湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

流されるような一日

2007-11-20 07:50:38 | 引きこもり
しょうもない話で、風邪を引いた。

鶴川からの帰り、鼻水が止まらず難儀。おっさんの鼻水ほど忌み嫌われるものはない。これは朝型の生活をした祟りと思っている。

高卒資格認定試験は、一方で不登校の子らの憂鬱を引き出すこともある。親が認定試験をやたら話題にして、子どもが心を追い込んでしまう場合が多い。すでにここ数日で*件の相談が入り、その中のひとりを私が担当になった。私は基本的に学齢中学生以上の子の担当なので、小学生がまわってくることは少ないのだが、今回はその子が東海道線沿いの在住のために、お鉢が回ってきたのだった。

久々に南武線に乗った。空席に座ることができたので、早速うつらうつらと舟を漕いでいた。しかし東海道線沿いから小田急線の本校のように、なぜか遠方から通学してくるものなのだと、改めて思う。遠方通学の子が、近隣の子と様子が違うのは、親が同伴している場合が圧倒的だということだ。

初対面の子をみて驚いた。右手首に擦り傷とあざがあったからだ。案の定だまりこくっている。無理をせずに、自己紹介と目的を告げ、まなざしがあったので、まずは目的達成と、お暇した。電車が混んでくるので、寄り道をせずに帰宅した。

放置していた研修資料を整理し、駅ビルで買った惣菜で親の夕食を出して横になった。横になりながら、携帯電話の応答を書きあげ、夜間傾聴が始まる23時まで3時間の仮眠を取るつもりでいた。

携帯電話を枕元において、久しぶりの「懇談会通信ピックアップ」の記事部分を打ち込み始めた。そこにサポセンのMさんの電話が入った。11/30amの地域就労支援PJの開催連絡が報告されていないとのこと。さっそく担当のSさんに連絡。無事に報告は済んだが、結局眠れなかった。

夜間傾聴は、0時に連絡が入り、スタート。連絡はメールで来るが、案の定、新しい人。いくつかの運用ルールを説明していると、別のメールが飛び込んできた。次回の順の約束をして待ってもらった。レギュラーの子の知り合いだった。

本校からの紹介とはいえ、新しい方が複数名入ってくることは珍しかった。新しい方と言ってもひとりは、お兄さんが引きこもりを続けている方。しかし複数同時はやはり、どこかで合理の鉈をふるうことになる。私のキャパが浮かんでくるからだ。以前「ぽれぽれ」の方から、自分の鬱積はどうするのかと問われたことを思い出した。影響を両者の話にだして、対応の質を落としてはならないのだ。これは、営業マンも同じだろう。

閊(つか)えていた栓がはずれて流されるような、そんな一日だった。

イギリスでニート対策として、義務教育年齢を18歳に引き上げるという記事を発見。

●「義務教育は18歳まで 英政府が期間延長の方針」11/16朝日

夜間傾聴:++++++
     町田さん(仮名)
     大森君(仮名)

以上

(校正2回目済み)
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