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あわや水素爆弾爆発-1961年に広島の260倍の威力

2013年09月25日 | 国際・政治

英紙「ガーディアン(電子版)」が9月20日伝えたところによると、情報公開法により米ジャーナリストが入手した機密文書で、1961年に米ノースカロライナ州でB52爆撃機から水素爆弾が落下する事故が起き、爆発寸前だったことが明らかになりました。

この水素爆弾は広島型原爆の260個分に当たる威力があり、実際に爆発すれば、死の灰が首都ワシントンやニューヨークなど大都市まで及び、数百万人の命が危険にさらされた可能性があったということです。

報告書は、エネルギー省が管轄するサンディア国立研究所の核兵器の安全管理を専門とする技術者が事故の8年後に作成したもので、1961年6月23日にノースカロライナ州ゴールズボロの空軍基地を飛び立ったB52爆撃機が空中できりもみ状態になり墜落し、その際に水爆2個が落下したというもの。
うち1個は起爆装置が作動し、4つの安全装置のうち3つまでが解除されたものの、最後の1個が働いて、かろうじて爆発を免れたということです。

この報告書は米調査ジャーナリストであるエリック・シュローサー氏が、核軍備競争などに関する新著の調査の一環として入手しました。

【出典参考】2013年9月23日付け「しんぶん赤旗」

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