2021/01/18 記
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☆コロナ陽性自宅待機者支援とボランティア活動〜非接触御用聞き活動の可能性〜☆
〜はじめに〜
先日、ふたりの市議さんに、
1)行政から陽性待機者へのパルス・オキシメーターの貸し出し。
2)陽性単身在宅待機者への無線緊急呼び出しボタン(無線ナースコール)の貸し出し。
の2点の提案を届けた。待機者の孤立死を防止する改善案だ。後者は警備保障会社がすでに、高齢者等の見守りサービスとして実行しているものであり、既存のサービスを利用する、いわば即成技だ。狙いは警備保障会社の有効活用である。勿論障壁はあり、その解決案は、過去のブログを見てほしい。
これらは医療崩壊の現場への一助をめざすものだ。これは個人の提案であり、コロナのような「防疫」を通して、災害ボランティアが、なす術を失っている「専門職依存」停滞を抜け出し、医療保健専門職専任化防止のいわば外周支援による、賛同ボランティアの行動提案だ。
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〜非接触御用聞き支援ということ〜
まず対象を絞りたい。ここでは、陽性待機者の中でも、濃厚接触者として家族丸ごと外出自粛下にある方を含み、特に単身在宅待機者のような社会から孤立した方への支援を考える。
ここでヒントになる活動形態がある。災害ボランティアの中の「御用聞き支援(食料・医薬品を含む『物資と情報の仲介支援』)」である。単身高齢者・傷病者・在日外国人の在宅避難者の見守り活動だ。
ただこの活動は、犯罪や変質者対策と感染症災害を射程に入れていなかった。(対策済み)
コロナでは、やや専門的な防疫知識事前取得と、高感染レベルの危険があり、素人が成しうる安全線をどこに引くかということと、救急のニーズに応じる接点を見出す必要があった。
まず在宅待機者の困難は
1)食料・常用医薬品・生活用品・金銭の補充困難
2)体調悪化時の救援連絡の困難
命の見守り役不在と緊急連絡の困難
がある。保健所は定期電話を維持することも困難なほどに、忙殺されている。
そこで、御用聞き支援の拡張として、
a)電話対話(話し相手)
b)門前までの物品配達
c)ゴミ出し(接触有り。医療関係者の指導下)
が考えられるが、支援者自身また3密回避を踏まえ、オンラインチーム、リアルでは2,3名の複数行動をとることになる。しかし現実には、まず行政が待機者名簿の開示拒否の頑迷な壁がある。市議との連携で突破が必要。
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どうか練ってみてください。フォローは、ご自由に。
夜間傾聴 なし
(校正2回目済み)
(注)
「無線」>以前は装置が、携帯電話4G回線を使っていたが、wifiを使うものもあると聞く。このため「無線」という言葉を使った。
a)電話対話>傾聴経験者・待機者の知人が良。言葉は刃物。要配慮。
b)門前までの物品配達>電話FAX等の利用。フードバンク等との連携。衣類提供。
c)ゴミ出し>医療関係者のレクチャーが必要。洗濯物の受け取り、廃棄。
●「パルスオキシメーター」の陽性待機者へのレンタル配布は、自治体により、実際に行われている。