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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第4章DSB送受信機 (3)DSB受信機の構成その3

2024年11月20日 | 「工学」見本記事

       無線工学第4章DSB送受信機
      (3)スーパー・ヘテロダイン
                        受信機の構成その3


前回迄は 電波と言う高周波を捉え周波数を変換して 増
幅する所迄のお話でした。 前回の最後にお話した所は、
中間周波数増幅器で、まだ、周波数が低くなったと言っ
ても、高周波です。今回は、この高周波から音声信号を
取り出す検波器からのお話です。
また、最後には、最近DSB送受信機の範囲で出題される
様になりましたDSB受信機のスケルチのお話をします。

ちなみにSSB受信機や FM 受信機の構成の内中間周波数
増幅迄の構成は、DSB受信機と同じです。
ただし、中間周波数増幅回路が扱う周波数の幅がそれぞ
れ違います。また、今回お話します検波回路付属回路
がそれぞれ
の受信機で違います。その違いを理解する事
が 子の章以降で必要です。

 

   
6.検波器( Detector )
  航空無線では、118 [MHz] ~ 137 [MHz]の周波数
     を使用しています。
  図-10の最初の中間周波数増幅器の周波数は、10.7
  [MHz] です。
  第二の中間周波数増幅器の周波数は、455 [kHz]で
     す。
  118 [MHz] ~ 137 [MHz]  の間の周波数から選ば
      れる受信周波数は 最終的に全て455 [kHz] に変換
      されるのですが 455 [ kHz]と言う周波数も十分に
      高い周波数です。
    それに比べて 電波に乗せて送られて来る 音声信号
      は、遥かに低い周波数で 低周波 と呼ばれます。英
  語では、 Audio Frequency と呼ばれます。頭文字
      を取って AFと呼ばれます。
      現在、話題のハイレゾ音源は、40 [kHz] 迄の周波
    数成分を含んでいますが  人間の耳には、聞こえま
      せん。聞こえる範囲は、20 [kHz] 位迄です。AFと
      RF の境は、ハッキリしていません。ダブル・スー
    パー・ヘテロダインの中間周波数を 更に 低い周波
    数に変換する トリプル・スーパ・ヘテロダイン で
    は、50[KHz]です。この場合、この中間周波数は、
    RFに分類しています。RFに対するAFは、直接、ス
    ピーカーや イヤホンで 音としての再生を目的とし
    ている事がその違い位です。

  航空無線の場合のAFは  100 [Hz]ないし200 [Hz]
  位 ~ 3 [KHz]ですので 50 [kHz] は、十分にRFで
      す。

  DSBでは  搬送波の振幅を音声信号の大きさで変化
  させています。
  455 [kHz] の DSB の高周波も同じく  音声信号の
      大きさでその振幅が変化しています。
  搬送波の周波数だけが 455 [KHz] になった高周波
      から音声を取り出す検波方法のお話をします。

  図-11 に検波の原理を示しておきます。
   

    振幅変調された信号が左側から検波器に入力されま
      す。
  検波器は、D:ダイオード、R:抵抗、C:コンデ
      ンサーで構成されています。
  変調された搬送波のプラス側だけがダイオードを通
      過します。ダイオードの記号の左側(アノード)が +
      の時は、電流が左から右へ流れますがダイオードの
  記号の左側(アノード)が -の時は、電流が流れませ
  ん。逆にいいますと、ダイオードのカソード側が+
    の時は、電流が 流れません。詳すくは、第3章の半
      導体・電子管・電子回路を 参照して下さい。
  よって、振幅変調された信号の内マイナス側は、ダ
  イオードを通過する事が出来ません。
  結果としてダイオードの右側では、図の左側の振幅
      変調信号と書いてある図の上(プラス側)半分だけに
      なります。


続きは、11 月の「法規」と「工学」のぺージで お読み
下さい。

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