安倍晋三首相が今年の夏に発表するとしている「戦後70年談話」に関する有識者会議が2月25日に始動します。
安倍首相はこれまで「未来志向」の談話とすることに意欲を示す一方、「(1995年の)村山富市首相談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいく」と述べ、アジア諸国に対する植民地支配と侵略への反省と謝罪を表明した「村山談話」の立場を継承する考えを示していましたが、この「村山談話」で明記された「侵略と植民地支配」などの文言をそのまま踏襲することには否定的な考えを示しました。
安倍首相は有識者らの意見を踏まえ談話内容を決めるとしていますが、歴代内閣が継承してきた歴史認識の変質と受け取られれば、中国や韓国との溝を深めるだけでなく、日米関係まで損ないかねないとの見方があり、安倍首相の対応が焦点となっています。
安倍首相は「70年談話」で、(1)先の大戦への反省、(2)戦後の平和国家としての歩み、(3)今後のアジアや世界の平和への貢献―の3点を強調する考えを表明しています。そして、首相自らが掲げる「積極的平和主義」の方針も打ち出す意向だといいます。
【出典参考】2015年2月21日配信「時事通信」
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