うちの会社の「ナンキュー課(仮名)」というところに所属している人員・船艇では、なぜかトレーニングと言えば「腕立て・懸垂・長距離走」しかやりません。
本人たちは、これでナンキュー業務に必要な筋量・筋力・筋パワー・筋持久力の全てが会得できると、固く固く信じています。その信心ぶりは、いかがわしい新興宗教を信じる門徒の如くであり、「腕立て・懸垂・長距離走」だけを、何の疑問もはさむことなく、まるで宗教行事のごとく延々と続けています。
ワタクシこれまで、おそらく30人を下らないナンキュー課の人間に、「腕立て・懸垂・長距離走が業務に対し、どのように必要なトレーニングなのか?」という質問を投げかけたことがありますが…トレーニング知識(専門的なものでなく、一般トレーニーレベルの初歩的なもの)をふまえて回答した人間の数…なんとゼロ!!!!
ほぼ全員が「昔からやっているから」「尊敬する先輩がやっているから」という回答であり、その知識のなさ、不勉強さに驚愕しまくりました。
平成ももう30年、ひとり1台スマホを持ち、必要な情報はいくらでも手に入るこの現代にこのザマ…もう、笑うしかありません( ´艸`)。
トレーニングとは、以前にお話しした七原則を踏まえ「トレーニングは明確な目的を持ち、それに最もふさわしいエクササイズを的確に選択し、常に新しい負荷をかけて行うべきもの」であり、ナンキュー課が大好きな「これさえやれば筋量も筋力も筋パワーも筋持久力もすべてがつく」というトレーニングなど、「絶対もうかる商売」「絶対に勝つギャンブル」みたいなもので、この世に出現することは絶対にありません。
また、腕立てや懸垂と言った自重トレは、エクササイズの回数もさることながら、動作内容を相当厳しく吟味しないと、「ただ回数をこなすだけ」というレベルの低いトレーニングに即座に堕してしまいますし、何より、いつも同じ体重・同じ動作を続ければ、体がすぐにそのエクササイズに慣れてしまい、トレーニング効果がどんどん薄れてきます。
上記に付随し、「筋肉量の増加具合は、筋トレの経験が長いほど少なくなる」という、学術的にも証明されている事実があります。
フィットネス研究の権威・アラン・アルゴン氏の研究によると、筋トレ経験1年未満の初心者がトレーニングをまじめにやった場合、増える筋肉量は体重の1~1.5%ですが、筋トレ経験5年以上のベテランとなると、それが0.25~0.5%にダダ下がりするそうです。
つまり、トレーニングの経験が長くなればなるほど、実施するトレーニングの内容を吟味し、常に自分の身体にとって新しい刺激、強い負荷をかけていかないといけないということになります。
それを知らないで、そしてトレーニングに関する勉強もしないで「腕立て・懸垂・長距離走」。もう、アホの極致としか言いようがありません。
高橋尚子選手を育てたマラソン界の名伯楽・小出義雄監督の著書に「ランニングというのは、人間の本能でなんとなくできてしまうところに恐ろしさがある。素人が何も知らないままメチャクチャな走り方で何気なくランニングを始め、一挙にコンディションを損壊することも珍しくない」というような一節がありましたが、そのデンで言えば、ナンキュー課の連中のトレーニングへの取り組みは、ランニングを始めたばかりのオッサン・オバハンと全く変わりのないレベルであり、「オレたちはナンキューのプロだ」などと言い、恥ずかしげもなくチャラチャラテレビに出る資格は…全然ないですな。
馬鹿で不勉強なナンキュー課の課員が、「●×をやって筋肉を増やす」などという会話を耳にする機会は、未だ多い。
しかしその内容を聞けば聞くほど「愚かで不勉強」としか言いようがなく、従って正しいことを教えてやる気にもなりません。
タイトルの言葉は、馬鹿で無知で不勉強なうちの会社のナンキュー課の課員に言いたい、心の声でもあります(;^ω^)。
本人たちは、これでナンキュー業務に必要な筋量・筋力・筋パワー・筋持久力の全てが会得できると、固く固く信じています。その信心ぶりは、いかがわしい新興宗教を信じる門徒の如くであり、「腕立て・懸垂・長距離走」だけを、何の疑問もはさむことなく、まるで宗教行事のごとく延々と続けています。
ワタクシこれまで、おそらく30人を下らないナンキュー課の人間に、「腕立て・懸垂・長距離走が業務に対し、どのように必要なトレーニングなのか?」という質問を投げかけたことがありますが…トレーニング知識(専門的なものでなく、一般トレーニーレベルの初歩的なもの)をふまえて回答した人間の数…なんとゼロ!!!!
ほぼ全員が「昔からやっているから」「尊敬する先輩がやっているから」という回答であり、その知識のなさ、不勉強さに驚愕しまくりました。
平成ももう30年、ひとり1台スマホを持ち、必要な情報はいくらでも手に入るこの現代にこのザマ…もう、笑うしかありません( ´艸`)。
トレーニングとは、以前にお話しした七原則を踏まえ「トレーニングは明確な目的を持ち、それに最もふさわしいエクササイズを的確に選択し、常に新しい負荷をかけて行うべきもの」であり、ナンキュー課が大好きな「これさえやれば筋量も筋力も筋パワーも筋持久力もすべてがつく」というトレーニングなど、「絶対もうかる商売」「絶対に勝つギャンブル」みたいなもので、この世に出現することは絶対にありません。
また、腕立てや懸垂と言った自重トレは、エクササイズの回数もさることながら、動作内容を相当厳しく吟味しないと、「ただ回数をこなすだけ」というレベルの低いトレーニングに即座に堕してしまいますし、何より、いつも同じ体重・同じ動作を続ければ、体がすぐにそのエクササイズに慣れてしまい、トレーニング効果がどんどん薄れてきます。
上記に付随し、「筋肉量の増加具合は、筋トレの経験が長いほど少なくなる」という、学術的にも証明されている事実があります。
フィットネス研究の権威・アラン・アルゴン氏の研究によると、筋トレ経験1年未満の初心者がトレーニングをまじめにやった場合、増える筋肉量は体重の1~1.5%ですが、筋トレ経験5年以上のベテランとなると、それが0.25~0.5%にダダ下がりするそうです。
つまり、トレーニングの経験が長くなればなるほど、実施するトレーニングの内容を吟味し、常に自分の身体にとって新しい刺激、強い負荷をかけていかないといけないということになります。
それを知らないで、そしてトレーニングに関する勉強もしないで「腕立て・懸垂・長距離走」。もう、アホの極致としか言いようがありません。
高橋尚子選手を育てたマラソン界の名伯楽・小出義雄監督の著書に「ランニングというのは、人間の本能でなんとなくできてしまうところに恐ろしさがある。素人が何も知らないままメチャクチャな走り方で何気なくランニングを始め、一挙にコンディションを損壊することも珍しくない」というような一節がありましたが、そのデンで言えば、ナンキュー課の連中のトレーニングへの取り組みは、ランニングを始めたばかりのオッサン・オバハンと全く変わりのないレベルであり、「オレたちはナンキューのプロだ」などと言い、恥ずかしげもなくチャラチャラテレビに出る資格は…全然ないですな。
馬鹿で不勉強なナンキュー課の課員が、「●×をやって筋肉を増やす」などという会話を耳にする機会は、未だ多い。
しかしその内容を聞けば聞くほど「愚かで不勉強」としか言いようがなく、従って正しいことを教えてやる気にもなりません。
タイトルの言葉は、馬鹿で無知で不勉強なうちの会社のナンキュー課の課員に言いたい、心の声でもあります(;^ω^)。
本件に関しましては、ワタクシの心を老骨武道オヤジさまが完全に代弁してくださっておりまして…ナンキュー課の奴らの言う体力とは、まさしく「アホ基礎体力」以外の何物でもありません。
平成13年、センバツでベスト4に進出するなどの旋風を巻き起こし、その後「21世紀枠」なるものが見直されるきっかけとなった、宜野座高校(沖縄)の大躍進。
これに関し、当時の奥浜正監督が、この夏の沖縄ローカル甲子園特集で、こんなことを言っておられました。
「同じことをやっていても結果は出ない。」
まさしくそのとおりであり、ナンキューバカは、上下心を一にして、大反省するべきです。
お二方とも、またよろしくお願いいたします!