湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

父の変調対策の数日/NさんのBig Issue 販売出発日です

2009-08-14 09:09:43 | 引きこもり
11日に介護タクシーを頼んで、病院外来に通院。半日かかる検査を受けて帰宅した。昼食は病院内のレストラン。私達にとっては、久しぶりに家族3人が同じテーブルで食事をした。おそらく俺が最後となるだろう。この検査の途中、排尿を促す場面があったのだが、出ないために尿検査は検査入院中に行うことになり、長丁場なので尿意を問うことを繰返したがだめ。ところが心電図の検査中、放心状態でベッドをびしょぬれにしてしまうなど、いままでよりも後退した状態に私達は振り回された。食事の際も、片手で椀を押さえて、椀の中の具を食べる両手を使う動作が、椀を何回もこぼしそうになるほど状態が衰えてきているのを感じていた。

帰宅後、介護タクシーのサポートをお願いして、階段をふたり介助で乗り切り、ベッドに寝かせた。ところが疲れが出たのだろう、数分もたたないうちに昏睡と紙一重の眠りに落ち、声をかけても軽く身体を叩いても応答がなくなって23時まで私が近くにいる間、全く起きなかった。昏睡に近いとしたのは、大声で寝言を言って22時頃排尿に起き上がったからだった。

このとき結局父はベッドから下りることが出来ず、紙パンツを下げた状態でベッドをびしょ濡れにしてしまった。間に合わなかったのだ。しかし私が駆けつけた数十秒の間に、父は再び眠りこけ、奥のベッド柵に後頭部を当てる形で寝息をたてていた。23時すぎまで父は起きなかった。

夕食のとき起きなかったために、温め直しが利く惣菜を中心に軽い夜食を食べさせた。少し血糖値を上げ加減の食事を食べさせた。その夜、父は興奮して眠らず、空のペットボトルをベッド柵に打ち続けて、隣の家の窓がぴしゃりと閉じられ、翌日抗議を受けた。私が1階でPCを使って作業しようとすると、いつも父は鋭敏に2階でキャッチ。咳払いとベッド柵叩きを初めて、夜間作業を中断することが頻繁におきていたが、今回は空ペットボトルをベッドに打ち付け続けたのだった。

朝4時。父はベッドから落ち、足の筋をひねってしまった。とにかく腰があがらないのだった。絨毯に犬の糞のようなかたまりがふたつ。

このあと便意を催して、父の落下との格闘は朝食時間の8時半までに7~8回に及んだ。浣腸を試みるも、拒否。紙パンツすら脱ぎ捨ててしまうのだった。12日は根気勝負となった。11時過ぎから再び眠りに入ったので、訪問看護を頼んだ。かかりつけの看護師さんは年休を取っていた。

様子を見て14時過ぎ、介護を母に任せて図書の返却がてら、買い物し、特養ホームのケアマネさんから請求されていた、新規のショートステイ先に提出する診断書のデータ不足分(アルブミン値)を済ませようとして気が付いた。水曜日は、主治医だけは木曜日ではなく水曜休診日だった。

携帯で父の様子をチェックしつつ、鶴が台のセカンドブックアーチ(古書店)のYさんのお店にお邪魔した。懸案の特養ホームと古書店をつなぐプランと、「わーく」編集部の新規企画への協力要請をするためだった。

ところがY君と話をしている最中に、母から電話が入った。父が転落しその場で失禁。手に負えないので帰宅しろというものだった。病院通院の後は疲れがデルだろうと予測してはいたが、便秘で騒ぎになるとは想定外だった。ただ、今回は腰が抜けたような状態や、悪い方の手の指が麻痺これらから、脳に血栓が飛んだように思えた。2泊目の夜間騒動は体力を消耗するので、睡眠導入剤を使ったが失禁誘導は覚悟しなくてはならなかった。

夜間傾聴を始めることになっていた高校生が、未成年飲酒でつかまった。酒を飲んで追加の酒を買いに行ったら、その店に警官がいた。職務質問を受けた。距離が遠いので、ご両親に経過を伺うことで対応。彼は身元調査のところで、「仕事は?」と問われて黙秘。重ねて問われて切れてしまった。引きこもり2年目だった。警察からの厳重注意で父親が引き取った。実は危なかった。部屋に遺書があったのだった。気付かぬ振りをして、私に本校経由で相談がまわってきたのだった。高校の担任が関わっていたが、単刀直入型なので父親が恐れていた。相談の結果、クッションを置く方向を選び、当人が父親と衝突していないことから、父親主導で解決の道を探ることに。今夜、会えたら彼と父親に会う道を探ることに。

13日。朝から訪問歯科が眠りこけている父を起こして、入れ歯の最終調整。その最中に時間予約を無視した訪問看護の看護師さんが重なる。父の様子見と浣腸をすることに。歯科の往診の片づけ中に、父は下半身裸の状態になり、ポータブルトイレに移動。浣腸を。

室内の空気がどんどん暑くなり、窓を三方開け放っているのに蒸し風呂状態の場で、父は無事開通。すさまじい悪臭の中で、採血が行われ、父はベッドに戻された。父は食事を持ってくるように私に指示。今、便をしたばかりの状態で、食事の要求とは、高齢者の食事が義務的な傾向が強く、空腹感や味わいの楽しみがやせ衰えていることを示していた。父の場合、空腹感は別だが。

とにかく異常な一日だった。便器清掃中、生協・ダスキン・墓地CM電話・宅配便・高齢者事業団関係の++さん等。まるで駆け込むように昼に。

13時突然の一家揃った来客。これで完全に墓参は吹き飛んだ。今日出向く予定のBig Issue 販売のNさんの横浜研修の2回目。この後に回る予定でいた寒川図書館の書籍延長手続きを一日前に行いつつ、寒川の某飲食店に母と訪問客の会食の席をセット。主治医のところに立ち寄って、父の「アルブミン値」が明記されている検査結果の用紙を受け取りタクシーで、新規ショートステイ予定施設に届け、車を待たせて家に戻った。施設は金曜日が判定会だった。

予定外の来客を説得。母を寒川に連れ出してもらい、父の汚物処理と洗濯。

気が付いた。五反田で夜に、昔から関わってきた青年たちとの集まりが昨日だった。至急電話。謝って改めて場をつくるということに。本当に申し訳ない。

父の見張り番やりつつ、「わーく」の新企画の提案書を作成。その最中、Big Issue 新刊、「あすなろ会」初仕事の50冊が届いたと連絡が入る。荷解きを御願いしつつ、心の疲れが吹き飛んだ。こうして駆け込むように一日が終わった。

14日。今日はNさん、Tさんと横浜・寿町の「さなぎ達」さんのところへ出向き、Nさんの販売研修の2回目(最後)に立ち会う。家の様子を見に一度帰宅し、サポセンに出向き販売再開ポスター作りの予定。前述の父親と調整取れれれば、そちらを優先。

夜間傾聴:□□君(仮名)
     多摩センター君(仮名・こちらから)


(校正1回目済み)

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