雨と湿気でベチャベチャ状態の大阪で
「大阪写真月間2011」の会場を廻る。
それぞれ上手で綺麗な写真ばかりだが
やはり今時は震災に絡んだ作品が気にかかる。
いくつかあったそんな作品の中で
百々武氏の「離島航路」はストレートなドキュメンタリーで
シンプルな力強さが感じられた。
澤田勝行氏の「2010年夏・三陸」も、奇をてらわないまっすぐな視線の中に
様々な思いが交錯する印象的なものだった。
いつかは被災地に行って、自分の目で
その有り様を見てみたいという気持ちが強くなった。
実現できるのはいつのことだろうか。