レディ・マリー・フィッツウイリアム
Lady Mary Fitzwilliam
- 系統: HT. ハイブリッド・ティー系統
- 作出: 1882年 イギリス ベネット(Henry Bennett)
- 交配: Devoniensis × Victor Verdier
- 樹形: 半直立
- 開花: 四季咲き
- 香り: 微香 ティ
- 花色: 桃色 淡いピンク
- 花形: 半剣弁八重咲き
- 別名: Whittle Light-Pink Tea
◉ハイブリッドティー種の歴史の上で非常に重要な品種です。ハイブリッドティー種初の品種は「ラ・フランス」と登録されましたが、この「ラ・フランス」は結実性が悪く、交配親として使うには難しい品種でした。そこで、よく結実する、交配親として優秀なハイブリッドティー種が必要とされました。イギリスのBennett氏が作出したこの「レディ・マリー・フィッツウイリアム」は結実性が良く、交配親として多く使われる様になりました。「マダム・キャロライン・テストゥ」と並んで、ハイブリッドティー種を発展させてくれた重要なぎんしゅです。(姫野ばら園八ヶ岳農場HP)
◉艶やかなピンクは裏弁が濃く、花付きも良く樹高は低めです。「ラ・フランス」に比べると花弁数も少なく弁質も良い為比較的すっきり咲きやすい。
◉中之島公園バラ園 2024.5.3.