スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

こどもの日なので真面目な話をさせてください。

2008年05月05日 21時14分32秒 | いつものお話
今から6年前にだんなの親兄弟と同居したもの、仕事も居場所がなくて図書館が唯一落ち着くところでした。

そのときにある1冊の本を読みました。それは「プチタンファン」という育児雑誌の投書コーナーを集めた「読んでくれてありがとう」です。

この本はお母さん方の本音を集めたもので、自分の子供が可愛いと思えない、旦那の親がうっとおしい、嫁姑問題、子供の教育、生まれた子供は障害を抱えている、自分の過去のカミング・アウト、お母さん友達付き合い、自分自身がうつになった、がんで余命4ヶ月を宣告されたけど、子供を残して死ねない、今の行政への不満といろいろ書かれています。

がんで余命4ヶ月のお母さんの話は「涙のアンパンマンマーチ」というタイトルで本になり、ドラマ化されました。そのお母さんでもある故原島久美子さんの主治医が「病院で死ぬと言うこと」の著者でもある山崎章郎氏ということもあり、山崎氏の著書をヘルパーの勉強で読みました。

私がこの本で一番ショックを受けた話は普段どおりに出勤したご主人が車に排ガスを引き込んだ自殺で遺体となって発見され、家族に内緒で多額の借金をしていた話と母親の死でふさきごんでいた父親と近親相姦の関係を持った母親の告白です。

テーマがテーマゆえに男性には読めない部分がありますが、読者の中には年配の方や、教育を学ぶ学生さんや男性もいました。ある方が「光市の事件の少年のような人間を作り出したのは自分達大人の責任でもある」と言っていましたが、お母さんの孤立を作り出したのも私達にも原因があるような気がする。

私は介護の仕事をしていますが、湯原昌幸さん荒木由美子さん夫妻の話で認知症の湯原さんのお母さんを施設に預かることになったときに荒木さんは自分達に責任があると感じたという話は考えさせられました。

事実、介護の仕事は人間関係のエゴとかすごく見るし、着替えもまともに持ってこない利用者さんの家族もいます。そういうところに限って家族関係が悪いとか聞きます。

私自身も算数の問題が出来なくて父にぶん殴られたときは父親に対する憎しみの中で生きていきました。でも、この年になり、昨年の似顔絵コンクールで入選し、ヘルパーの資格を取って「3年後には介護福祉士になる!」という目標を立てたことでそれを乗り越えることが出来ました。

そして私が一番言いたいのは孤独を感じたら図書館に行くことで自分の心を落ち着かせることと、自分の目標を持つことです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こどもの日なのでこの曲!!

2008年05月05日 19時54分24秒 | ももちゃんソングブック
今日はこどもの日なので森山良子さんの「明日こそ、子供たちが…(WHEN CHILDREN RULE THE WORLD)」です。

この曲は長野オリンピックの開会式で歌われ、世界中に彼女が歌う姿が中継されました。

印象に残っているのは開会式で雪ん子に扮した長野の子供たちが歌う「歌おう この願い 争い 憎しみ 苦しみ 怒りも 消え去るよう」のコーラスです。

事実、長野オリンピックの前に中学生が女性教師をメッタ刺しにするという前年の神戸で起きた連続児童殺傷事件のショックの繰り返しが起きてしまいました。

前年にリリースした原坊とSMAPの香取君とのコラボシングル「みんないい子」は桑田さんが1人の父親として書いたメッセージソングだと私は思います。(シングル持っていますよ)

このシングルのカップリングは名曲「さとうきび畑」です。この曲は「みんなのうた」より紅白で歌ったのを今でも覚えている。

森山さんはこの曲と同じ年に「あなたが好きで」という曲をリリースしましたが、ドラマに使われた2004年の紅白で森山さんが歌う姿を見たとき、離婚したばかりで「自分はこの先どうなるんだろう?」という不安と「正月なのになんで郵便局のバイトを選んだんだろう」という自分自身に対する惨めさをかみしめながら見ていました。

今年で60歳になる森山さんですが、16日に白川郷でコンサートをやります。

「さとうきび畑」「涙そうそう」という考えさせられる曲が多い中で、「30年を2時間半で」は団塊世代の人の心をつかむ曲です。デパートの地下で買い物をしていた1人の団塊世代の主婦が昔の彼氏に再会したという話で、その彼氏は奥さんをなくした独り身で…という内容です。でも、彼女のパフォーマンスは笑えます。

昨年は岐阜グランドホテルでディナーショーをやりましたが、このホテルはおばが経営している会社が内装を手がけていて、コネでチケットが取れたらしい…。

最後に一言・リクエスト募集中。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする