とどこの徒然

はじめまして

頑張りました西山登山(857m)

2008年11月06日 05時25分33秒 | 日記
澄み切った青空の下、白峰の西山に登りました。登り口の階段は主人にはとても長くてつらい階段でした。登り切ったところを左が登山道です。階段で出会った福井のグループの下山者が主人の姿に「左は遠いから右に行くと近道や、ゆっくり登れば行けますよ」と親切に教えてくれるのでした。半信半疑の主人を促し右に折れる。しばらくで砕石を敷いた工事中の車道が有り、際に作り立てのベンチが有るのです。どうも植栽用の車道の様でした。


ヤレヤレと疲れた主人を座らせる。丁度正午で持参のお弁当を開く。わたしは速食いをし「チョッと頂上へ行けるか見てくるわ」と立ち上がる。「ワシここで待っとるわ。帰り、道に迷うなよ」と頂上を断念した主人が方向音痴の私に念を押すのです。リュックを置いて小走りで登山道を登る。10分程で頂上だった。写真を撮り早足で戻る。「おとうさん10分か15分で頂上やったわ」「そうかー、そんならワシも行けるやろ」。云い終わらぬうちに坂道を登って行く主人でした。途中、主人には難所の坂が1箇所有るのが気になる。食事の後片付けをしリュックを背負って後を追って行く。心配した難所の坂にも主人の姿が無いのです。コースを外れたのかと心配になり大声で呼んで見た。「おーい」と上の方で返事が聞こえ坂を登り主人の後姿を見つけて安堵する。頂上まで200mの標識から半分過ぎで「未だ遠いなー」とポツリ。主人には遠い遠い頂上でした。毎日のリハビリを一緒に頑張る。私はひそかに【主人を西山の頂上に立たせて上げたい】と思っていたのです。穏やかな西山なら私一人でも何とかなるだろうと思っていたのです。こんなに早くわたしの夢(二人の夢)が叶うなんてウソの様なホントの話。山大好き主人の気力の頑張りで実現しました。


下山は普通のルートで10分間の休憩で50分の下山でした。私は2往復の嬉しい頂上でした。


まだ3時、多くのカメラマニアを尻目に西山の奥まで車を走らせ紅葉と冠雪の白山を堪能して帰りました。