月イチ恒例のカメラ雑誌立ち読み
◆「日本カメラ」
*「China White」金村修
近年の金村氏のプリントは、黒が強く、画面のほとんどが
塗りつぶされているような印象のものが多い。
Port Gallery T での展示のときも、印刷されたカタログは普通の調子だが
プリントは黒く焼きこまれていた。
フィルムから印画紙へという工程の中で、いかに対象の画像が変化していくか、を
意識的に示そうとしているのかもしれないが
何か「隠そうとする」作為のようなものを感じてしまう。
*「ライカで散歩」北井一夫
浦安写真横丁における「境川の人々」の展示と同時期に
ギャラリー蒼穹舎でも写真展をするそうな。
なんとか抱き合わせで見に行けないだろうか…
◆「アサヒカメラ」
*「新・今日の写真 写真の現場8」
もう5年前、2003年12月の事だが、京都写真展の撤収の際、
プリントをはずしていたら、見知らぬ初老の男性が近づいてきて
「この写真はいいですねー」と言ってくれた。
褒めて頂いたのでとりあえず「ありがとうございます」とお礼を言ったが
いきなり初対面で話しかけられたので
「誰やこのオッサン」という印象だった。
後日、その方がゲストで来ていた平木収氏であったことを知った。
あの時、もっと自分を売り込んでいたら良かった…。
各誌に浦安写真横丁2008の予告が載った。
東京近辺だし、賑わうだろうなぁ。
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