干し餅

 盛岡の実家から荷物が届き、息子の卒業&誕生日祝いと一緒に干し餅が送られてきました。

 干し餅をご存知ですか?
 東北地方で作られる、小豆や砂糖を混ぜて搗き込んだ甘いお餅を薄く切り、干し柿のように藁に挟み込んで、冬の軒先に吊るし、凍らせたまま乾燥させたお菓子です。

 お菓子?
 保存食?

 きっと保存食なのでしょうね。

 私の父が秋田県の田沢湖のあたり出身で、昔から毎冬それを作っておられるお手伝いの方がいらっしゃいまして、私の実家でもたくさんいただいて食べていました。
 本当に大好きで、冬のお楽しみでした。

 小豆と胡麻を搗き込んで作るので、ほんのり紫の小豆ベージュ色に染まっていました。とてもきれいな色だったと記憶しています。

 それを田沢ではストーブの天板に乗せて、何べんもひっくり返してサクサクに焼き、バターをつけて食べるのです。大昔の田舎に於いて、あまりにおしゃれな食べ方!

 今ではもう作る人もいなくなってしまったので、伝統が守られているかどうかはわかりません。

 つい何年か前まで、実家の冷凍庫にそのストックがあり、こんがり焼いてバターを両面に塗ったものをラップに五枚くらいずつ小分けにしたものをクッキー缶などに詰め、送ってもらっていたこともありましたが、それもとうとう尽きてしまい、今では岩手県北の産直などで手に入る市販の干し餅を買って送ってもらっています。

 市販の干し餅はすでにこんがり焼いていて、そのまま食べることができます。昔食べたものよりは甘いですし、バターなんか塗っていないので余計粉っぽいのですが、それでもサクサクの歯ざわりはそのままで、お茶をがぶがぶ飲みながら、子供たちも喜んで食べています。


 このままでは味がぼやけているので、やっぱりバターを塗って塩を振って食べます。
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