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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第29期無線工学第7章電源 (2)浮動充電方式

2021年11月27日 | 「工学」見本記事

          第7章電源
        (2)浮動充電方式他

今回は、 前回、 少し触れました浮動充電方式 ( フロー
ティング充電 )  他のお話しを致します。

I、鉛蓄電池の充電時の状態(新設問題
 鉛電池は、 陽極が二酸化鉛(PbO2)、陰極が鉛(Pb)、
   電解液が希硫酸(H2SO4) と言う構成です。
   充電とは、電池に電圧を加え電気エネルギーを化学エ
   ネルギーに変換して蓄える事です。
   充電時には、以下の事が起こります。

 ・ 電池が発熱する。
 ・ 電解液の比重が上昇する。
 ・ 水素酸素発生する。

   この3点を覚えておいて下さい。
   発熱は、化学反応の為です。
   充電すると言う事は、硫酸の濃度を高める事ですので
   比重が上昇します。
 水素と酸素は、水の分解によりおこります。



Ⅱ.フローティング充電
 充電池の充電の仕方で浮動(フローティング)充電と言
   う方法があります。
 浮動充電は、独立した問題としても出題されますので
   良く理解しておいて下さい。

 浮動充電とは、発電機や充電器充電池負荷に並列
 に繋ぐ方法で、発電機や充電器は、充電池の自己放電
 分を補う為と負荷への電流供給に使われます。
 通常より、負荷への電力供給を多くする必要がある時
 、発電機ないし充電器からの供給不足分を充電池が補
 います。
 負荷への電力供給が少なくて済む状態になりますと発
 電機ないし充電器からの余った電力が充電池に蓄えら
   れます。
 この充電方法は、充電後に電池を充電器から外し、装
   置に繋いで使うのでは、なく、充電しながら使う方法
   と言えます。
   よって充電池は、常に満充電に近い状態になります。
   その為、電池の使用方法としては、良い使い方ですの
   で電池の寿命を延ばす事になります。
   この充電方式は、自動車(ガソリン車やディーゼル車)
   や航空機が この充電方法を 使用しています。

 図-1は、エンジンで発電機を回し、発電機と負荷の間
   に充電池を入れた浮動充電の状態を示しています。


以上で、電源のお話は、全て終了です。
次回からは、いよいよ「電磁気学」のお話をいたします


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