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山の伝説【ひとり画展】「北ア・白馬尻のキヌガサソウ」

某年7月29日(月曜日 天気・快晴)
「西丹沢・神ノ川のバアソブ」

バアソブという紫色をした釣り鐘のような花があります。バアソブ
とは変わった名前ですが、漢字で書くと婆蕎。バアは婆の意味。ソ
ブはソバカスの意味で長野県木曽地方の方言なのだそうです。

花冠の斑点をソバカスに見立てたとのこと。茎はつる性でほかのも
のに巻きついています。その茎を切ると白い乳液が出てきます。葉
は4枚がくっついて付き輪生しているように見えます。

地下には短く大きな球形の根茎があり臭気を出すという。婆があれ
ば爺があるはずです。やはり同じ属に大型のジイソブというのがあ
ってこれはツルニンジンのことなのだそうです。

もうかなり前の夏、西丹沢の神ノ川支流で野宿をしたときのこと。
橋の横から風巻ノ頭へ向かう急坂で、同行の山仲間の遊佐好子さん
が教えてくれたバアソブの花。その時はじめてこの花を知りました。

・神奈川県相模原市(旧津久井郡津久井町)。JR中央線藤野駅か
ら町営バスを乗り継ぎ東野下車歩いて5時間あまりで神ノ川(東海
道自然歩道交差ピーク731地点)。写真測量による標高点(731m)
がある。

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