湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

父の転倒は止まらない/育成会作業所連絡会の全国大会二日目も行くことに

2009-01-30 06:31:24 | 引きこもり
父は容赦なくベッドから落下した。たちまちワイヤレス電話の子機の電源トランスが断線して、子機が充電できなくなった。カップと皿が割れ、セコムの非常用ボタン充電器が、AC電源から抜け、彼方に吹き飛んだ。サイドテーブルの内部仕切り板を父が掴まったために折れた。

母は割り切って、落下した父を引き上げずに毛布を渡して、私の帰りまで床に寝ていろと指示した。父は、全く母の言う事を聴かなかった。時間をかけて、もがきながら起き上がり、途中再転倒したが、なんとかベッドにたどり着いていた。調子のいいときは、部屋を歩いている。しかし倒れると、つかまるところが無いと起きあがれないというか、利き手の力だけで起き上がろうとして、周囲を見境無くつかまることで次々に破壊した。

昼間、こんなことがあったので、夜は父の神経がとがっていた。PCのキータッチ音に異常な反応を示す。1階の作業音が2階に聞こえるはずもないのだが、私がキーを使った途端、父はベッド柵を蹴飛ばし、柵を手づかみにして揺らす。寝ているので無意識の行動なのだが、この不可解な反応は、私が交通事故で6人部屋に入院したとき、私が枕元の腕時計を取ると、対角線上の80代の男性が悲鳴をあげた。内緒で持ち込んだCE機をいじってキーをいじると、寝返りをうってベッドに当たった。機械音が何かの連想に結びついているのかと思った。そしてこれは毎回再現されたのだった。

私が離れた4人部屋に移されたときも、距離があるのに同様な悲鳴やベッド柵叩きが再現された。父に起きているのは、その異様な鋭敏さ、耳が遠くなっているにも関わらず起きている同様の反応だった。

注意しておきたいことは、耳が遠いということは、聴覚器官の機能不全の場合と、神経を経て脳の処理が行われる系で、萎縮があったり、情報処理に異常が出て聞こえない場合とがある。後者は電気信号が聴覚器官から送り出されているので、信号は届いている。だからその受け取り方に異常があってもおかしくはないので、「耳が遠くても音に反応」ということは、ありうるのだ。

このことは、私の部屋の裏に済むご近所の年配者からの、昼夜を問わないPC作業拒否窓開閉にもつながっていた。いずれも、問題は音の大きさというより音の質のようなのだ。

私の入院時、看護師は勿論忙しいから取り合わなかった。私がしつこく言えば私側の神経過敏にされてしまう。父の状態を母に話せば、母は常識にこもり状況再現自身を拒んだ。証明されてどうという解決があるわけではない。誰かがそのうち現象を拾うだろう。だから時々書き留めておくことにしている。

今回の父の夜間徘徊は、家具にぶつかってその痛みから目覚めたらしく、まもなくベッドに戻っていた。ポータブルトイレにトイレットペーパー1巻が丸ごと落ちて、尿に水浸しになっていた。あらゆることが起きて不思議ではない。午前3時直前の出来事だった。朝から出かけることにしていたので、深夜、トイレで始末を行った。

父には、ゆっくりと縄が引きちぎれて行くような感覚を、この間味わっている。母側にも、父の介護から解き放たれたかのような、関わりの不安定さが出てきている。物忘れ、しくじり行為が頻度を高めている。バランス・キープ屋の私が耳鳴りではどうしようもないのだが、急性疾患へとつながる可能性が低いという事が救いとなっている。

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朝型人間の企画は嫌いだ。手をつなぐ育成会の作業所協議会の全国大会2日目は、参宮橋のオリンピック記念青少年センターで、(私にとっては)なんと9:15からだ。10:15からとし、12:15終了とすると部屋の予約が問題なのだろうが、2時間は見ておかないと遅刻する。今日は徹夜。帰りに相模大野校に寄って、巡回をすませて夕方帰宅する。

1日目の感想は、時間なので今夜まとめてレポートする。生計の立つ仕事の模索、社会的企業の必要を論じているが、社会情勢分析が無い。社会的ニーズをとらえず、従来の発想上から抜け出られていないという印象を受けた。これはとりあえず大枠ということで。

夜間傾聴:******君(仮名)
     □□君(仮名・こちらから)

(校正2回目済み)
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