第4章FM送受信機
番外編
FM変調波の復調その3
前回と前々回に FM変調波の復調 (周波数から電圧へ
の変換) の基本的な方法をお話致しました。
但し、 基本的な原理を理解するのには、良いのです
がスロープ検波は、狭帯域のFMの復調にしか使えま
せん。
そこで、今回は、広帯域のFMの復調に使える回路の
お話を致します。
図-4
C1 と L1からなる共振回路は、 受信希望周波数を
中間周波数に変換した Fo に同調しています。
C2 とL2からなる共振回路は、 Foより高い周波数
F2 に同調します。
C3 とL3 からなる共振回路は、Foより 低い周波
数 F1 に同調します。
C2 とL2 及び C3 とL3 の共振特性特性は、図-4
の下の特性図の様になっています。
C2 と L2 の共振回路の上側に ダイオードのD1 が
C4 と R1 からなる回路に接続されています。
FM 変調波の周波数(Fo+⊿fの搬送波)が C2とL3か
らなる共振回路に誘起した時を考えます。
すると R1 の上の方に”+”の電圧が現れます。
次に FM 変調波の周波数が Fo -⊿f の時は、L3 と
C3 からなる共振回路に Fo -⊿f の搬送波が誘起し
ます。
それぞれの電圧を E [V] 及び-E[V]とします。
[F0-⊿fの時のR1の上側の電圧]
ここで、 R2 の下側を電圧の 基準 ”0 [V]” にします
と本来、 R2 の下側が + E [V] で R2 の上側が 0[V]
であったものが、 R2 の下側が E [V]下がって0[V]
になりますので R2 の上側 も E [V] 下がりますので
、-E [V] となります。
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