所長 「ルノーからまた変テコなのが出たようじゃの。」
助手 「ウインドですね。ボクは嫌いじゃないですけど。」
所長 「誰も嫌いじゃとは言っとらんじゃろうが。」
助手 「だって変テコって言ってたじゃないですか。」
所長 「変テコなカタチじゃと言うのが何で嫌いになるんじゃ。愛すべき変テコなクルマって見方も出来るじゃろうが。」
助手 「いや、そもそも変テコだとは思いませんけどね。」
所長 「じゃあ格好いいと思っとるのか。」
助手 「いや、カッコいいと言うのも違いますね。味があるって言うか、個性的でいいじゃないですか。」
所長 「似たようなモンじゃと思うんじゃが。」
助手 「全然違いますよ。ま、いいですけど。で、ウインドの話に入りますけど、トゥインゴベースのクーペ・カブリオレですし、ようは206CCやマイクラC+Cの亜流なワケですよね。」
所長 「そうじゃな。ボディを専用に誂えとるのが肝なんじゃろうな。」
助手 「ですね。でもせっかくの専用ボディなのにもっとスポーティに振るとかしても良かったと思いませんか。」
所長 「ま、確かにもっと低くて幅広くした方がそれらしく見えるじゃろうな。まぁ、ベースから骨格を極端に変えるのは無理があったのかもしれんが。」
助手 「顔もトゥインゴとそんなに変わりませんし、名前もトゥインゴとウィンドって似たような感じじゃないですか。」
所長 「名前はどうでもいいんじゃが、顔つきは例のファミリーフェイスなんじゃないのか。」
助手 「そうなのかもしれませんけど、オープンカーですし、もう少し色気があってもいいと思うんですけどね。」
所長 「言えとるの。どうも海外メーカーのその辺りのセンスがよぉわからんの。」
助手 「それ、言えてるかもしれませんね。」
所長 「じゃがウインドの全体の雰囲気はなかなかいいと思うんじゃ。ズングリむっくりした体型もミニ・マーコスとかフィアット600ベースのアバルトなんかに近いモンがあるし、小型車をベースとしたスポーツカーでは定番と言えるんじゃないかのぉ。」
助手 「ああ、ミニ・マーコス。確かに似てるかもしれませんね。」
所長 「それにしてもルノーってときどきこういう面白いクルマを出してくるのぉ。この間のカングーのビボップと言い。」
助手 「言えてますね。アヴァンタイムとかスポール・スピダーとか、他のメーカーでは考えられないようなのをしれーっと出してきますよね。」
所長 「じゃな。かつてのサンク・ターボを復活させたようなミッドシップのルーテシアV6とかもあったのぉ。」
助手 「シトロエンなんかよりよっぽどアバンギャルドかもしれませんね。」
所長 「ルノーの面白いトコは、マニアックなクルマなはずなのに、そう見えんようなポップなデザインを持ってくるじゃろ。」
助手 「あっ、言われてみればそうかもしれませんね。」
所長 「普通に考えれば、ミニバンサイズの2ドアクーペなんて珍車の市場があるワケないし、スポール・スピダーにしても実用性を考えればフロントガラスがないようなクルマ、スーパーセヴン級のストイックな乗り物なはずなのに、そうは見えんじゃろ。」
助手 「確かに。」
所長 「上手い言葉が思いつかんのじゃが、ようするにオタクっぽくなりそうなクルマをじゃな、デザインのチカラでお洒落な存在にしとるんじゃ。」
助手 「お洒落って、もうちょっと他にいいようがないんですか。」
所長 「じゃから上手い言葉が思いつかんと言っとるじゃろうが。そう言えば昔のルノーの広告で『ルノーはオシャレ。』って、小っ恥ずかしいのがあったのぉ。」
助手 「ああ、なんかあったような気がしますね。」
所長 「まぁ、ようするにそんな感じがするデザインというコトじゃ。」
助手 「わかりました。あとウインドってベースがトゥインゴのホットバージョンのルノー・スポールなんですよね。」
所長 「そうらしいの。ウインド自体の開発もルノー・スポールで進めとったようじゃの。」
助手 「というコトは見掛けよりも随分とスパルタンなクルマなんですね。イメージではもっと緩い感じのクルマだと思ってたんですけど。」
所長 「まぁ、ウインド自体がお客を選ぶクルマじゃから数は期待出来んし、色んな仕様をつくると採算が合わんのじゃろ。で、一番反応の良さそうなトコに絞った結果じゃろうな。」
助手 「そういえば、日本に入ったのも左ハンドルのマニュアルだけみたいですね。ま、カングーのビボップに比べれば問題なさそうですけどね。」
所長 「ま、右ハンドルのオートマをしつらえてもたかがしれとるしの。それよりもこのクルマが日本で買えるようになったコトを喜ぶべきじゃろうな。」
参考資料
ルノー・ウインド(日産トレーディング株式会社ルノー・ジャポン)
ルノー・トゥインゴ(轟クルマ文化研究所)
ルノー・カングービボップ(轟クルマ文化研究所)
ルノー・メガーヌ(轟クルマ文化研究所)
マーコス・ミニGT(『GAZOO.COM』 トヨタ自動車株式会社)
ルノーは・・・(トリコールデイやります)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
助手 「ウインドですね。ボクは嫌いじゃないですけど。」
所長 「誰も嫌いじゃとは言っとらんじゃろうが。」
助手 「だって変テコって言ってたじゃないですか。」
所長 「変テコなカタチじゃと言うのが何で嫌いになるんじゃ。愛すべき変テコなクルマって見方も出来るじゃろうが。」
助手 「いや、そもそも変テコだとは思いませんけどね。」
所長 「じゃあ格好いいと思っとるのか。」
助手 「いや、カッコいいと言うのも違いますね。味があるって言うか、個性的でいいじゃないですか。」
所長 「似たようなモンじゃと思うんじゃが。」
助手 「全然違いますよ。ま、いいですけど。で、ウインドの話に入りますけど、トゥインゴベースのクーペ・カブリオレですし、ようは206CCやマイクラC+Cの亜流なワケですよね。」
所長 「そうじゃな。ボディを専用に誂えとるのが肝なんじゃろうな。」
助手 「ですね。でもせっかくの専用ボディなのにもっとスポーティに振るとかしても良かったと思いませんか。」
所長 「ま、確かにもっと低くて幅広くした方がそれらしく見えるじゃろうな。まぁ、ベースから骨格を極端に変えるのは無理があったのかもしれんが。」
助手 「顔もトゥインゴとそんなに変わりませんし、名前もトゥインゴとウィンドって似たような感じじゃないですか。」
所長 「名前はどうでもいいんじゃが、顔つきは例のファミリーフェイスなんじゃないのか。」
助手 「そうなのかもしれませんけど、オープンカーですし、もう少し色気があってもいいと思うんですけどね。」
所長 「言えとるの。どうも海外メーカーのその辺りのセンスがよぉわからんの。」
助手 「それ、言えてるかもしれませんね。」
所長 「じゃがウインドの全体の雰囲気はなかなかいいと思うんじゃ。ズングリむっくりした体型もミニ・マーコスとかフィアット600ベースのアバルトなんかに近いモンがあるし、小型車をベースとしたスポーツカーでは定番と言えるんじゃないかのぉ。」
助手 「ああ、ミニ・マーコス。確かに似てるかもしれませんね。」
所長 「それにしてもルノーってときどきこういう面白いクルマを出してくるのぉ。この間のカングーのビボップと言い。」
助手 「言えてますね。アヴァンタイムとかスポール・スピダーとか、他のメーカーでは考えられないようなのをしれーっと出してきますよね。」
所長 「じゃな。かつてのサンク・ターボを復活させたようなミッドシップのルーテシアV6とかもあったのぉ。」
助手 「シトロエンなんかよりよっぽどアバンギャルドかもしれませんね。」
所長 「ルノーの面白いトコは、マニアックなクルマなはずなのに、そう見えんようなポップなデザインを持ってくるじゃろ。」
助手 「あっ、言われてみればそうかもしれませんね。」
所長 「普通に考えれば、ミニバンサイズの2ドアクーペなんて珍車の市場があるワケないし、スポール・スピダーにしても実用性を考えればフロントガラスがないようなクルマ、スーパーセヴン級のストイックな乗り物なはずなのに、そうは見えんじゃろ。」
助手 「確かに。」
所長 「上手い言葉が思いつかんのじゃが、ようするにオタクっぽくなりそうなクルマをじゃな、デザインのチカラでお洒落な存在にしとるんじゃ。」
助手 「お洒落って、もうちょっと他にいいようがないんですか。」
所長 「じゃから上手い言葉が思いつかんと言っとるじゃろうが。そう言えば昔のルノーの広告で『ルノーはオシャレ。』って、小っ恥ずかしいのがあったのぉ。」
助手 「ああ、なんかあったような気がしますね。」
所長 「まぁ、ようするにそんな感じがするデザインというコトじゃ。」
助手 「わかりました。あとウインドってベースがトゥインゴのホットバージョンのルノー・スポールなんですよね。」
所長 「そうらしいの。ウインド自体の開発もルノー・スポールで進めとったようじゃの。」
助手 「というコトは見掛けよりも随分とスパルタンなクルマなんですね。イメージではもっと緩い感じのクルマだと思ってたんですけど。」
所長 「まぁ、ウインド自体がお客を選ぶクルマじゃから数は期待出来んし、色んな仕様をつくると採算が合わんのじゃろ。で、一番反応の良さそうなトコに絞った結果じゃろうな。」
助手 「そういえば、日本に入ったのも左ハンドルのマニュアルだけみたいですね。ま、カングーのビボップに比べれば問題なさそうですけどね。」
所長 「ま、右ハンドルのオートマをしつらえてもたかがしれとるしの。それよりもこのクルマが日本で買えるようになったコトを喜ぶべきじゃろうな。」
参考資料
ルノー・ウインド(日産トレーディング株式会社ルノー・ジャポン)
ルノー・トゥインゴ(轟クルマ文化研究所)
ルノー・カングービボップ(轟クルマ文化研究所)
ルノー・メガーヌ(轟クルマ文化研究所)
マーコス・ミニGT(『GAZOO.COM』 トヨタ自動車株式会社)
ルノーは・・・(トリコールデイやります)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
EDみたいなセダンも沢山だし、be-1やフィガロを自前のキャラで造ったみたいな車も沢山でたし、ビークロスみたいのまで有るし。
日本のバブル時代&崩壊直後の悪のり車がヨーロッパからどんどんデビューしてますね。
好景気に企画すると、こういうのが増えるのかな?と感じてます。
欧州車も今から企画される車は不景気で、今の日本車の様に何か貧乏臭い雰囲気な良く言えば真面目な車が増えるんでしょうか?
日本のバブルの頃の欧州車って真面目だけど貧乏臭い実用車が多かった気がしてたのが逆に成った様な。
>第一印象はデルソルとかエクサとかみたいですね、もっと出来は良いんだろうけど。
>EDみたいなセダンも沢山だし、be-1やフィガロを自前のキャラで造ったみたいな車も沢山でたし、ビークロスみたいのまで有るし。
言われてみれば、バブル期の日本車の発想に近いクルマばかりですよね。
>日本のバブル時代&崩壊直後の悪のり車がヨーロッパからどんどんデビューしてますね。
>好景気に企画すると、こういうのが増えるのかな?と感じてます。
悪のり車(笑)ですか、キツイですね。ボクは結構好きですけど。
やっぱり景気がいいときでないと出てこないんでしょうね。そう言えば『遊びごころ』って言葉もさっぱり耳にしなくなりました。
>欧州車も今から企画される車は不景気で、今の日本車の様に何か貧乏臭い雰囲気な良く言えば真面目な車が増えるんでしょうか?
どうでしょうね。日本のニーズって極端じゃないですか。高級車に乗るのがステイタスだったり、広ければ広いほど良かったり、燃費が良ければあとはどうでもよかったり(笑)
欧米はもう少しクルマに求めるモノに一貫性があると思うので、日本とはまた違った道を歩むんじゃないでしょうか。
>日本のバブルの頃の欧州車って真面目だけど貧乏臭い実用車が多かった気がしてたのが逆に成った様な。
でしたね。憧れてたクルマに乗ったら、(日本的な)高級感は微塵もなく、どこまでも実用一辺倒でびっくりしたモンです。(パワーウィンドウが前席だけとか)
web上の画像と違って、実車はカッコよかったですよ!
ヨーロッパの街角にあるからステキに見えただけで、これを日本にもってきたらそう見えないかもしれませんけどねぇ。
オーストリアですか、羨ましいですね。
現地の普通に生活してるクルマを眺めてるだけで楽しいですよね。
>ウインド・ゴルディーニが王宮前に停まっているのを見ました。
さすが本場ですね。まだ素のウインドもお目にかかってないというのに。
>web上の画像と違って、実車はカッコよかったですよ!
実物はカッコいいんですか。これは楽しみですね。
個人的には、ゴルディーニの青地に白のストライプが気恥ずかしい気がするんですが。
>ヨーロッパの街角にあるからステキに見えただけで、これを日本にもってきたらそう見えないかもしれませんけどねぇ。
それはあるかもしれませんね。向こうはそこいらの街角でもカタログに使えそうな風景ばかりですしね。
いやいや、ウインドは日本で見てもステキですよ。