ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

ウィーンフィルメンバーからのメッセージ演奏

2020-05-22 | クラシック音楽
サントリーホールのHP上に、コロナで演奏活動が停止となっているウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーから届いたメッセージと演奏動画がアップされました。
メッセージを届けたのは、
ダニエル・フロシャウワー楽団長(第1ヴァイオリン)
ミヒャエル・ブラーデラー事務局長(コントラバス)の二人です。 

誰もいない会場をバックに、その会場の雰囲気と演奏の豊かな響きが何とも言えず、ウィーンフィルの伝統の重みを感じさせるとても贅沢な演奏動画です。

場所は、ウィーン・ムジークフェライン(楽友協会)のブラームスホールの室内楽会場。

以下は演奏曲名と演奏者のコメントです。
*グリエール:ヴァイオリンとコントラバスのための組曲 
(ブラーデラー氏)原曲はヴァイオリンとチェロのため楽曲で、コントラバスには少し難しいのですが、3つの曲を演奏します。
*J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001 
(フロシャウワー氏)このヴァイオリンはストラディヴァリウスの1727年製で、バッハがこの楽曲を作ったのが1717年です。この楽器が重ねた年月が、どのようにバッハの音楽を響かせるかをご覧いただけます。 
*ボッテジーニ:メロディ 
(ブラーデラー氏)偉大なる師であるルートヴィヒ・シュトライヒャーを偲んで演奏します。2020年6月が彼の生誕100周年となりますが、彼は70歳の誕生日にこの曲をここ楽友協会のブラームスホールで演奏し、私に大きな影響を与えてくれました。 


最後のコントラバスの演奏が心に響きます。
早く世界の人々が元の生活に戻れますように...
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