第4章DSB送受信機
(1)DSB(AM)とは?
その1
今回からDSB送受信機のお話を致します。
DSB には、SSBやFMの基礎的な事柄が含まれています
ので、しっかり勉強して下さい。
それでは、第1回目は、DSBとは、何かと言うお話です
。
送信機は、高周波を発生し その高周波を図-6の灰色の
棒で表した空中線に繋ぎますと空中線の周りに 磁界が
出来ます。
※図番が以前描いたものを使用している為順不同に
なっています。
磁界とは、磁石の力が及ぶ空間を言います。
高周波は、交流ですので電流の大きさと流れる向きが
時間と共に変化しますので、磁界の強さと向きも時間
と共に変化します。磁界が変化しますと電界が生まれ
、その電界の大きさと向きも元となった磁界が時間と
共に変化しますので同じく向きと強さが変化します。
電界が変化しますと 磁界の変化を生みます。
( 電界とは、 電気の力がおよぶ範囲で、静電気の力が
およぶ範囲と考えて頂ければ、結構です。)
この繰り返しが電波です。電波は、空間を伝搬して相
手局へ届きます。 詳しくは、第1章の ”空中線と電波
伝搬”の ”(1)電波って何?”をご覧下さい。
注 電界の変化から磁界が生じる仕組みを詳しく知り
たい方は、メールで質問して下さい。(質問時は
会員番号を必ずお書き下さい。)
こうして相手局に届いた電波には 何の情報も 含まれ
ていません。
そこで、送信側では、送ろうとする 音声や音楽の信号
で電波を変化させれば相手局は、その変化から 元の音
声や音楽の信号を再生して聞く事が出来ます。
音声や音楽あるいは、データを含む 情報で高周波を変
化させる事を変調と言います。
電波から元の情報を取り出す事を復調 (または、検波)
と言います。
続きは、11月の「法規」と「工学」のぺージでお読み
下さい。
「航空無線通信士受験塾」からの
お知らせ
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当講座は、会員制です。
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参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事柄を
選び その分からない事柄が ご自分にとって分かりや
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夏休みにお話をしました通り、独学は、難しく、試験
迄の時間は、それ程永くありません。
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