米軍実弾射撃訓練:日出生台演習、来年度以降廃止を 住民ら九州防衛局に要請 /大分
在沖縄米海兵隊が日出生台演習場で実施した実弾射撃訓練に反対する住民らでつくる「ローカルネット大分・日出生台」は13日、来年度以降の訓練の廃止などを求める要請文を九州防衛局の木坂慎一局長あてに提出した。
要請文は、演習場前で、ローカルネットの浦田龍次事務局長が九州防衛局の職員に手渡した。
今回の訓練は11日に終了した。従来の155ミリりゅう弾に加え、機関銃などの小火器や発煙弾、照明弾も初めて使われた。訓練期間は過去最長の10日間で、155ミリりゅう弾砲からは過去最多の603発が発射された。
要請文で同ネットは「訓練は『沖縄県道越え訓練の移転』という当初の大義名分から変質している」と批判。「拡大する米軍訓練の廃止を求める」と訴え、九州防衛局の誠意ある対応を求めた。
また、米軍の外出日程が非公表となっているため「『部隊の安全』のため公表しないのであれば外出の中止を」と求めた。【高芝菜穂子】
毎日新聞 2010年2月14日 地方版
在沖縄米海兵隊が日出生台演習場で実施した実弾射撃訓練に反対する住民らでつくる「ローカルネット大分・日出生台」は13日、来年度以降の訓練の廃止などを求める要請文を九州防衛局の木坂慎一局長あてに提出した。
要請文は、演習場前で、ローカルネットの浦田龍次事務局長が九州防衛局の職員に手渡した。
今回の訓練は11日に終了した。従来の155ミリりゅう弾に加え、機関銃などの小火器や発煙弾、照明弾も初めて使われた。訓練期間は過去最長の10日間で、155ミリりゅう弾砲からは過去最多の603発が発射された。
要請文で同ネットは「訓練は『沖縄県道越え訓練の移転』という当初の大義名分から変質している」と批判。「拡大する米軍訓練の廃止を求める」と訴え、九州防衛局の誠意ある対応を求めた。
また、米軍の外出日程が非公表となっているため「『部隊の安全』のため公表しないのであれば外出の中止を」と求めた。【高芝菜穂子】
毎日新聞 2010年2月14日 地方版