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石原都知事が南京事件否定発言を擁護--「河村君正しい」 

2012年02月29日 | 国際・政治

東京都の石原慎太郎知事は2月24日の定例記者会見で、河村たかし名古屋市長が南京事件を否定した発言について「河村君の言うことは正しいと思う」と擁護しました。

石原知事は「あれだけの装備しかない旧日本軍が、あれだけの期間に40万の人を殺せっこない。絶対にない、物理的に。戦争のどさくさですから、人を殺したのもあったかもしれない。しかしそれをもって、大虐殺というのは本当に心外だと思うし、違うと思う。さんざん検証してきたんだから。私は彼を弁護したい」と述べたというもの。

【出典参考】2012年2月24日配信「毎日新聞」

<河村市長--「礼儀欠いた」 中国の批判報道に戸惑い>

一方、名古屋市の河村たかし市長は、南京事件を否定した自身の発言について「礼儀を欠いた」と関係者に反省の言葉を漏らしていることが24日、分かりました。27日の定例記者会見で、発言について遺憾の意を示す方向で検討している模様だと言います。ただ、発言の撤回はしない方針で、事態収拾につながるかは微妙。

河村市長は24日、記者団に「市民に迷惑がかかるのは心が痛む。市民の生活を守るのが市長の責任」と発言の影響拡大への懸念を表明したと言います。中国で発言への批判が高まっていることについて、河村市長は当初は静観する構えでしたが、24日に中国主要メディアで報道されたことから、戸惑いを見せ始めたと言います。

南京市にいる日本人に悪影響が出たり、名古屋市への中国人観光客減少などに波及する可能性について市長は周囲に相談。「名古屋市役所を表敬訪問した南京市幹部に自分の意見を話したのは礼儀を欠いた行為だった」と述べたと言います。

【出典参考」2012年2月25日配信「毎日新聞」

<河村・名古屋市長:南京事件否定発言 「誤解招いた」--釈明会見>

名古屋市の河村たかし市長は27日の記者会見で、自身の南京事件を否定する発言について持論は撤回せず、「30万人とされる組織的な大虐殺はなかったのではないかとの趣旨だったが、一部で誤解を招いた」と釈明した。

【出典参考」2012年2月28日配信「毎日新聞」

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