リニューアルのポイント

 骨董市で購入した、昔の碍子です。
 碍子を使ったシンプルなスポットライトを、小泉誠さんデザインで見かけて、同じようにS社さんに安く工夫してもらえそうです。これは使えないでしょうけど・・・

 さて、18で実家をでて、”自分だけの城”を、転々と作り続けて早二十数年。
 今までの「楽しいたのしいインテリア学習」の、集大成とも言える家作り。
 今回のリニューアルで、重要なポイントをしめていることをいくつか。

①塗り壁、無垢床材、作りつけ収納。新たな家具は買わない。
②デザインで遊ばないこと。
③掃除・メンテナンスのしやすさの追求。
④分かりやすく使いやすいキッチン。
⑤掃除機、室内物干し~リモコンまで、しまう場所を大まかに確保。
⑥買い集めてきたアンティーク建具を生かす。
⑦どこの写真を撮っても、キマルように。

 まず、新築やリフォームに当たって、何を重要視するかをしっかり家族内で話し合い、理想を共有することが大事であると痛感しました。
 私一人にゆだねられたら、掃除しやすいように、メンテナンスしやすいように、なんて、まるで考えも及ばなかったことでしょう(主婦なのに・・)。
 でも本当は一番、重要なことですよね。

 ⑦は、へんなんですが、こんなブログをやっているからこそ思うことなのであり、「キライなものは持ち込まない」という高尚な目標を実行するために、わかりやすい指標でもあります。
 「これは果たしてフォトジェニックだろうか?画面の端に写ったりしても恥ずかしくないものだろうか・・・?」というふうに。
 生活していたら難しい事もありますが。

 また引越し前に、ついでにばたばたモノを買うのも止めようと思っています。慌てて買って、やっぱり必要なかった~、とかうちにはサイズが合わなかった~!では、ホントに無駄ですからね。
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元気なときに少しずつ

 自然素材を扱う、現場近くのS社さんに、「リニューアル」工事をお願いしようと決めました。

 「リフォーム」<「リニューアル」<「リノベーション」

 いろんな言葉がありますが、はっきりした定義はないようです。まあ、この順序で規模が大きくなっていく、と捉えていいようです。「リモデル」という言葉は、○OTOさんの造語かな?

 新居になる築25年のマンションは、まだ「リノベーション工事」(一度仕切りをはずして鉄骨状態に戻して、すっかり中を変えてしまう本格的工事)をやった世帯がなく、前例がありません。その大々的な工事を、もしやるとしたら、理事会の許可が必要。となると、面倒くさいし、工事費も一千万の大台に乗りそうなので、「リフォーム」の範囲内でお願いすることに。
 といっても蓋を開けてみたら、それなりに大規模工事になりそうなので、「リニューアル工事」という名前で呼んでいます。

 S社さんには最初のメールで、うるさくてこだわりの強い施主、でもお金はないんだよーん、ということは、十分アピールしておきました。
 プランを提案していただくのではなく、私たちから「こうしたい」をどんどんアイディアとして出し、それを具現化してもらう、という形をとらせていただきました。
 S社さんにとって楽なのか大変なのか、面白いのかつまらないのか、本当のところは謎ですが・・・・

 どんどん、絵を描いて持ち込んだり、ファックスしたり・・・の生活が始まりました。
 始めは元気なときに少しずつ。
 施工日が明確になるにつれ、ちょっとスピードアップすることになり、徹夜して。

 もともとインテリアを考えるのは大好きだから、「ここは、ああして、ここは・・・」と考えることは大好きなのに。
 始めのうちは、あまりに考えるべきことが多すぎて、何から手をつけていいのやら、さっぱり進まない。やりたいことが漠然としてて、楽しみが多すぎて、にっちもさっちも行きませんでした。

 いっぺんにすべての場所を網羅することなんてできません。
 全体の雰囲気がつかめて、初めて細部の構想に取りかかれるので、集中力にも限界があります。

 これは予想以上にしんどいぞ。
 体力、気力のあるときでないと、冷静なプランは立てられない。
 
 私の浅はかな素人案に、さすがプロ、要所要所で考えも及ばなかったコメントをいただきます。

「ここに引き戸をつけてしまうと、引越しの際、洗濯機が入りません」
 ・・・ほう!

「玄関にフットライトをつけたいとのことですが、この図のように玄関収納をかまち分だけアップしても、光は全体に届きません。最低○cm上げないといけません」
 ・・・なるほど!!

 そうして一つ一つ問題をクリアして行き、私のアイディアを実際に図面に落とし込んでいきます。
 何一つとして、それはできません、といわれたことはありません。何とか形にしてくださっています。

 「納得いただいた段階でのご契約で結構です。それでも(うちとの契約が)取れなかった場合でも、私たちは最後までがんばります。」
 というお言葉に甘えて、何度も出向き、何時間も話し込み、さらに何度も東京の我が家に来て頂いて、私の趣味を把握しもらい、押し付けもなく、私の夢を形にしていきました。

 たった数部屋の、これっぽっちのマンションの家ですらこうですから、全くの白紙から一軒の家を作ることは「途中で放り出したくなるほど苦労の連続」というのがよく分かりました。


 息子。ボツのイラストを真似して描く、描く。
 最近は、図面引きとメジャーで計ることに凝っています。

 施工にいたるまでに、すでに9割方の体力を使い果たしております。
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誰に頼むか

 新居マンションの話に戻ります。
 
 なんとか100万円値切ることに成功し、無事に購入にこぎつけたら、今度はリフォーム業者の選択です。
 リフォームを業者さんに頼む場合、いろいろな選択ポイントがあると思います。

①有名、高名建築家に頼む。
②雑誌によく出てくるオシャレブランドに頼む。

 私はとてもミーハーなので、まず上記①②を考えました。

 「建築家と建てた小さい家」という類の本は何冊も持っていて、また引っ張り出していろいろ読み漁りましたが、どうもしっくりこないんです。
 どうしたというのでしょう、目が写真の上を滑るだけ。
 もともと、家を建てるならこの人にお願いしよう!!と思うのは、非現実的な有名人。
 古マンションリフォームが現実化した今、高名建築家さんはわれわれのような庶民を相手に、しかも小さな古いマンションの設計なんて、してくれるのだろうか・・・
 買った金額より、直す金額のほうがずっと高くなったりして。もし、そりが合わなかったらどうしよう。どうでもいい無駄な遊びの部分が多かったらどうしよう。ある程度プランを出してもらってからも、断れるのだろうか・・・・
 
 また、新宿OZONEで、建築家3名からコンペをして一名選べる、などのプランがあることは以前から知っていたので、さっそく・・・と思い、調べてみたら、
「コンペ申し込みで30万?さらにボツになった建築家には5万円の謝礼金を負担~!!?」
 無理です。そんな選考段階で何十万も使うなんて。
 でも、よく考えたら、そんな恵まれたプランをいただくにはそれなりの投資は当然必要なのだよね。
 やっぱり無理、ということで、①は辞めました。

 つぎ、
 ②ですが、もうこういうところは、施工例の値段が高くて高くて。始めからちょっと頼みづらいかもと思ってしまいます。
 何だか、材や塗料までにも、自社オリジナルブランド名つけたりしてそうだなー・・・とか。。。
 しかも、こういうテイストが好きな人だけが、こういうところに頼むのであって、いわゆる「ここのブランドらしさ」を否定してはいけないんだろうな。
 例えば、「カントリー」が売りなところに「無機質なモダン」を要求したらいけなそう。
 丸ごとすべてを預けられるブランドって、今はありません。
 ほぼ一生過ごしていくかもしれない物件を、そのときの気分で○○テイストに凝り固まるのは、ちょっと危険かも。
 
 やっぱり、自分で探そう。

 私は、そりゃあもう、ものすごく家に関しては考えていることがいっぱいあります。こんなわがままな施主に対応してくれそうなところは、あるのかしら。
 
 自然素材の使用にこだわっていて、施主の意向を尊重、リーズナブルで、施主支給が融通利きそうで、あ、そうそう、抱えている職人さんの質もチェック。現場から近い方が絶対いいよね・・・・
 この間2週間。あたった業者4社。

 一番相性のよさそうな建築事務所にアポイントを取り、お話に行きました。
 そして、いろいろわがままを聞いてくださる方たちに出会え、今に至っています。

 
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最近のバスグッズ

 お風呂場に洗剤類を置くのをやめました。理由は、カビるからです。
 女子寮に長年住んでいたとき、自分のバスグッズを100円均一のバスケットや洗面器に入れて、共同浴室に行ったものです。あの習慣、なんかよかったよなあ・・最近になって思い出し、実行してみたら、すごくいい感じです。

 子供と一緒に、手早くお風呂に入ることに重点を置いている、我が家のボディケアのラインはこんな感じ。ちょっと「女性の愉しみ」という点からは外れていますが。
 基本的に石鹸生活です。合成洗剤、特にボディソープを止めてから、少しだけ手荒れがましになったような気がします。

*石鹸ボディソープ・・・パックスナチュロンボディソープ(太陽化学)
 子供がベビーソープ(明治乳業「すべすべみるる」をずっと使用)を卒業するときに、同じような使用感で、大人も満足の香りのものを一生懸命探しました。
 頭から足まで洗える、とっても香りがいい石鹸のボディソープです。このちょっと薬がかったスパイシーなローズマリーの、ちょっと他にない香り、ものすごく大好きです。息子の乾燥がちだった肌が改善されました。
 泡で出てくる大容量の緑ポンプに入っているものですが、でかすぎるし、見た目もイマイチだったので、大地の「泡ボディソープ」の容器に詰め替えています。
 息子と娘は、これで頭も顔も、いっぺんに泡だらけにして洗います。
 娘は、石鹸で髪を洗うようになってから「髪がきれいね」と言われるようになりました。
 近所の東急ストアでも、生協でも大地でも扱いがあります。
 
*石鹸シャンプー・・・シャボン玉パウダーシャンプープチパレ(シャボン玉)
 上記の、泡で出てくるボディソープは、もちろん大人も髪を洗ってもいいのですが、使用量が子供とは違うので、泡立ちが悪く減りも早い。
 なので、こちらのパウダーシャンプーは大人が使ってますが、もちろん子供でも。これも髪だけでなく、ついでに顔も洗えます。
 近所の西友でも手に入ります。無香料。詰め替え用はシャボン玉のHPから。
 先に持ち運びのワイヤーかごを決めてしまったので、入るサイズの入れ物を探していたら、結局コレしかなかった。
 石鹸シャンプーも、高い高級品からアレッポの石鹸までいろいろ使ったのですが、これはその中でも泡立てやすく肌にも合って使いやすい。
 パウダーのいいところは、コンパクトなところです。量の割には高価(980円)なようですが、少量ですごく良く泡立つから、実はすごーく長持ちます。
 もちろんぎしぎしきしみますから、石鹸シャンプー用リンスを使います。

*石鹸シャンプー用リンス・・・生協の大容量紙パック入り
 これは、意表をついていい香り。やっぱりローズマリーの香りです。
 安くてパックもダサダサのわりには大変気に入っています。
 無印良品の石鹸シャンプー用リンスのポンプに入れています。無印のリンスもオレンジの香りで悪くなかったのですが、ちょっと割高かな・・・

*フェースソープ・・・大地のあわあわちゃん(大地宅配)
 大人洗顔用。以前は「シャボン玉」の液体泡フェースソープを使っていましたが、断然こちらの香りがいい!!やっぱりスパイシーなハーブの香りで、墨汁の香りに似ています。
 ポンプは、フィルムを剥くとただのシンプルな白だった「シャボン玉」に詰め替えて使っています。

 これなら全部違う容器だから、めがねをはずして入る主人も間違えません。
 たまにここに、○ゲになるのを気にしている主人の「サクセス薬用シャンプー」が入ります。

 お風呂に入るときは、「寮生活」のようにバスケットをぶら下げて入ります。全員がお風呂から上がるとき、ワイヤーバスケットごと洗面所に引き上げます。
 洗面所にあっても白い容器とバスケットなら、目に邪魔になりません。
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美味しいトマトは

 たまたま美味しいミニトマトがあって、たまたま昨日こねたマルカネの粉の「ひっつみ」の生地が冷蔵庫に余っていたので、ランチは簡単プチトマトのオレキエッテに。

 生地を伸ばして切って、指で押し付けただけ。ひっくり返しもしない、いい加減成型。

 オリーブオイルでトマトを炒めて塩をして、ソースは終わり。
 チーズもにんにくもハーブも無し。


 最近、むやみやたらににんにくを使うのを止めました。イタリアンは大好きなのですが、にんにくやハーブの力を借りなくても、そのままで十分に美味しいトマトがあることを知ったからです。
 旬は五月の連休から七月入るくらいまで、今時期はもう収穫は終了らしいのですが、幼稚園ママ友のご親戚が、佐倉で死ぬほど美味しいトマトを栽培されていて、いつも一年に一回いただくトマトの美味しさに身もだえしてきました。
 娘がそのトマトをぺろりと食べることから、今年は三キロ買わせていただきました。
 三キロあれば、ソースが作れるだろう・・・そう思っていたのですが・・・結果的に三キロは、二日で生のままぺろりとなくなったのでした。
 大半は、小さく切って、美味しいオリーブオイルときつめの塩であえて、冷蔵庫に寝かせ、美味しくソースがなじんだ頃、カッペリーニをゆでて冷水で締め、あえて冷製パスタにして。
 私はいつもトマトのパスタには、にんにくとケッパーとしそを欠かしたことがなかったのですが、美味いトマトには、それらすら余分なのです。
 となると、材料が少ないので、作るのも楽。素材の力ってすごい。よく聞く言葉ですが、実感したことって実はなかったかもしれない。それくらい美味しいトマトでした。
 引越ししても、毎年大量に買わせていただこう。そう決意しました。

 で、今日のこのトマトは、大地宅配のミニトマトでした。これもスーパーに売っているものの100倍美味しい。ですが、それでも、その佐倉のトマトの半分くらいの美味しさです。
 美味しければ有機栽培でなくてもいいのです。信じられないくらい美味しいものは、必ずや信じられないくらい手をかけて育てているに違いないのだから。
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カバーなしでもいい感じ

 家の話から久々に他の話題です。

 「新しい家には気に入って使い込めるものだけを厳選して持ち込む。」のが当面の目標で、現在その選別作業に取り掛かっております。これは、大変楽しい作業。
 前から気になっていて、「旦那プレゼン」で稟議が降りたものは、今のうちに買って入れ替えてしまおうという魂胆。いいものは今から使いこなしたいですからね。
 で、ずーっとちぐはぐの寄せ集めだった掛け布団を、息子が大きくなってきたことを機に、新たに新調しようと思い立ちました。
 いろいろ考えてひとつだけ購入にいたり、使ってみたらすごくよくて、新たに家族人数分買い足す気満々の寝具をご紹介いたします。

 デンマーク・ヨーク&ラーセン社の掛け布団「四季」。

 洗濯機で丸洗いできる二枚合せの掛け布団です。こういうタイプは生協でもよく扱っていて、値段も手ごろですが、真っ白で側面も綿100%はなかなかないですね。
 このメーカーの「ブーメランクッション」は前から持っていて、大変気に入っていたのです。
 医療用ってところが最高にいい。アレルギー&喘息協会推奨です。
 まず洗濯機で洗えるし、汚れても漂白できるように真っ白。防ダニ。埃がでないように、また汚物が染み込んで行きにくいように大変目が詰んで織られている綿100%の側面生地。

 ちなみに、仕様は下の通りです。
夏用冬用の二枚のケットが、6箇所スナップで留めてあります。
約150 x 約210cm
中綿重量 約1.5Kg(薄掛け:約0.6Kg、厚掛け:約0.9Kg)
素材 側地/ 綿100%(オーガニックコットン)
中芯 / ポリエステル100%  デンマーク製
 洋物ですので、シングルといえど大きいです。

 本当は、おふとんは、寒い冬など、ダウンの布団が最高だと思っています。嫁入り道具に西川の高級羽根布団がひとつだけありますが、冬の暖かさは桁違いです。

 しかし、今はいらない。

 まだしばらく子供と一緒に寝ることになるでしょう。
 寝相の悪くて汗を掻く子供と一緒に寝ると、冬はほかほかで、子供がいなかったときに必需品だった電気毛布はこの6年間出したこともありません。
 でも美しいことだけではありません。
 おねしょもするかもしれません。ハナ血なんてしょっちゅう。一年に何回かは夜中にもどすこともあります。必ずです。
 洗えることがいちばんです。しかも容赦なく塩素で漂白だってしなくてはなりません。

 そういった点でこの寝具は100点満点です。衛生面のケアは簡単。
 洗濯は一枚ずつ剥がして、ネットに入れて丸洗い。
 せっかく洗えてもいつ乾くか分からないようではいけないですが、中芯の性質で、真冬でも短時間で乾くそうです。しかも何度洗ってもへたらず、コシとふんわり感を維持し続ける。
 この肌触りを満喫、及びしょっちゅうの洗濯を促すかのように、このメーカーではなんと掛け布団カバーをしないことを奨励しています。綿100%ですが、肌触りが絹のよう!すべすべ、ヒンヤリ!(今は夏なので、寒い冬にどう体感温度が変化するかは分かりませんが)。子供たちは寝苦しい夜、このケットを探してさまよい転がります。

 トップの写真ですが、夏用の薄い布団の方には、区別するためにこんなに可愛いイラストのタグがついているのですよ。
 こういう細かいところで国産と海外メーカーに差がありますね。
 
 まっしろで、バルコニーに干していても気持ちいい。バルコニーの桟をいつもより丁寧に拭いてしまいます。

 さらに・・・
 息子が生まれたときに、○カチャンホンポで買った安い肌掛けベビー布団。丸洗いできる真っ白い綿のお布団が二枚あるのですが、これも気に入っていて、今は子供より大人がおなかにかけて寝るのにちょうどいい。最近はカバーすらかけてませんでした。
 側面と中綿のグレードに大差あれど、見た目もちょっと似てる?。


 当面は敷布団はムアツ、掛け布団はこれの組み合わせで行きます。
 ダウンはもっと歳を取ったら。リネンの寝具もそれまでお預け。

 私は大地宅配で買ったので、ネットで買うより5000円も安くて送料無料でした。
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何度も通ってみる

 とりあえず、物件を後にした私たちの感想・・・・

 古い。
  明るい。広い。
 けど、古い。
  立地がいい。なのに安い。
 けど、古い。トイレの手洗い水栓のほこりはとれなかった。
 電話の配線場所に電源すらない。留守電ファックスはおろか、IT関係はやってなかったのでしょう。

 前の人の匂いが残っているもの、ユーズドに対する主人の反発はかなり強いものがあります。
 でも、それは直せるソフト面での欠点であり、ハード面では、理事会のあり方・耐震性・これまで補修工事内容など、主人なりの合格基準は超えていました。

 幸い、トイレは始めから手洗い水栓が別で、トイレ(アプリコット)とガスコンロ(ピピットコンロ)は昨年に、お風呂(魔法瓶浴槽ではないけれど、カラリ床つき)は一昨年に改修済みとのことで、設備はいいものが入っていました。これは大変ラッキーでした。
 
 しかし、壁紙びりびりだし、床はがたがたフカフカだし、段差ありまくりならば、リフォームは必須です。

 その後毎週末、三回、通いました。
 二回目はカメラとメジャーを持って。三回目は懸案事項をまとめて。


 不思議なことに通うたびに、最初の「ショック」は消えて(慣れて?)、だんだん、このおうちが好きになっていく自分がいました。
 どうやら主人も同じよう。
 あとは値段です。まあ、もともとお安いのですが、なにせ、二年前、数百万を損している私たち
 
 値段は、営業マンの方曰く、
「私が、『もう少し高くてもいいのでは?』とオーナーさんに言ってしまったから、『200万まけてくれたら即金で買う』といったお客様は、かたくなに拒んでしまわれてました。」

 それこそ、壁紙を換えるなり、プロにハウスクリーニングを任せたら、もう300万円くらいは高く取れたに違いないのです。
 業者に依頼してハウスクリーニングをしていない物件に、ここまでは出せない、というのが関西人の主人の考え。
 この物件がいつから売りに出されたのは明かされませんでしたが、多分、もう何件も打診があったにもかかわらず、いろいろ折り合いがあわず、これまで来てしまったらしいのです。

 「おれは、値切る。値切るぞ!
 値切れなかったら買わないぞ!!縁がなかったと諦めてくれ。」

 そういって勢いづいた主人は三回目の訪問で、営業マンさんに、「遠慮がちに」100万円だけ値切ったのでした。
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築25年に入ってみる

 マンションの周りを5周ほどしたところで、不動産の担当者E氏到着。
 さっそく中に通してもらう。
 ゆっくりした動きのエレベータで目指す物件は、5階角部屋。
 ワンドアー・ツーロックの鍵を回して入った玄関は・・・涙モノの古さでした。

 フローリングの廊下に一歩入ると
 「ふかっ。」
 いや~な感触。
 私の嫌いな、ソフトなフローリング。業界用語で言うところの「下のフリークを思いっきり拾っている」どうしようもないフローリング。

 中に入っていきます。

「うわあぁッ!!」「いてーっ!」

 主人が、洗面所でつまづく!リビングでつまづく!!和室でつまづく!!!
 バリアフリーに慣れていると、かなり危険。合計5段階もの段差がありました。

 壁紙にヒビは入っていますし、上四隅はどんよりと煤けています。
 いやー、25年住むとは、こういうことなんですね。
 物入れの棚はむき出しのベニヤ。そこにあちこちフックが粘着テープで止めてあったり、ガムテープの跡があったり。
 台所は年代モノのダブルシンクに、かぴかぴのカルキが溜まり、ステンレストップも白く粉を吹いています。シンク下収納の棚には茶色い染みがあちこちに。

 売主さんは、本当にきれいに住まわれているはずなのです。
 しかし、新築賃貸マンションに6年、汚し放題で住んでいる我が家の方が、よっぽど表面的にはウツクシイ、そう思える年月の積み重ねにしばし呆然。
 肝心のルーフバルコニーに面した窓はどれも小さく、またいでも外に出られない構造でした。年代の古い建物の構造上、耐久性を得るにはこうするしかなかったのでしょう。目の前のルーフバルコニーなのに、正面のバルコニーからぐるーっと回って出なければなりません。もちろんスロップシンクなど無し。
 
 でも。
 最近の新築マンションには見られない、シンプルな白い建具。
 明るい間取り。写真にすると妙に明るい。
 窓付きの広いL字型キッチン。
 長くない廊下。

 子供たちは、初めての場所にもかかわらず、二時間ぐらいずっと楽しそうに遊んでいます。気持ちいいのでしょう。

 直すことを前提に考えれば、悪くないかも。

リビングからキッチンを見る。


キッチンです。ラッキーなことに「ピピッとコンロ」がついてました。

 なんといっても、新築ではもう得がたいここの立地が好き。

 もうひとつ。
 ゴミ捨て場がきれい。駐輪場がきれい。
 共用部分が妙にすがすがしく整頓されている様子から、住んでいる人たちの意識の高さを感じました。
 他に比べたら、ちょっとお高い修繕積み立て費。改修を何度も行ってきたためであり、それを払えるだけの甲斐性を持つ住人たちの集まり、と考えるといいのかな。今後も時代遅れにならないために、必要なことなんだろうな。

 しかし、それにしても、若い人がぜんぜん住んでいなそうな雰囲気。
 そう、新築で25年前に入った人たちが、今もそのまま、ということ。「シルバータウンのシルバーマンション」ですね。
 でも、私にとってはそれは快適条件。

 同時期に見た、郊外のデザインが素敵な公園の隣りのマンションには、若い世帯がいっぱいで、「仲良くつるんでいる」とのうわさを聞き、それはちょっと遠慮申し上げたい、と思って辞めたところでしたから。
 ちなみにそのマンションは、ゴミは24時間365日捨て放題!自転車は何台でもどこにでも停め放題!というなんとも寛大なマンションでした。
 
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あきめていた地域だった

 中古マンションの購入を決めました。
 それまでの動きを簡単にご報告します。
 マンションは現在、リノベーションに向けて着々と準備を進めています。
 改装録は、後に時系列でまとめたいと思いますので(いつのことやら)、このブログでは、その時々の状況を記すにとどめたいと思います。

***************
 さて、主人の会社から、「住宅手当てを打ち切るよー」との情け容赦ない通達があった、その週末の土曜日深夜。

 「こんな物件があるよ。」

 また勢いづいてネットで物件探しをしていた主人が指差したのは・・・

 築25年。京浜東北線某駅徒歩14分。某国立幼稚園・小学校の学区内。南西向き4LDK。80平米超え。50平米のルーフバルコニーつき。

 三年前、4回も説明会行って、さて契約、というところで、結局大阪両親の「あかんあかん!」攻撃により沈没した、新築「プ○ウド」のすぐ三軒隣り。
 このとき、6回はこの地を訪ねているから、このあたりの静けさはなんとなくわかる。
 ルーフバルコニーもついて、値段は半分。広さは15平米も広い。

「うそー。この値段?この広さ?こんなのあった?」
「でも、何かあるんちゃう?」
「ちょっとちょっと行ってみようよ。」


 翌日曜日、主人、9時に販売店に電話。
 私が、東京都文京区千石二丁目に2880万円の中古戸建を見つけたときは、ハナから相手にしなかったくせに、その対応の速さは何??と思いながら10時には出発。

 道すがら、目に入るのは「ビンテージ」な古いマンションばかり。

「あれみたいな感じかしら。」
「古くても手を入れて住んでいるマンションはわかるよ。ココみたいだといいなあ。」

 でも期待するのはやめよう。なんたって築25年で、この値段なんだから。。。

 約束の12時の一時間も前に現地着。

「????・・・!!!これか!?・・・」

 もちろんプ○ウドに足を運んでいた時に、何度も前を通ったはずなのに、全く印象にないくらいシンプルなマンションでした。

 これで、築25年なんだー。意外・・・
 シンプルな低層マンション。期待以上に外見が・・・素敵だったんです。!
 
 修繕を何度も繰り返されたと思われるこの外壁の色は、こってりと生クリームをナッペしたような白さでした。

 ちなみに、目指す物件と同じ階の反対端側には、同じようなルーフバルコニーのお宅があり、そのお庭の緑が、遠くからでもこの白いマンションの印象をぐぐぐぐっと揚げるほどの高ポイントでした。
 ルーフバルコニーにどれだけ手を入れてもいいものか、実はかなり制約があるようですが、こんなにもその建物を好印象にさせる庭・・・是非そこの住人の方に会ってみたいものです。
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ご無沙汰です。

パソコンの前に座れないほど忙しい日々が続いたのと、パソコンが調子わるくて、すっかりご無沙汰しています。
コメントいただいたのにお返事も遅くて本当に申し訳ありませんでした。

 本日は朝からすごい雨。
 週末は、息子がヘルパンギーナという超高熱になる夏風邪をひいてまして、ちょっと大変でした。
 40度近い熱は、丸一日で引いて、今は口内炎の痛さと戦っている様子。痛いくせに、意地でポテトチップスをかじったりしているので可笑しいです。

 実は、中古マンション購入決定しました。
 今はリフォーム計画が楽しくてしょうがない時期です。追々レポートしたいとおもいます。

 あまりに長い期間貯めこんでいたので、書くことがまとまりません・・・今日はこのくらいにします。
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