トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

キズパワーパッド

2007-12-09 22:22:46 | Weblog
はっはっは、、、実は前記のイタリアン刈りの際、また(?)スパッと左手の指をやっちゃったわけですよ。とほほ。
瞬時に抑えたので傷はふさがったかのように見えたのですが、間接部分はやっぱり動かすと流血。
そこで思い出したのが以前購入しておいた「キズパワーパッド」という代物。
いや、すぐれものでしたよ。今、看護士さんやお医者さんが説明する傷の治し方で、とにかく傷をよく洗い消毒液やガーゼなどを用いずに自然治癒力を利用する方法です。
傷を治そうと体から自然に出てくる体液を利用するもので、キズパワーパッドは防水、最大5日間貼ったままでいいというから便利。いつも使っている100枚入り300円前後のバンソウコウとは違い、6枚入りで700円強だったので買うとき
びっくりした記憶がありますが、使い勝手を考えれば納得かも。

借りた「いぬのきもち」という雑誌の中で犬中心ですが日本各地の動物愛護団体が紹介されていました。心ない飼い主の下で飼われていたり、捨てられたりした犬たちを保護し新しい飼い主を見つける活動が載っていました。
ボロボロの小さな檻に複数頭が入れられ、散歩も満足な餌も与えられない状態で飼育していた飼い主に団体のメンバーが根気よく話し掛け、新しい住環境を自ら手作りしたり散歩を引き受ける中で飼い主も頭数を減らすこと(新しい飼い主に譲渡すること)を了解してもらったという話が印象的でした。栄養失調でさらに皮膚病を患い後は死ぬのを待つだけだったという子を引き取って、スタッフが自宅で愛情を注ぎ、
しっぽを振るようになるまでに1年・愛情を返してくれるようになるまでに2年かかったこともあったそうです。
こうゆう団体が存在するということは、いかに悲しい状況におかれた動物が多いかということの証明です。
でもメンバーさんたちの活動を心からありがたいと思います。助けてくれてそして幸せにしてくれて何だかほっとする気持ちです。

私の実家で飼っている犬も区の保健所からもらった犬です。区では月に何回か子犬を対象に欲しい人に譲渡する取り組みがあり、譲渡希望者は全3回の「飼い主としての心得」に関する講義を受講しなくてはなりませんが、無料で犬を引き取ることができます。でも保健所の人ははっきり言いました「子犬の譲渡希望者はここでお渡しできる子犬の数よりずっと多いのです。
だから“かわいそうだから”“私が飼わなくては処分されてしまうから”という理由だけで飼おうとしないで下さい。」・・・最期まで面倒を見る・去勢避妊手術を必ず受けさせるということを約束させられました。もらわれた犬が再度捨てられるのを防ぐためのものでした。
その時もらった犬はすでに3ヶ月を過ぎていて比較的大きく、一緒にお披露目に出されていた手のひらサイズのまだ目が開いたか開いていないかというコロコロした兄弟犬たちに比べればもう子犬らしさは過ぎていた感じがしました(連れて帰ったらまだまだかわいい子犬そのものでしたが)。お腹が弱く、よく下痢をするということで保健所の獣医さんが保護当時から治療をしており、お披露目に出したが貰い手が決まらずにまた下痢をしてようやく私達が行ったお披露目日の前日に治って会えたというワケです。
その時も子犬の数以上に譲渡希望の人間の人数の方が多かったのですが、幸いに(?)その子を希望する人はおらずすんなり我が家の一員となりました。
秋田犬の模様そっくりだから「大きくなるかも」と言われていましたが、中型犬のそれも小さいくらいの大きさで成長は止まりました。
別の雑誌で本人(本犬)と瓜二つの写真が載っていてびっくり!犬種を見るとなんと「琉球犬」とのこと!大きさも納得。それからは琉球犬に違いないと思っています。もう彼も9歳。初老の風が吹く年になりました。今のクーをもらう前、私がここ(島)で飼いたいと頼んでも譲ってくれないくらい母のいい散歩相手です。