたはずの・・・凍結させたはずの恋心がいつ解凍されるのか判らない。



「それだけ陽のこと好きだったんだ?」
「・・・」
「ねぇねぇ、ゆーちゃんって名前何?」




・・・って・・・えぇ!?

カナちゃんロックオンモード!?落としにかかってる?!









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ときめきたい女荒木・・・好きな人がいても彼氏がいてもときめきたい病ここら辺から本領発揮です。

・・・っつか軽いな・・・軽いな私っ・・・ごめんなさい。

恋愛日記203・・・出逢い

2008-02-13 17:31:46 | 私と恋
「ただいまぁぁぁぁ」
「ちゃんと渡せたぁ?」

私はカナちゃんのいるファミレスへ到着。なんか・・・ムダに疲れた。ムダにっ!・・・あいつのせいでなっ!!!(`Д´)



「渡したよ・・・渡したけどさ・・・なんつーの・・・?私ってヘタレだなぁ・・・って」
「ぷっ!!!なにそれっ!!!っつかさ・・・今の時代女の方が人数少ないんだし頑張ってオトコゲットしに行くことないんじゃない?向こうから来るってぇ」o(*^▽^*)o





それってモテる人間の発言ですよね?大してモテない人間はそーも言ってられないワケよ。寄ってくる人はなんでかあいつみたいなヤツとかだしー・・・。。。(ノ^T)

そりゃーてーくん級のオトコが寄ってくるなら私だって別にてーくんにアタックしよーとか思ってないよぉ・・・うう・・・カナちゃん・・・



「だから・・・私モテないって」
「いや、でも今のはモテ人発言だから!」
「そーかー?まぁイイやぁ・・・ねぇ・・・サツキちゃん・・・あの端に座ってる人たちこっちチラ見してマジうざいんだけどー」

私はカナちゃんがタバコで指した方をチラリと見た。




!!!!!

超イケメンっ!おいしそう


「ちょっと・・・でもでもでもー・・・イケメンだから私は許すー」(*´∇`*)
「・・・サツキちゃんの趣味っぽいねぇ・・・でも・・・なーんか私ムカつくんだよなぁ・・・見覚えあるしー」
「同じ学校の子かなぁ?・・・元彼とかだったたらマジウケるけどね」
「ないっ!趣味じゃないしー」




「ねぇ、ねぇ・・・山川さんだよね?」
「は?」



イケメンはドリンクバーに寄ったついでにカナちゃんに話しかける。やっぱり・・・知り合い???


「ケイタの元カノだよね?」
「・・・あぁ・・・あいつの友達?」
「そーそー!何?別れてから彼氏出来たー?」
「それがあんたに関係ある?」



・・・んー・・・カナちゃん、そのイケメン要らないんだったら私に頂戴席に割り込ませないでー!


ときめいちゃうっ!!



「ヒマなら遊び行こうよ。一緒にー」
「ムリ」
「えー!ねぇ?行こう?」



こ・・・今度は私にその笑顔を・・・く・・・くぅ・・・



「行かないって言ってんじゃん?しつこいよ?」
「うわぁ・・・2人ともマジ冷たい・・・エースケ泣いちゃう」





あぁ・・・こいつぁ・・・顔は私のタイプ(激タイプ)だけど性格は嫌いなタイプだ・・・軽い。軽いオトコにはもう懲りてる。


私が覚めた目でエースケとかいう男を見てるとエースケは黒縁眼鏡をあげながら私を見てにこっと笑う。



「あなたのことも見たことあるよ。ボク・・・」
「え?」



エースケは『どこだったかなぁ・・・?』とか呟きながら頭を掻いていた・・・



私はー・・・あんたみたいな激タイプ絶対に忘れないんだけどねぇ(*´∇`*)





「・・・あ・・・荒木さつき・・・?」
「!?」



なんで・・・名前まで出てくる・・・私ってそんなに有名人(違)




「陽の元カノ?」
「!!!!!」




久々に聞いたのです。その名前・・・今はどこにいるかも判らない彼の名前・・・もし・・・もし私が井川と付き合ってなくて・・・あんなことにもなってなかったらきっと今でも好きだろう彼の名前を聞いたのです・・・




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スムーズに更新できなくてごめんなさい。
もーこの辺りはグチャグチャだったのでなかなか思い出すのが難しいです。

恋愛日記202・・・彼の誕生日3

2008-02-07 10:29:20 | 私と恋
声を聞くだけで神経がピリピリとしてくる・・・


そう。あいつ・・・



「おはよーございます」
「なんなん?お前ら・・・授業も出んと教室の前でイチャイチャイチャイチャ・・・」






・・・あえて私を見ない久保田。てーくんに向かってそう言う。・・・あんたさ私の目の前でてーくんをいじめようっていうの?





「ボク、今日誕生日なんですよ・・・だから」
「誕生日がどうしたんだっ!?誕生日だったら学校でいちゃついてもえぇっていうのか!?ん?!」
「定智・・・オレ・・・教室戻るわ」



久保田の言い掛かりに関わりたくないと思ったのかてーくんの友達はさっさと教室へ戻ってしまう。残されたのはてーくんと私・・・そして久保田・・・





「定智・・・お前はイイ気になっとる」
「なってませんよぉ」
「へらへらするなっ!!!荒木に優しくされて嬉しいのか?!んー!?」



久保田はてーくんに近づく・・・身長差はあんまりない。でも筋肉質な久保田と細身のてーくんが並ぶとやっぱりてーくんは小さく見えた。

そして久保田は私がプレゼントしたマフラーに手を伸ばす。やめて・・・それは触らないでっ!!!!




パンッ


「やめてくださいっ!」



てーくんの少し高めの声が響いた。久保田の手を払いのけて久保田を睨んでる。眼鏡の奧の目が冷たく光っているようだった。



「お前・・・」
「喜んじゃいけませんか?純粋に嬉しいって表現したらおかしいですか?ボクは嬉しいから喜んだだけです。大体先輩が荒木さんに優しくして貰えないからってボクにあたるのおかしくないですか?」




てーくん・・・かっこいい(*´ェ`*)惚れ直しちゃうぞーっ





「別にオレはそんな」
「だいたいね、人に気持ちばっかり押しつけてたら想いも通じないっていい加減判ってくださいよ。オトナなんだから。気持ちを押しつけて周りにあたり散らしてライバルになりそうな人を好きな人から引き離したらそれで想いが通じるなんて子供の考えじゃないですかっ!先輩来年から社会人でしょ?もうオトナなんだから判るべきですよ」







・・・てーくん・・・やっぱりキツい。
正論とか真実とかって時に人をすごく傷つけるものだ。てーくんはいつも正論とか真実を突きつける。正直なんだよね。私にもそうだけど・・・正直なんだ。






「・・・っ・・・くそっ!」





久保田は何も言い返せないようで(自覚はあったのかぁ・・・)悪態をつきながらどこかへ歩いていく。





「・・・てーくん・・・私びっくりして何も言えなかった・・・」
「ボク・・・ついつい言っちゃいましたねぇ・・・今まで溜まってたんですよ。あの人に言いたいこと言えなくてぇ」


てーくんの喋り方がいつもの喋り方に戻る。顔もニコニコしてる。



「なんか・・・誕生日なのにあいつ・・・嫌な気分にさせてゴメンね」
「大丈夫です!かなりすっきりしましたぁ!あ、そろそろ教室戻りますね。マフラーホントにありがとうございました。大切にしますっ!」
「あ・・・」





告白すべき?自分の気持ちを・・・



「?」





好きです・・・

大好き・・・




私、てーくんが好きだからプレゼントしたんだよ・・・



私と付き合う気ない?





「んじゃ授業頑張ってー!また部活でねー」
「はーいっ!」



どの言葉も言えないまま私はてーくんに手を振った。私の意気地無しーっ(`ε´)


ホントは好きなんだよ。大好きだ。


でも・・・告白なんかできないよ。うわーん!!!カーナーちゃーんっ!!!




私いつかは告白できるんだろうか?告白できるようになるんだろうか!?





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井川のときもそうだったけど「好き」とか言えないんですよ。人に気持ちを伝えるのはとてもとても恥ずかしくて・・・硬派を気取ってるからかもしれませんが。

恋愛日記201・・・彼の誕生日2

2008-02-06 10:25:25 | 私と恋
緊張してた。


そう。これは緊張・・・B1教室に近づくに連れて空気が重くてなかなか思うように前へ進むことが出来ない。
まるで見えない壁があるようだ・・・



それでも私はB1教室の前へ到着する。
まぁ、大講堂だからね、大きなドアがいくつかあるんだけどそれがまた重く感じちゃうんだよね。



私は再びてーくんにメール。



『B1って潜り込めそう?今B1の前なんだけどー、どの辺に座ってるの?』



外に出てタバコを吸っている生徒が不審な目で私を見る。不審者じゃないからーっ!・・・所詮小心者ですから・・・(;´Д`A






ギィィィ・・・





私の後ろの方で鉄のドアが開く音がした。






「おはよーございます」




不意にかけられた声・・・ビクっと肩が震えたと思う。



「おはよー・・・」
「潜り込んで貰うよりボクが外出た方がイイかなーって思ってでてきましたぁ」
「・・・誕生日おめでとっ」(^▽^)
「マジでイイんですかぁ!?本気で?!今開けてもイイですかぁ?!」
「・・・大したもの入ってないから・・・」





っつか・・・恥ずかしいからやめろーっ!!!(((p(≧□≦)q)))




と心で叫んでいてもポーカーフェイスの私。その目の前でてーくんは袋から包装に包まれたプレゼントをひっぱりだして包装紙を丁寧にはがし始めた。・・・てーくん・・・几帳面なんだねぇ(ΦωΦ)



「定智ー?」



てーくんは包装をめくる手を止めて振り返る。


「へへ。プレゼントもらっちゃった」
「あれ?お前彼女おるのにえぇのー?」
「彼女なんていないしっ!」







カ ノ ジ ョ ・ ・ ・ ・ ?






「お前こないだずっと憧れてた女から告られてはしゃいでたじゃんかー!」
「いや、告白なんてされたら誰だってはしゃぐでしょー」







ア コ ガ レ ・ ・ ・ ?






「あの彼女も今日の飲み会参加だろー?」
「だって・・・友達だしぃ」
「・・・」



1人話にも入っていけず、帰るにも帰ることができず・・・私はただただ2人の会話を聞いていた。

こないだ・・・告白されたのは知ってる。
それ・・・憧れてた人なんだ・・・それでも友達の彼女だったから付き合わないんだ・・・



「あ、さつきさんも飲み会来ません!?」
「ぇ・・・?あ・・・私はイイや」
「・・・予定あります?」
「まぁ、うん・・・それに私が行っても私そこで独りぼっちになっちゃうじゃんっ!」
「あー・・・でもボクはさつきさんの側にいますよ?それじゃダメですかぁ?」






・・・この男は



この男は・・・




なんてかわいいんじゃーいっ!!<(*T◇T*)>





「で、この人は?」
「あ、ボクのお姉さん」






あ・・・姉宣言されちゃった・・・(TдT)もう恋愛発展望めないねぇ。。。(ノ^T)





「ウソウソ。先輩。部活の」
「・・・てーくん、私もう行くよ。てーくんも授業戻りな。ね?」
「えー!もっと一緒にいましょうよ!昼ご飯もオレらと食べようっ!」
「いやいや・・・」
「ねぇ、さつきさん・・・これ似合う?」





てーくんを見るとてーくんは私のプレゼントしたマフラーを首に巻いて笑ってた。そのマフラーがてーくんの眼鏡とよくマッチしてて・・・とてもとてもステキに見えた。




「うん。似合ってる。私の目に狂いはなかったっ!」v(≧∇≦)v
「ありがとうございます。嬉しいですっ!!」
「先輩っ!オレのおねーさんになってくださいよぉ!で、オレにもプレゼントちょーだいっ!!」
「うちの部活入るならイイって言うかもしれんよ?ねぇ?!さつきさんっ!」
「そうだね。うちの部活入ってレギュラーになったらてーくんと同じ扱いしてあげる」
「えぇー!!!じゃあ、彼女っ!オレと付き合ってくださいよー」
「ダメっ!絶対ダメー!!!」





冗談の中でもてーくんがそう言ってくれたのがとてもとても嬉しかったんだ。私のプレゼントしたマフラーを巻いたてーくんがそう言ってくれたのがとてもとても嬉しかったんだ。



マフラー・・・


前は受け取って貰えず捨ててしまったけど・・・今回のマフラーは巻いてもらえた・・・それだけで・・・私の心は温まっていくようだった。




でも・・・それは「彼」の一言でどんどん冷えていくのだ・・・



「お前らうるさい」







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通勤で自転車を使ってますが・・・サドルが凍ってました。お尻冷たかったぁ。

恋愛日記200・・・彼の誕生日1

2008-02-05 10:25:18 | 私と恋
てーくんの誕生日当日・・・








っつかどーやって渡そう!?



私は車からプレゼントを降ろすかどうかでまず悩んでいた。今日はてーくんも授業がある日・・・だから渡そうと思ったら休み時間に軽ーくポイっと渡してしまえばいいわけだ・・・



でも・・・でもでもでもでもー!!!!



友達にこの『いかにもプレゼント』っていう袋を見られたら色々邪推されるじゃない!!どうしよう・・・o(´^`)o 車に乗ったまま助手席のプレゼントとにらめっこしている私・・・どんだけ乙女なのっ!?




コンコンッ




窓を叩く音・・・私は振り向くとカナちゃんが手を振って助手席へとまわる。そして助手席のドアを開けて乗り込もうと・・・Noーーーーーー!!!



プレゼントを踏まれてしまわないように素早く抱える。




「おはー!彼の誕生日?」
「!!!!」



なぜ・・・何故判るんだ!?



「なんで?」
「えー・・・だってどーでもイイ人にプレゼント配り歩く女じゃないから」




・・・あんた・・・正しいよ・・・私をよーく判ってるねぇ(´ー`)




「っつか何してんのー?授業始まるよー?」
「あぁ、そーだねぇ」
「じゃぁこのままカフェ行ってサボるー?」
「そうだねぇ。それもイイかもー」
「あっ!カフェってタバコ吸えないから学校出て喫茶店行こうかー!?」
「イイねぇっ!!!」




・・・って・・・



私たち学校に来たばっかりなのに・・・(;´Д`A




「あ・・・でも・・・渡すのどーしよっかなぁ」
「あー・・・そっか。んじゃ今から渡しに行っちゃおうっ!」




・・・え・・・えぇぇー・・・遠くで鐘鳴ってますけれどー・・・(;´Д`A




「大講堂での授業だったらこそっと入ってパパッと渡してまた出ればイイじゃーん!」
「・・・それ・・・イイかも」



私は携帯を取り出しててーくんにメールする。授業中だったら私のこのプレゼントを邪推する友達も授業に出てていないだろう。だから私には一番助かる方法かもしれない。



『今どこの教室ー?』


「っつかもしかしてさつきちゃん告白とかする気だったぁ?」
「は?しませんよ。私はー」
「・・・あぁ、さつきちゃん告白とか似合わないもんねぇ。告白より脅迫がよく似合うー!・・・・・って私超ウマくない!?」


なんか・・・カナちゃんテンション高いっす。



ピリリ・・・



『今大講堂のB1ですよー。さつきさん、今日ボク誕生日ですよー!お祝いメールないんですかぁ?』




B1っていったら学校で一番か二番目に大きい講堂・・・ラッキーだぁ!!!




『メェルとプレゼントどっちが欲しい?』
『ホントにプレゼントあるんですか?!マジで嬉しいんですけどっ!!!』




てーくんのメールににやけそうになるのを必死に堪える私。カナちゃんの目の前でそんなにやけるわけにはいかない。絶対にネタにして笑うに決まってるじゃないっ!!!




「カナちゃん、てーくんB1だってぇ。行くかぁ」
「えぇー!遠いっ!!!んじゃ私学校から一番近いファミレスにいるー!」
「・・・」


1人で行くのが恥ずかしいっていうか勇気がないなんてとても言えない強がり女ですよ。(;´Д`A

さっきまで心臓は静かだったのに今ではバクバク痛い。



「あ、混んでたら場所変更するからまたメールするねー!」
「ちょ・・・」



カナちゃんはそう言うと私の車を降りて自分の車があると思われる方へと歩いて行った。
いよいよ1人・・・緊張してきた・・・いや、別に告白するわけでも無いんだし、カナちゃんにプレゼント渡すような気持ちで・・・できるかぁぁー(`Д´)ノ



いや・・・取り乱すのもいい加減にやめよう・・・虚しいから。




私は意を決して車から降りる。プレゼントを持って。




いざB1教室へっ・・・!!!







初めましての方も常連の方もココまで読んで頂いてありがとうございます~頑張りますのでこれからもどうぞよろしくおねがいしますーあと、コメントもお待ちしておりますー(*´∇`*)
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寒い日が続きますね。でも、なぜかこの地方今年(今シーズン)雪降ってなくて不思議な感じが・・・2月だとは思えません。

そして今回で祝200話~☆ここまで綴ってこられたのも読んでくださる方々のおかげです。これからもよろしくお願いします。