電波塔

島にはいろんな電波塔が建っています。ＮＴＴやらドコモやらＴＶやら防災無線やら。
ＴＶ搭ははじめ奄美大島・沖縄に電波を通すために作られたそうです。地球は丸いので本土から直接は電波が通らなかったそう。で、中之島が中継地となったのですが、建設当初は当の島での受信は考えられていなかったそうです。
トカラは電話もＴＶも普及は遅かったみたいです。
今は全国どこでもＴＶがあるから、一般情報にそれほど不便は感じませんね。
でも、その一方で地方地方の特色（例えば方言）が薄れてきていると聞きます。標準語の普及、それと標準意識（？）
の普及でしょうか。
日本は世界有数の長寿国ですが、それは明治・昭和初期に育まれた人々が長生きしているのであって、今後はなんだかわからないなと思います。特に若い世代は生まれたときからファーストフードがあって、車社会があって。
食品添加物は体に悪いという意識が一般ですが、添加物にもいろいろあって一概に悪と言えないし実際添加物を摂取しない食生活なんておくれないものです。それと同じように、しょうがないことなんだけど家電やこの電波塔が中継するような様々な電波も日常的に浴びて平気なのかなと思ったりもします。
まあ、そんなこと心配していたら生きていけないですけどね、心臓にペースメーカーを入れることになったら考えよう。
つくずく最近、文明ってすごいなと思っちゃうんです。

グルーミング

今日はいいものをみた。
娘と父（伯父なのかな）のなかむつまじい光景。
おたがいにグルーミングをしていました。ようは子が「かいて～」とブラックのもとにすりよって、ブラックも「いいよ～」と子馬のせなかを歯でごしごししてやっているということなのです。ブラックの陰に隠れて私も手を伸ばし子馬をごしごししたら、全然気が付かずじっとしていました。まだ私が面と向かってさわろうとするとおっかないみたいです、手を差し出すと匂いをかいでくるのですが。
もう草を食べ始めています。乳も飲んでいます。

ところでローズ、産まないねえ。梅雨が心配なんだよ。いい時期に産んでほしいんだよ。

カーブ

島の道は高低差のある山をけずって舗装したので、とってもカーブが多いです。危ないところにはところどころガードレールとカーブミラーが設置されています。あと警笛鳴らせも。
自分で運転する分にはいいのですが、くねくね道は調子が良くない時はよっぱらう。
集落の関係ない山道ではほとんど対向車とすれ違うことはないですが、そうやって油断していると牧場に行き来の単車や工事車両に会ったりするので注意。
草がほこるので、集落間の道は島の人がまめに刈ってくれています。山道は村の予算でもするみたいです。
今はどこを歩いても赤い宝石が飛んでいます。初老のバードウォッチングの方々が訪れていました。