昨日に引き続き、『志位和夫(日本共産党委員長)品川正治(経済同友会終身幹事)響き合い対談』から感想をまじえ、その概要を紹介します。(文責:サイト管理者)
<9条と合致する平和の流れが世界の流れ>
品川氏は、「憲法九条は『人間の目』で戦争を見て、絶対に戦争をやらないと決めたすばらしいもの、当時の国際情勢が日本の憲法を国連憲章に一歩先んじるものにまで押し上げた。そして現在、イラク戦争以降の国際情勢のなかで、九条の存在が大きな意味を持つようになり、光り輝いている。その世界的な普遍的価値を我々は死守すべきだ」と力説しました。
これに対し、志位氏は、最近のASEAN(東南アジア諸国連合)を中心としたTAC(東南アジア友好協力条約)の広がりを紹介しながら、憲法九条が目指している方向と一致する平和の巨大な流れが世界を覆いつつある点を説明しました。
<21世紀は“アメリカを問う世紀”>
品川氏は、21世紀というのは“アメリカを問う世紀”となっていて、世界の大勢がこうありたいと願う理念を憲法化している日本が、なぜアメリカについていくのか、下手をすると“アメリカと日本を問う世紀”になりかねないと批判しました。
この21世紀は“アメリカを問う世紀”という指摘は、大変卓越した発言だと思いました(サイト管理者)。
さらに、品川氏は政府が「アメリカと価値観が一緒だ」と言っている点について、世界で原爆を落とした唯一の国=アメリカと、落とされた唯一の国=日本の価値観が一緒であるはずはない、アメリカいいなりから脱却するとともに本当の意味で自主的な外交戦略をもった日本にならないといけないということで志位氏と認識が一致しました。
品川氏は、日本政府が日米同盟だけをにらんだ政策を実施していることは異常であり、そのことを国民も気が付く時期に来ていると述べました。(つづく)
【出典】『志位和夫(日本共産党委員長)品川正治(経済同友会終身幹事)響き合い対談』
(日本共産党中央委員会出版局刊、A5判32ページ 150円+税込)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://www15.ocn.ne.jp/~toda9jo/
<9条と合致する平和の流れが世界の流れ>
品川氏は、「憲法九条は『人間の目』で戦争を見て、絶対に戦争をやらないと決めたすばらしいもの、当時の国際情勢が日本の憲法を国連憲章に一歩先んじるものにまで押し上げた。そして現在、イラク戦争以降の国際情勢のなかで、九条の存在が大きな意味を持つようになり、光り輝いている。その世界的な普遍的価値を我々は死守すべきだ」と力説しました。
これに対し、志位氏は、最近のASEAN(東南アジア諸国連合)を中心としたTAC(東南アジア友好協力条約)の広がりを紹介しながら、憲法九条が目指している方向と一致する平和の巨大な流れが世界を覆いつつある点を説明しました。
<21世紀は“アメリカを問う世紀”>
品川氏は、21世紀というのは“アメリカを問う世紀”となっていて、世界の大勢がこうありたいと願う理念を憲法化している日本が、なぜアメリカについていくのか、下手をすると“アメリカと日本を問う世紀”になりかねないと批判しました。
この21世紀は“アメリカを問う世紀”という指摘は、大変卓越した発言だと思いました(サイト管理者)。
さらに、品川氏は政府が「アメリカと価値観が一緒だ」と言っている点について、世界で原爆を落とした唯一の国=アメリカと、落とされた唯一の国=日本の価値観が一緒であるはずはない、アメリカいいなりから脱却するとともに本当の意味で自主的な外交戦略をもった日本にならないといけないということで志位氏と認識が一致しました。
品川氏は、日本政府が日米同盟だけをにらんだ政策を実施していることは異常であり、そのことを国民も気が付く時期に来ていると述べました。(つづく)
【出典】『志位和夫(日本共産党委員長)品川正治(経済同友会終身幹事)響き合い対談』
(日本共産党中央委員会出版局刊、A5判32ページ 150円+税込)
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