「世界の窮状に９条を！」との呼びかけで、学生９条の会の交流集会「第２回Peace Night ９（ピースナイトナイン）」が２００８年１２月１２日夜、東京・早稲田大学の大隈講堂で約１０００名の参加で開催されました。
その中で、「学生の未来と憲法９条」と題したトークセッションでは、小森陽一「九条の会」事務局長（東京大学教授）の司会で、「九条の会」呼びかけ人のひとり・井上ひさし氏（作家）が学生とのトークを展開。
井上氏は、執筆中の脚本を紹介しながら、宮本武蔵ら江戸時代に剣客と呼ばれた人たちの“兵法”について触れ、剣の道を極めた達人たちは、「人を討たない、人から討たれない」ために「どうしたら剣（武力）を使わないで済むか、という結論に達した」と紹介しました。
これに対し、司会の小森氏は「宮本武蔵、憲法九条の思想を語る－－ということですね」と応じ、会場の笑いを誘いました。
学生９条の会＝http://www.peace9.net/main/index.html
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