湘南オンラインフレネ日誌

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寒川町役場に3/24講演会説明を

2009-02-20 10:34:35 | 引きこもり
寒川町役場をまわり、3/24講演会の概略説明のし直しをする。後援申請書書式を受け取った。

今回の講演会は、世界的な不況の影響で製造業関連の受注が激減しているために、立場の弱い非正規雇用者から人材削減することが進んでいる状態で、障がい者雇用忌避や中には解雇が始まっている。清掃業や福祉労働などの一般には敬遠される職種への企業労働配置比重を考慮しても、これだけでは就労の道が厳しい。消費再生産社会の社会的ニーズ、つまり、私生活を支える地域就労をデザインする必要が生まれていること。もうひとつは、障がい者の平均退職年齢は40代なので、退職後の当事者を包み込む人の輪が必要であること。このことから、地域就労・地域起業をもうひとつの就労の道として探っていく必要がある。

一方、典型的な地域就労のコミュニティ・ショップ作りは、当事者さんの利用施設となり、なかなか地域の開放された交流ショップ運営となると資金繰りを含んで運営が難しいこと。これらをどのようにして、質的にもリメイクできるかということ。そう考えると、そこに社会的企業という発想が入ってくる。「社会的ニーズ」に応じて職を得、そのことを通じて社会参画していくこと(ひとの輪の中へ)を実現していく、柔らかな就労ネットワークをつくるかというもうひとつの道を開拓していくことになる。身の丈大から始まり、予算的にも伸縮に自由が利く道を、しっかり育てていく見通しのある企画…。

ここに八木原律子氏の活動紹介が生きてくる。東京を中心とした関連学部の学生さんを活かした地域活動を参考にさせていただく意義は大きいと思う…とまあ、こんな話だ。

茅ヶ崎の障がい者が藤沢に職場をもとめたり、遠方まで出かけている現状からも、寒川町に茅ヶ崎のショップ展開が意味をもつだろうと思う。そこで共同利用のショップ展開の枠組みを考えたい。

このような話、福祉課担当者の方は面食らっていましたが…。

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帰りに寒川図書館に立ち寄ったものの、他館の図書を混ぜてしまうなど、眠気はどうしようもなく、平塚で父のベッドサイドの作業用使い捨てシートを購入。(ここにしか販売していない。)後援申請書の団体印をもらうために、また茅ヶ崎サポセンに。

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昨日は在宅作業の日、だから夕食をゆっくりしていたら、帰宅した家では母が角を出していた。父がまた失禁騒動を起こし、母がひとりで介護に当たっていたからだった。手術のあとの食事コントロールをしている母が介護しなければならない相手は、丼飯をあっという間に食べてしまうつわものという矛盾。しかし、これでは、私の仕事が成り立たなくなってしまう。母と小さな口論。分かりきっていることだが、解決の道が無い。引き分けて、憂鬱が残った。

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●「知的障害や自閉症の人たちのための見てわかるビジネスマナー集」

を入手した。いわゆる一般就労のビジネス研修の障がい者版テキストだが、当事者の求めに応じて書かれたものではなく、就労指導担当者が研修を受けさせる時に使うテキストという具合で、たしかに「空気を読む」のが苦手という自閉症スペクトラムの方や、知的障がいの方が失敗しやすい部分を手厚く描いている。しかし、大前提となる職場人間関係と就労に必要な情報交換の潤滑化とか、働くことで何を得ることが出来るかという「マナー」を超えた枠組みが伝えられないかと思う。この本では役不足。チェックシート的な役割で終わるだろう。がっかり。

夜間傾聴:##君(仮名)
     ******君(仮名)
     入谷さん(仮名)

(校正2回目済み)
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