とだ九条の会blog

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国民平和大行進「戸田コース」に参加しました

2008年07月20日 | 国際・政治
P1010052_2原水爆禁止2008年世界大会成功へ向け、国内各地から「国民平和大行進」がスタートしていますが、5月6日に北海道最北端の礼文島を出発した「国民平和大行進」が、6月初旬には青森に渡り、何本かのコースに分かれて本州(日本海コース)を南下、この7月に埼玉県入りし、今日7月20日、戸田市での「国民平和大行進」となりました。

夕方6時に、戸田市役所の平和像前に市内各労組・市民団体、市民など約80名が集合しました。集会では花井正幸戸田市原水協会長が挨拶、つづいて北海道からの通し行進者である小田正さん(新潟県原水協、新発田市原水協)が挨拶に立ちました。また神保国男戸田市長の祝電が披露された後、戸田市から原水禁世界大会へ派遣される3名が紹介されました。集会後、埼玉県の通し行進者2名も横断幕を先頭で掲げて、市内パレードに出発しました。
今回のコースは昨年同様、「戸田市役所前→市役所通り南下→本町一丁目交差点左折→電話局通り東進→下前公園で休憩→下前交差点左折→東部福祉センター通り北上→東部福祉センター北交差点左折→中央通り西進→ベルクス前通過→第一小前交差点右折→市役所通り北上→戸田市役所到着」というもので、参加者はシュプレヒコールで市民へアピールしました。

1958年6月から「広島--東京間1000キロ平和行進」が始まったわけですが、これが現在の「国民平和大行進」の始まりであり、今年は「国民平和大行進」50周年目という記念すべき年にあたります。
また、今年の原水爆禁止世界大会は、2010年春に開催される予定の「核不拡散条約(NPT)再検討会議」にむけて、今後2年間の核兵器廃絶の運動を大きく発展させる出発点ともなる重要な大会になります。
なぜなら、前々回2000年にニューヨークで開かれた「再検討会議」では、アメリカやロシア、イギリス、フランス、中国の核保有国をはじめ、日本も含めた世界のすべての国が賛同して「自国核兵器の完全廃絶を達成する」との明確な約束を含めた「最終文書」が合意されたものの、その後、2005年の「再検討会議」では、核兵器保有国、特に圧倒的な力を持つアメリカがあれこれ理由をつけて“約束”の実行を拒否し妨害して今日に至っているという状況があるからです。
そのアメリカは、その誤りや破綻が明白になっているというのに「テロと大量破壊兵器拡散の脅威」を口実に核兵器使用と先制攻撃の戦略をとり、無法なイラク戦争を続けていて、日本を巻き込んで米国の軍事力による世界戦略の野望を持ち続けています。
このようなやり方ではテロも核拡散も深刻になるばかりで解決にならないことは、いまや世界の常識です。核拡散問題を解決するためには、核兵器廃絶以外にはありません。

P1010059_2昨年秋の国連総会では、非同盟諸国や核兵器廃絶のために行動する「新アジェンダ連合」諸国が、2010年の「再検討会議」に向けて、2000年の合意の実行を促進する決意を改めて示しました。
唯一の被爆国・日本、憲法九条の国・日本、非核三原則を国是とする日本こそ、世界から核兵器廃絶に向けた積極的な姿勢が求められています。
原水爆禁止2008年世界大会の成功に向け、引き続き頑張りましょう。


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