トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

梅雨到来

2008-05-25 19:19:02 | Weblog
雨季がとうとうやってきました。
大湿気祭り開催です。
湿度と気温が高く、むしむしします。
今日は午前中まで雨でしたが、午後はやみました。
馬たちの毛も雨に濡れて乾いてくりくりしてます。
ローズやマリーはすっかり夏の毛になって、ぴかぴかすべすべです。
赤Pののどの皮膚の炎症も完治間近。
私の怪我も経過良好です。えらいもんで穴はすぐ浸水液で満たされ、抗生物質が効いているのか炎症もありません。
まだまだ若いということっ(としておこう)。

いくら寝ても寝たりない今日この頃。
やるべきことをやろうと思っていても、睡魔が勝つ。
最近読んだ脳についての本では、“脳は疲れない”のだそうな。
脳が疲れて休んでしまったら、体の機能がストップして死んでしまう。私の場合は脳が疲れているのではなくて単なるグーたらなんでしょう。
やり始める前はやる気がないが、しぶしぶながらもやってみるとやる気が出てくるということは経験のあることですが、これも脳の仕組みで説明できるそうです。
「作業興奮」といい、脳に刺激が与えられると側坐核という部位がやる気(アセチルコリン)を生み出すそうな。それが生命の維持に関係するものであればあるほど
扁桃体が活性化して、やる気が長続きするということです。この扁桃体をうまくだまして働かせてやると、行動力のアップにつながるんだって。
神経細胞同士がネットワークを作って情報のやり取りをしているわけですが、その細胞同士のつなぎ方で個性が出るそうです。
人間ももちろん、馬だってそうなんでしょうね、だってみんな個性的。エサくれだけはそろうけど。

一方で、脳にはたくさんの刺激がたえず入ってきます。例えば頬に当たる風・ゆれる髪の毛、スカート・におい・踏みしめた大地の感覚など、
ひとつひとつ大切にするには膨大すぎる量です。そこで脳はその刺激を海馬に送り必要不必要を判断する統合作業をし、記憶を製造するそうです。
海馬には可塑性があり情報を保存=記憶できるのです。
その時必要なのが睡眠だそうで、寝ている間に見る夢で記憶の整理をするそうです。
…寝ることは非常に大切だそうですよ。
、、、といっても寝すぎはだめね。

写真は育ち盛りのひなと坊。
いっぱい食べて大きくなあれ。
赤Pはまだおっぱい飲んでます。
あんたも大きくなれ。
ローちゃんのおなかもだいぶ大きい。
無事に生まれてね。