秋田 玉川温泉２

玉川温泉は、酸性度、単一の源泉の湧出量が日本一です。
下流では玉川毒水と呼ばれ、それを解決するため田沢湖に導入したところ、生息していた魚が絶滅したほどです
（現在では、中和施設が造られ、かなり回復しているとのことです。）

また、世界で２か所しかない北投石（ほくとうせき）の産地としても有名です。
北投石は、台湾の北投温泉で発見されたラジウムなどの放射性を帯びた、鉛を含む硫酸バリウム（組成（Ｂａ、Ｐｂ）ＳＯ４）の岩石で、天然記念物だそうです。

園地内にその案内看板があります。
これが、北投石でしょうか



その向いあたりに、日本最大の湧出量を誇る大噴（おおぶけ）があります。
なんと毎分９，０００Ｌの塩酸を主成分とする強酸性の湯が湧き続けています
吹き出し口のわかる写真は、結局撮れませんでしたが、塩酸を主成分とする湯って、ほかにあるんでしょうか？

動画も撮り、それならよくわかると思うんですが、うまくアップできませんのでやめときます。
ほかにもありますので、また勉強しておきますね



大噴の上には、泥湯のような湯が溜まっています。



附近の山のいたるところから噴煙が上がっています



大噴からさらに上に行くと、テントに囲われた湯船があり、その辺りは、温浴やら放射能浴の客でいっぱいです。
噴煙の上がっているところでは、玉子や野菜などを蒸して食べていらっしゃいます。



今回は、遠慮しましたが、こんなところで１日中ピクニックができたら、温泉好きにとってはたまりませんよね